住宅ローン 選び方住宅ローンの保証料とは
住宅ローンの保証料とは住宅ローンの保証料とは
住宅を購入するために住宅ローンを組もうとすると、住宅価格以外に事務手数料、印紙代、登録免許税、保証料、団信保険料、火災保険・地震保険等、普通に生活していてはお目にかかれないような様々な費用がかかることに驚きます。
今回の基礎知識は、これらの様々な費用の中でも金額が大きい保証料について少し掘り下げて説明したいと思います。
住宅を購入する際、組むローンは金額が大きく長期間に渡ることがほとんど。金融機関等の住宅ローン各社が一個人に対して数千万円を融資するのはリスクが大きすぎるため、本来なら連帯保証人を設定し、返済を確約してもらう必要があります。ただ住宅購入は金額が大き過ぎるため、連帯保証人になってもらえる人を見つけるのは住宅購入者にとって容易ではありません。
そこで登場するのが保証会社です。住宅ローン契約者が保証会社に保証料を払う事で、この連帯保証人の役割を果たしてくれるのです。万一住宅ローンを返済できなくなった場合、保証会社が残りのローンを金融機関に支払うことになります。保証会社がそのリスクを背負う費用が保証料になります。
ちなみに保証料はメガバンク等の大手金融機関の場合、30年ローンで概ね45万円前後が相場です。またメガバンクの場合、繰り上げ返済を行う際、保障会社に手数料を支払わなければいけないケースもあるので注意が必要です。
最近では住信SBIネット銀行、SBI新生銀行、東京スター銀行等のように、保証料を無料とする民間の住宅ローン会社も出てきています。保証料が無料という事はそれだけで、数十万円お得になるという事です。
住宅ローンを検討する際は、保証料を含む、様々な諸費用と繰り上げ返済時にかかる手数料等も含め、総合的に検討することが大切です。