圧倒的な低金利を実現!
フラット35&フラット35Sに注目
乱高下する住宅ローン金利!フラット35で将来の不安に備えよう
2013年3月に開始された日銀の金融緩和によって、日銀が長期国債を大量に購入しており、住宅ローン金利のベンチマークとなる国債の金利が大幅に低下。変動・短期に加え、中長期の住宅ローン金利も過去に例を見ない程、低くなっています。
一方で2015年に入り、金利動向に変化が起こってきています。2015年2月に低下を続けていた長期国債の金利が急上昇。2015年3月にも金利が一気に上昇する局面があり、住宅ローン金利も久しぶりに上昇に転じました。
1~2年先を見ると、金利が低い変動及び短期固定型の住宅ローンの金利の低さは魅力ですが、住宅ローンは数年で終わるものではなく、数十年というスパンで考えるべきものです。既に住宅ローン金利がこれ以上下がらない水準にある事は明らかであり、これから住宅の購入を検討される方は将来の金利上昇に備えておくべきでしょう。
住宅ローンを中長期固定で組む際、もっとも有力な選択肢になるのが、住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携し、提供する長期固定型の住宅ローン商品「フラット35」です。
本特集では一般的な金融機関が提供する中長期固定型の住宅ローンと比較しても概ね金利が低く、魅力的な水準で住宅ローンを組む事ができる「フラット35」に注目。さらに金利が優遇される「フラット35S」について、わかりやすく解説していきます。
PICK UP! 編集部注目の住宅ローン
ARUHI フラット35
8年連続で取扱いシェアNo.1を誇るフラット35を代表する住宅ローン。他のフラット35と比較しても有利な金利条件で商品を販売しており、全国に店舗展開している点も大きな魅力。他の住宅ローンからフラット35への借り換えに加え、金利優遇が受けられるフラット35Sも取り扱う。
フラット35&フラット35Sとは
フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携することで、低金利を実現している長期固定金利住宅ローンです。フラット35Sは、所定の技術基準を満たした物件に対して、フラット35の金利をさらに一定期間優遇する住宅ローン商品で、有利な条件で住宅ローンを借り入れる事ができますが、借り換えには対応していない等、一部制約があります。
下記の表を参考に、それぞれの基準を確認し、購入を検討している物件がフラット35の適用基準と合致するかどうか、確認しておきましょう。
フラット35&フラット35Sとは
フラット35とは | フラット35Sとは | |
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特徴 | 住宅金融支援機構と民間金融機関が提携することで、提供される住宅ローン商品。民間金融機関が手掛けるのが難しい、中長期の住宅ローンに特化しており、最長35年で住宅ローンを借り入れる事ができる。 | 条件を満たした物件に限り、フラット35の金利を、一定期間優遇する住宅ローン商品。金利プランAと金利プランBの2種類があり、それぞれ金利優遇の条件が異なる。 |
対象住宅 |
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対象者 |
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技術基準 |
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金利Aプラン(当初10年間0.6%金利優遇) 以下のいずれか1つの基準を満たす住宅
・新築・中古問わず※詳細条件あり
金利Bプラン(※当初5年金利0.6%優遇)省エネルギー性 耐久性・可変性 耐震性 バリアフリー性 以下のいずれか1つの基準を満たす住宅 ・中古住宅特有 以下のいずれか1つの基準を満たす住宅 省エネルギー性 バリアフリー性 ※技術基準の詳細 |
借り入れ期間 | 15~35年(※申し込み時の年齢が満60歳以上の場合、返済期間10年以上14年以下の設定も可能) | |
融資金額 | 100万円以上8,000万円以内 | |
保証料 | 無料 | |
繰り上げ返済手数料 | 無料 | |
事務手数料 | 提携先によって異なる | |
団体信用生命保険料 | 付帯せず(※任意での加入は可能) | |
住宅ローンの借り換え | ARUHI、楽天銀行フラット35他、一部提携住宅ローンは対応可 | 不可 |
フラット35Sを利用すれば金利優遇幅がさらに拡大
現在日本の景気は一進一退の状況にあり、特に地方にはまだ景気が厳しいところも多いのが現状です。フラット35Sを利用すればさらに低金利で住宅ローンを借り入れることができることができるので、上手く活用すると良いでしょう。
フラット35Sは、住宅ローンの借り換えには対応していませんが、該当する物件の取得を検討している方は、フラット35Sの借り入れがおすすめです。
フラット35S金利優遇幅
0.25%(※2023年3月31日申し込み分まで) |
フラット35金利比較!11年連続取扱いシェアNo.1「ARUHI」とは?
さてここまでフラット35ついていろいろと解説してきましたが、実はフラット35にはもう1点、知っておくべき特徴があります。それは同じフラット35という名前の提携住宅ローンでも、販売する金融機関によって、金利や事務手数料、借り換えへの対応等が異なるのです。
そこで住宅ローン比較.jp編集部が主要なフラット35の金利を比較。11年連続取扱いシェアNo.1を誇るARUHIに加え、メガバンクの一角「みずほ銀行」、トヨタグループのトヨタファイナンス、独立行政法人勤労者退職金共済機構の関連企業である財形住宅金融が提供するフラット35を比較しました。
フラット35の借り入れ及び借り換えを検討している方は、フラット35金利比較を参考に、自分の希望に合ったフラット35を見つけましょう!
フラット35金利比較(2023年2月現在)
ARUHIオススメ!
借り入れ金利(※融資比率が9割以下) |
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融資手数料(税込) | 融資額×2.16% |
その他 |
併せ融資: つなぎ融資: 借換え対応: |
財形住宅金融 財住金フラット35
借り入れ金利(※融資比率が9割以下) |
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融資手数料(税込) | 21,600円※財住金の財形住宅融資併用の場合10,800円 |
その他 |
併せ融資: つなぎ融資: 借換え対応: |
みずほ銀行 長期固定金利住宅ローン「フラット35」(手数料定率型)
借り入れ金利(※融資比率が9割以下) |
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融資手数料(税込) | 融資額×1.836% |
その他 |
併せ融資: つなぎ融資: 借換え対応: |