住宅ローン相談室日銀の利下げで銀行の住宅ローン金利も下がりますか?

住宅ローン相談室 第12回日銀の利下げで銀行の住宅ローン金利も下がりますか?

日銀が政策金利を利下げしたそうですが、住宅ローンの金利はこれから下がるのでしょうか?
住宅ローン金利の動向について教えていただきたいです。ご回答よろしくお願いします。

(名無し)

住宅ローン相談室

ご質問への回答

日銀は、2008年11月の金融政策決定会合で0.2%の政策金利引き下げを決定しました。日本の政策金利は、これまで0.5%だったので、これで0.3%となりました。

政策金利とは、日銀が市中銀行にお金を出し出す際に適用される利率ですから、これが下がれば、銀行は民間に貸し出す金利を引き下げることができます。つまり、住宅ローンの金利も下がる可能性がある訳です。

では、実際の銀行(及び民間住宅ローン各社)の対応がどうだったかを見ていきましょう。

現在、最も高い評価を受けている住信SBIネット銀行住宅ローンの大幅引き下げに動く一方、これまで高い評価を受けていた新生銀行の金利は高止まり。住宅金融支援機構と民間が提携し提供するフラット35(例:楽天モーゲージ)は小幅ながら上昇、大手都銀(例:三菱東京UFJ銀行)は、小幅ながら金利を引き下げる等、各社によって対応がわかれているのが現状です。

理由はいくつか考えられます。この金融混乱で各金融機関が大きな打撃を受けており、住宅ローン金利を大幅に引き下げる余裕がないというのが1点。また、日本の政策金利は既に他に例がないほどの超低金利(※景気悪化がもっとも酷い米国でも政策金利は1%)となっており、これ以上の引き下げは見込めません。住宅ローン金利は将来的な金利水準を考慮し設定されるため、ここから更に金利が下がるというのは現実的でないといえるでしょう。

いずれにせよ、住宅ローン金利は過去最低の水準にあります。今後、金融市場が落ち着きを取り戻すと、日銀が政策金利を引き上げる前に住宅ローン金利は上がっていきます。

現在が金利の底値かどうかはわかりませんが、底値に近いことだけは間違いありません。住宅ローンの新規借り入れ、借り換えを考えている方にとっては今が最大のチャンスなのかもしれません。

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