住宅ローン相談室変動金利で住宅ローンを組み、金利が上昇したら固定に借り換えを検討中

住宅ローン相談室 第14回変動金利で住宅ローンを組み、金利が上昇したら固定に借り換えを検討中

今は金利が低いので変動金利で借りて、住宅ローン金利が上がり出したら固定金利に借り換えようと思っているのですがどうでしょうか?どう住宅ローンを組めばいいのか悩んでいます。
ご回答よろしくお願いします。

(名無し)

住宅ローン相談室

ご質問への回答

2016年7月現在、住宅ローン金利は変動金利、固定金利共に歴史的な低水準で推移しており、変動金利は大手都銀で現在0.6~0.8%前後、長期固定型金利は現在最も安い住信SBIネット銀行が1.1%前後となっています。

この金利だけを見ると、今は金利の低い変動金利を利用し、将来借り換えるというのは良い選択のように思えますが、実際はそれほど簡単ではありません。

まず、住宅ローンの借り換えにはローン保証料の設定や抵当権の設定が必要になるため、諸経費(概ね40~60万程度)がかかります。また、当然ですが希望する住宅ローンの借り換えの審査に通る必要があります。

更に想定が難しいのが、金利の動向と借り換えのタイミングです。例えば、現在はマイナス金利という金融政策が取られていますが、その政策に限界が来て、金利が上昇に転じたとすると、一気に金利が大幅上昇する可能性もあり、すぐに住宅ローンの借り換えを検討しなければいけなくなります。また、借り換えのタイミングで金利が大幅に上昇していた場合、長い目で見ると現在の金利で借りておいたほうが良かったということも考えられます。

借り換えることで住宅ローンの返済を抑えられる可能性はもちろんありますが、これらのリスクがあることを考慮した上で総合的に判断する必要があります。

基本的に住宅を購入する際はできるだけリスクを抑えるべきです。世の中の動きや今後の金利の見通しによほど自信がある場合を除き、返済額を将来まで固定できる長期固定型の住宅ローンを中心に検討したほうが安心且つ安全と言えるでしょう。

また、自己資金に余裕があるという人は、東京スター銀行のような預金連動型住宅ローンを検討してみるのも一つの方法です。

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