金利タイプ別住宅ローンを借り換える際のポイントとは?

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住宅ローン借り換えのポイント

住宅ローンの借り換えを検討する前に住宅ローンを借り換える際のポイントとは?

現在、高い金利で住宅ローンを借り入れている人のなかには、住宅ローンの借り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。住宅ローンの借り換えには、総返済額の圧縮や、返済負担の軽減など、さまざまなメリットが期待できます

ただし、住宅ローンを借り換えれば、必ずしもお得になる…というわけではありません。
そこで今回は、住宅ローンの借り換えを検討する際に押さえておきたいポイントを、わかりやすく解説します。

住宅ローンの借り換えには諸費用がかかる住宅ローンを借り換える際のポイント その1

住宅ローン借り換えのポイント

住宅ローンを初めて組んだときと同様、住宅ローンを借り換える際も、保証料、登記費用、抵当権設定費用、事務手数料等の諸費用が発生します

ちなみに、諸費用の具体的な金額は、借り入れ金額や返済期間、利用する金融機関などによって異なりますが、一般的に30万円~100万円程度が目安といわれています。
つまり、住宅ローンを借り換える際は諸費用分も考慮し、お得になるかどうかをチェックしておくことが大切です。

 

住宅ローンの借り換えには一部制限有り住宅ローンを借り換える際のポイント その2

住宅ローン借り換えのポイント

住宅ローンの借り換えには制限があり、「民間融資から公的融資への借り換え」や「公的融資から公的融資への借り換え」はできないようになっています
例えば、以下のようなケースの場合、住宅ローンの借り換えはできません。

住宅ローンの借り換えができないケースの例

  • 銀行から住宅金融公庫への借り換え
  • 住宅金融公庫からより金利が低い住宅金融公庫への借り換え

特に、住宅ローンを住宅金融公庫や年金、財形、自治体融資等で組んでいる場合は十分に注意しましょう。
逆に、民間金融機関同士であれば、住宅ローンの借り換えに対して特に制約はありません。ただし、民間の金融機関でも、同一の金融機関内での借り換えには対応していないので、その点には注意が必要です。

住宅ローン借り換えのメリット住宅ローンを借り換える際のポイントとは?

住宅ローンの借り換えには、いくつかのメリットが期待できます。ここでは、住宅ローンを借り換えるメリットを見ていきましょう。

住宅ローンを借り換える最大のメリットは、住宅ローンの総返済額を圧縮できる(=減らせる)点です
ただ、返済期間や返済額を工夫すれば、「返済負担の軽減(※返済期間を変えず、毎月の返済額を減らした場合)」や「返済期間の短縮(※毎月の返済額をこれまでと同じ額に設定した場合)」といったメリットも享受できます。
一部繰り上げ返済を活用することで、返済期間に加え、住宅ローンの総返済額をさらに圧縮できるのも嬉しいポイントといえるでしょう。

また、住宅ローンを借り換えると、借り換え先の金融機関が提供する付帯サービスや特典が利用できます。こうした付帯サービスや特典を活用することで、住宅ローンの利便性が向上する点も、住宅ローンを借り換える際にチェックしておきたいメリットです。

住宅ローンを借り換えるメリット

  • 住宅ローンの総返済額を圧縮できる
  • 返済負担の軽減/返済期間の短縮
  • 住宅ローン商品の利便性の向上(借り換え先の金融機関の特典や付帯サービスの利用)

 

コラム:住宅ローンの借り換えでメリットを受ける条件とは?

住宅ローンを借り換えるメリットは、現在、住宅ローンを組んでいる人すべてが受けられるわけではありません。
一般的に、住宅ローンを借り換え、メリットを受けるためには、以下の3つの項目のうち、2つ以上をクリアしている必要があるといわれています。

住宅ローンの借り換えでメリットを受ける条件

  1. 現在組んでいる住宅ローンと借り換え後の住宅ローンとの金利差が年1.0%程度
  2. 住宅ローン残高が1,000万円以上
  3. 住宅ローンの残りの返済期間が10年以上

住宅ローンの借り換えを検討する際は、まず、上記の条件をクリアしているか、事前に確認しておきましょう。

借り換え先の住宅ローンを選ぶ際の比較ポイント住宅ローンを借り換える際のポイントとは?

それでは、借り換え先の住宅ローンはどのような点に注目して選ぶと良いのでしょうか?
本チャプターでは、借り換え先の住宅ローンを選ぶ際に比較すべきポイントをご紹介します。

住宅ローンを借り換える際は、下記のポイントを比較するのがおすすめです。下記の点を中心に住宅ローンを比較し、借り換え先の住宅ローンを見つけましょう。

借り換え先の住宅ローンを選ぶ際のポイント

  • 住宅ローン金利の低さ
  • 住宅ローン借り換え時の諸費用
  • 一部繰り上げ返済のしやすさ

借り換えにおすすめの住宅ローン

住信SBIネット銀行

住信SBIネット銀行 住宅ローン

住宅ローン金利 2022年12月
  • 変動金利0.44
  • 当初10年固定1.31%(当初引下げプラン)
  • 当初20年固定2.03%(当初引下げプラン)
  • 当初30年固定2.12%(当初引下げプラン)
  • 【新規借入れの場合】物件価格の80%以下で住宅ローンを借入れると、表示金利から年-0.022%優遇
  • 審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せとなる場合があります。
  • 借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
取り扱い事務手数料 借り入れ金額の2.2%(税込)
保証料 無料
一部繰り上げ返済手数料 無料
おすすめポイント
  • 業界最低水準の住宅ローン金利を実現
  • 全疾病保障が無料付帯

住信SBIネット銀行 住宅ローンの特徴
数ある金融機関のなかでも、トップクラスの実績と、利用者からの高い満足度を誇る「住信SBIネット銀行」の借り換えに対応した住宅ローン。価格.comが実施する「住宅ローン 部門別 人気ランキング」(2021年下半期)において、第1位を獲得している。
住信SBIネット銀行では、業界最低水準の住宅ローン金利を実現。他の金融機関と比較しても、有利な条件で住宅ローンを組むことができる。
また、団信にすべての病気やケガを保障する「全疾病保障」が無料付帯。住宅ローンの契約者が女性の場合、「ガン診断給付金特約」も無料付帯する。保障が充実している点も大きな魅力。
さらに、保証料、一部繰上げ返済手数料が無料となっているほか、「Web契約手続きサービス」を利用すれば、印紙代も不要になる
金利が低く、利便性の高い住宅ローンへの借り換えを検討する際、住信SBIネット銀行が有力な選択肢の一つであることは間違いない。

住信SBIネット銀行 住宅ローン

auじぶん銀行 住宅ローン

auじぶん銀行 住宅ローン

金利(年利)2022年12月
  • 変動金利0.389(全期間引下げプラン)
  • 10年固定0.885(当初期間引下げプラン)
  • 20年固定1.455(当初期間引下げプラン)
  • 30年固定1.800(当初期間引下げプラン)
  • 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、 この場合には上記の金利とは異なる金利となります。
    金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。
取り扱い事務手数料
  • 借入金額の2.2%(税込)
保証料 無料
※審査の結果、保証会社を利用する場合は保証料相当額を金利に上乗せ。
一部繰り上げ返済手数料 無料
おすすめポイント
  • 住宅ローン金利が最大年0.1%優遇される「au金利優遇割」あり
  • 「がん50%保障団信」が無料付帯

auじぶん銀行 住宅ローンの特徴
三菱UFJ銀行とKDDIが出資する「auじぶん銀行」の借り換えに対応した住宅ローン
auじぶん銀行の住宅ローンは、低水準の住宅ローン金利を実現。さらに、住宅ローンと「au回線」「じぶんでんき」をセットで契約することで、住宅ローン金利を最大年0.1%優遇する「au金利優遇割」も提供している。
また、付帯保障が充実しており、がんと診断された場合に住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」が無料付帯。ちなみに、この「がん50%保障団信」には、すべての病気・ケガを保障する「全疾病保障」も含まれる。住宅ローン返済期間中の万一のリスクにしっかり備えられる点も嬉しいポイント。
その他にも、事前審査から契約まで、すべての手続きがネットで完結するほか、保証料や一部繰り上げ返済手数料が無料など、利便性の高いサービスを提供している。
住宅ローンの借り換えを検討する際、auじぶん銀行は、まずチェックしておきたい。

auじぶん銀行 住宅ローン

まとめ住宅ローンを借り換える際のポイントとは?

さまざまなメリットが期待できる住宅ローンの借り換えですが、住宅ローンの残年数・残高が少ない場合や、借り換え先との金利差があまりない場合は、借り換えをしても、あまりお得にならない場合があります。
住宅ローンの借り換えを検討する際は、現在の住宅ローンで返済を続けた場合の総額と、住宅ローンを借り換えた場合の総額をしっかりと比較することが重要です

住宅ローンを借り換える際は、下記のポイントを比較するのがおすすめです。下記の点を中心に住宅ローンを比較し、借り換え先の住宅ローンを見つけましょう。

著者 溝口 麻衣

著者 溝口 麻衣

Hayakawa所属のチーフライター兼編集者。住宅ローンを借り換える際のポイントについての調査と記事執筆を担当。
わかりやすく、ちょっとした気付きのある記事を目指し、日々原稿を執筆している。2級FP技能士取得。

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