住宅ローン金利動向2016年1月の住宅ローン金利動向

2016年1月の住宅ローン金利動向住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2016年1月の住宅ローン金利は、2015年12月に実施された米国の利上げの影響が限定的なものとなり、中長期金利が小幅ながらに下落した事から、金融機関の多くが金利の引き下げに動きました。変動金利及び短期金利に関しては下落余地が少ないものの、一部金融機関が引き下げに動くなど、積極的な動きが目立っています。現在の状況を考えると、2016年1月は住宅ローンの新規借り入れ、もしくは借り換えを検討する上で好機と言って良いでしょう。米国は年に数回の利上げを予定しており、米国の金利が上昇を続ける場合、各国の金利も米国の金利を基準に、小幅ながらに上昇する展開が予想されます。日本の金利も例外ではなく、現在の日銀がほぼ全ての国債を買い入れている状況は非常事態であり、永久に続ける訳にはいきません。将来を見据えて住宅ローンの借り入れ、借り換えを考えるのであれば、金利が低いうちに検討し、金利が上昇する前に固定金利で返済額を確定する事が重要です。物事に永遠はありません。今の低金利がずっと続く訳ではないという事は認識しておきましょう。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。住宅ローン比較が実施しているユーザーの満足度調査で、2016年1月も1位をキープした住信SBIネット銀行は、借り換え限定で変動金利の金利をさらに引き下げると共に、10年以上の中長期金利を引き下げました。現在の住信SBIネット銀行の住宅ローン金利の水準はいずれも過去最低レベルです。また、住信SBIネット銀行と共に利用者から高い評価を受けている新生銀行は、前月同様、全ての金利を据え置く一方で2016年2月20日までの期間限定で、条件を満たしたユーザーの住宅ローン金利を0.15%優遇するキャンペーンを開始。さらに事務手数料も先着5,000名限定で5万円優遇する等、キャンペーンを強化しています。
次に利便性の高さと変動金利・固定金利の低さから高い評価を獲得しているソニー銀行は、短期に加え、中長期の固定金利を引き下げ、さらに借り入れ・借り換えしやすい魅力的な水準でサービスを提供しています。ちなみにソニー銀行は、自己資金が10%以上ある新規借り入れるユーザーに対して金利を優遇するサービスを今月も継続。住宅ローンの新規の借り入れで、自己資金を物件価格の10%以上用意できる方は、より有利な条件で契約できるので要チェックです。

最後に日本を代表する銀行「メガバンク」の住宅ローン金利の動向を見ていきます。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱東京UFJ銀行は、長らく据え置いていた変動金利を引き下げました。この変更で変動金利型の住宅ローンの競争力は大幅に高まりました。また、10年ものの住宅ローン金利に関してはキャンペーン金利を据え置く一方で、基準金利は0.1%引き下げています。その他の金利に関しても一部長期金利に関しても引き下げています。三菱東京UFJ銀行に次ぐ人気を誇る三井住友銀行は、中長期の住宅ローン金利を引き下げ、三菱東京UFJ銀行とほぼ同水準でのサービス提供となりました。

2015年12月に実施された日銀の金融政策決定会合では、市場の判断が分かれる施策の発表が行われたため、円が急落した後、急騰する等、これまでには反応が見られました。この事から唯一つ言えることは、日銀が打てる手はこれ以上多くはないという事です。つまり、ここからさらに日銀の政策によって金利が急落するというような事は少ないと言えるでしょう。以前から住宅ローン比較.jp編集部では、これ以上の金利の低下を期待するべきではないという事をお伝えしていますが、住宅ローン金利は、間違いなく歴史的な低水準に位置しています。だからこそ2016年1月の金利低下は驚くべき事実であり、この環境は住宅ローンの借り入れ・借り換えにとって好機である事は間違いありません。住宅の新規購入や住宅ローンの借り換えは家計に大きなインパクトを与える重要な判断であるからこそタイミングが重要です。現在住宅の購入を検討している方は、このタイミングを逃さないようにしましょう。