住宅ローン金利動向2016年11月の住宅ローン金利動向

2016年11月の住宅ローン金利動向住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2016年11月の住宅ローン金利は、ここ数か月の金利変動とはうって変わり、落ち着いた金利推移となりました。日銀は2016年9月に導入した新たな金融緩和の枠組み「イールドカーブコントロール」の結果を注視しており、金融政策はしばらく据え置かれる可能性が高いでしょう。金融政策が変わらないという事は、金利が大きく変動する可能性も相対的に低くなると言えます。大きな相場変動の材料として2016年11月8日に予定されている米国の大統領選挙がありますが、この一大イベントが大きな波乱なく通過する場合、年内は安定的に金利が推移する可能性が高いでしょう。一方で国土交通省が10月26日に発表した不動産価格指数を見ると、2016年7月の不動産価格は戸建てがマイナス、マンションに関してはプラスとなっていますが、取引件数に関しては明らかに減速しています。住宅の販売が減速すると、金融機関は住宅ローン利用者の確保が難しくなるため、金利を引き下げたり、借り換えを希望するユーザー向けのキャンペーンを実施する傾向があるので、住宅ローンの新規借り入れ、借り換えを検討している方は、今後の金利動向をしっかり確認し、お得な金利で住宅ローンの借り入れ、借り換えを目指しましょう!

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。住宅ローン比較が実施しているユーザーの満足度調査で、2016年11月も1位をキープした住信SBIネット銀行は、2016年10月と全く同じ金利条件で住宅ローン商品を提供。特に固定金利特約型2年~10年までの金利の低さは他の住宅ローンと比較しても魅力ある水準と言えるでしょう。また変動金利に関しても0.5%を下回る金利で提供しており、大手都銀と比較すると、金利の低さがより際立つ結果になっています。次に住信SBIネット銀行と共に利用者から高い評価を受けている新生銀行ですが、2016年11月に関しては、変動金利と当初固定金利タイプ15年の金利をわずかながら引き上げました。新生銀行は定期的に全ての期間の住宅ローン金利を引き下げるキャンペーンを実施しており、早期の実施に期待したいところです。

次に変動金利・固定金利の低さと、月中に翌月の住宅ローン金利がわかる利便性の高さが高い評価を獲得しているソニー銀行ですが、2016年11月は10年を超える中期金利と30年を超える長期金利を引き下げました。特に30年固定に関しては1.154%~借り入れ可能となっており、フラット35と比較しても魅力的な水準でサービスを提供しています。またソニー銀行は、自己資金が10%以上ある新規借り入れるユーザーに対して金利を優遇するサービスを、2016年11月も継続。住宅ローンの新規の借り入れで、自己資金を物件価格の10%以上用意できる方は、より有利な金利条件での借り入れが可能です。
ここまでは住宅ローン比較が掲載している数ある住宅ローンの中でも最も人気の高い3行の状況を見ていきました。次にここ最近、注目度が急上昇している住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。住宅ローンの提供開始は2015年からと新興勢力ながら、他の住宅ローンと比較しても魅力ある金利水準と団信で高い評価を獲得しているじぶん銀行は、2016年11月も0.5%を切る変動金利を継続。数ある住宅ローンの中でもトップクラスの低金利でサービスを提供しています。その他の金利に関しては、ボリュームゾーンの10年を据え置く一方で、2年、3年、15年、20年、30年に関しては今月も小幅ながらに引き上げています。この引き上げを考慮したとしても、現在の他行の住宅ローン金利の状況をもとに検討するのであれば、住宅ローンの借り入れ(借り換え)を検討している方であれば、じぶん銀行は有力な選択肢になります。ちなみにじぶん銀行は、がん団信に他の住宅ローンにはない強みがあり、なかでも万一がんになった場合、住宅ローンの返済額が半額に圧縮される「がん50%保障団信」を費用負担なしで付帯することができます。この団信は他の金融機関にはないじぶん銀行独自のサービスで、他と住宅ローンとサービスを比較する上で、大きなアドバンテージになっています。その他にもスマホ経由で1円から手数料無料で繰上返済できる利便性の高さも、じぶん銀行の特筆すべき魅力の一つです。

最後に日本を代表する銀行「メガバンク」の住宅ローン金利の動向を見ていきます。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱東京UFJ銀行は、長期金利の代表格である30年固定金利を引き下げる一方で、他の金利に関しては据え置きました。三菱東京UFJ銀行に次ぐ人気を誇る三井住友銀行は全ての金利を据え置き、前月に開いた長期金利の差は少し埋まりました。

2016年11月の住宅ローン金利の動向を総括すると、日銀の政策が据え置かれたこともあり、多くの金融機関が状況を見守る様子見の月になったと言えるでしょう。
その一方で日銀の黒田総裁は長期金利はもう少し上がっても良いと発言するなど、金利のトレンドに関しては上方向を意識する必要があるとも言えます。現在の金利水準が歴史的に見ると、圧倒的に低い水準にあることは間違いありません。新規で住宅ローンを組むという方は物件次第ですが、住宅ローンの借り入れを検討している方にとって、今が良いタイミングであることは間違いないでしょう。
住宅ローン比較.jp編集部としては、今後緩やかな金利上昇を予想しているため、住宅ローンの借り換えを検討している方には早めの申請をおすすめします。