住宅ローン金利動向2017年7月の住宅ローン金利動向

2017年7月の住宅ローン金利動向住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2017年7月の住宅ローン金利は、一部の金融機関で変動があったものの、多くの金融機関が短期、中期、長期の金利を据え置きました
日本の住宅ローン金利に大きな影響を与える、世界の金利動向を見ていくと、6月26日以降、欧州、米国共に金利が急騰。その動きに伴い日本国債の金利も急激に上昇しています。これは欧州が緩和政策の出口をどこに設定すべきかの検討に入ったことが、最大の理由です。また米国が2017年6月に予定通り今年2度目の利上げを行ったことも、金利上昇の下地になった可能性が高いでしょう。
2017年7月の住宅ローン金利は、この影響を受けていませんが、金利がこのまま高止まりするのであれば、2017年8月は確実に金利が上昇するはずです。住宅ローンの借り入れ(借り換え)を検討している方は、金利動向に注意したほうが良いでしょう。
新規で家を購入する場合、住宅ローンを借り入れるタイミングには制限がありますが、住宅ローンを借り換える方は、自分で借り換えのタイミングを選ぶことができます。7月に借り換える場合は7月中旬までに申し込むことができれば、最短で2週間程度で手続きが完了し、月内に間に合うはずです。このままいくと2017年8月の住宅ローン金利が上昇することはほぼ間違いありません。近々住宅ローンを借り換えようと考えていた方にとって、2017年7月はチャンスの月と言えるでしょう。住宅ローンの借り換えも、今後の総返済額を左右する大きなライフイベントです。
住宅ローン比較が調査した情報はもちろん、各住宅ローンの利用者の評判もしっかりチェックし、後悔しない商品選びを心がけましょう!

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。住宅ローン比較が実施しているユーザーの満足度調査で、2017年7月も総合評価で1位を獲得した住信SBIネット銀行は、変動金利及び全ての期間の固定金利を据え置きました。また2017年6月から8疾病保障を全疾病保障にアップグレードしており、これを記念した金利優遇キャンペーンを実施するなど、先月以上に有利な金利で住宅ローンを借り入れ可能です。次に住信SBIネット銀行に肉薄するほどの金利を獲得しつつある、じぶん銀行の金利動向をチェックします。じぶん銀行の住宅ローンは、特に変動金利と短期固定金利に強みがあり、他の金融機関の住宅ローンと比較しても大きな魅力があります。特に住宅ローン変動金利ランキングでは、長く続いた住信SBIネット銀行の1位を奪取。利用者から高い評価を獲得しています。また、万一がんになった場合、ローン残高が半分になる50%がん団信も利用者の追加費用負担なく加入できることから、高い評価獲得、その先進的なサービスは大きな注目を集めています。2017年7月の金利を見ると、変動金利に関しては0.5%以下で据え置き。2年、3年、5年、10年といったじぶん銀行が得意とする短期と中期の金利も据え置いています。さらに15年、20年、30年といった長期金利に関しては引き下げており、今月は金利の改善に積極的に動いた月と言えるでしょう。じぶん銀行の住宅ローンを相対的に評価すると、変動及び短期・中期の金利帯を中心に住宅ローンの借り入れ(借り換え)を検討している方にとって、有力な選択肢の一つになるはずです。特に前述した50%がん団信は他の金融機関にはないじぶん銀行独自のサービスであり、他と住宅ローンの付帯サービスと比較しても、大きな優位性があります。その他にもスマホ経由で1円から手数料無料で繰上返済できる利便性の高さ、印紙代不要で住宅ローンの契約が完結する最新のシステムも、住宅ローンの総返済額を節約する上で一役買っています。

次に見かけ上の金利は、他の住宅ローンと比較すると若干高めですが、諸費用が安く、総返済額で考えると初期費用を抑えることができることから、多くのユーザーに支持されている新生銀行の金利動向を見ていきます。新生銀行は、2017年7月に関しては全ての金利を据え置きました。また今月も条件を満たせば、事務手数料108,000円が無料になる期間限定キャンペーンを継続。このキャンペーンを活用すると初期費用をさらに圧縮することができます。本キャンペーンは2017年7月末までが申込期限となっており、審査申し込みだけでAmazonギフト券1,000円分がもらえるキャンペーンも併用可能です。新生銀行の住宅ローンを検討している方は、キャンペーン期間中の申し込みを検討すると良いでしょう。

次に変動金利・固定金利の低さに加え、月中に翌月の住宅ローン金利がわかる利便性の高さが魅力のソニー銀行の動向を見ていきます。ソニー銀行の2017年7月の住宅ローン金利は、変動金利を据え置く一方で、3年、5年といった短期金利を引き上げ、10年を超える中期、長期金利を引き下げました。これは他の金融機関にはない動きであり、翌月の金利を前月の中旬に発表するソニー銀行ならではと言えるでしょう。またソニー銀行は、自己資金が10%以上ある新規借り入れユーザーの金利を優遇するサービスを提供していることから、条件を満たす方は、より有利な条件で住宅ローンの借り入れが可能です。
ここまでは住宅ローン比較の調査で常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの住宅ローン金利の動向を見ていきます。まず最初はメガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱東京UFJ銀行の動向を見ていきます。三菱UFJ銀行 の2017年7月の住宅ローン金利は、変動及び3年、5年固定を据え置く一方で、10年を超える中期及び長期金利を引き下げました。現在の金利状況を見ると、10年固定を引き下げるという動きはかなり異質であり、来月はその反動で上がる可能性が高いでしょう。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気を誇る三井住友銀行は、変動金利だけではなく、固定金利に関しても全ての金利帯で据え置き。みずほ銀行に関しては中期、長期の金利を引き上げています。2017年7月は、横並びになることが多いメガバンクの動きが全く異なっており、非常に珍しい月と言えるでしょう。

2017年7月の住宅ローン金利の動向を総括すると、多くの金融機関が金利を据え置く一方で、金利を動かした金融機関の判断がそれぞれ異なる珍しい月になりました。これは先月もお伝えしましたが、将来の金利予測が難しくなってきており、以前と比較すると、金融機関の足並みが揃いずらくなっていることの証と言えるでしょう。
2017年7月も日銀が動く可能性は極めて低く、日本の住宅ローン金利は金融緩和の出戦略の議論に入っている欧州や米国の金利動向に左右されそうです。米国然り、欧州然り、出口戦略が議論されるようになると、金利は急騰する傾向があります。これは日本も例外ではなく、日本で同様の議論が始まると、現在無理やり金利を低く抑えている反動もあり、信じられないほど金利が急騰する可能性があるということは、覚悟しておきましょう。
住宅ローン比較 編集部では、一貫して2017年の金利は上向きと予想しています。新規購入の方は現在無理に物件を購入する必要ありません(※気に入った物件があり、無理なく返済できる場合は買うべき)が、借り換えを検討している方にとって、2017年7月が借り換えに適した月であることは、間違いありません。総返済額を圧縮できるのであれば、多少手間がかかっても早めに借り換えることをおすすめします。