住宅ローン金利動向2018年1月の住宅ローン金利動向

2018年1月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2018年1月の住宅ローン金利は、多くの金融機関が金利を据え置くか、一部金利を引き上げています。2017年の住宅ローン金利は不安定な推移が続きましたが、2018年もこの流れを引き継ぐ可能性が高そうです。
ちなみにこの住宅ローン金利の動きは、アメリカが予想通り12月に利上げを行い、時間をおいて金利が2.3%台から2.4%台に上昇。それに伴い日本国債の金利が上昇したことが最大の要因です。
ちなみに米国は2018年も3回程度の利上げを予定していることから、この利上げに伴い、米国債の金利が順調に上昇する場合、日本国債の金利が上昇、住宅ローン金利も影響を受ける可能性が高いでしょう。
また様々なニュースサイトで今年の大きな注目点として、日銀の出口戦略の議論開始が挙げられています。これは現在日銀が行っているゼロ金利政策を解除し、金融政策を通常に戻すというもので、万が一日銀がこの議論を始めた場合は、日本国債の金利はまず間違いなく急騰するはずです。ちなみに日米欧の3大経済圏の中で、出口戦略の議論を開始していないのは日本だけです。それが今年になるのか、来年になるのかはわかりませんが、必ず近い未来に起こり得る出来事であり、そのタイミングで住宅ローン金利は間違いなく、上昇するということを頭に入れておきましょう。
2018年のスタートは金利の据え置きまたは小幅上昇でスタートしましたが、いまだに金利は十分に低い水準に抑えられています。住宅ローンの新規借り入れ、借り換えを検討されている方は、今年も住宅ローン金利の動向にもしっかり注意を払い、良い条件での借り入れ、借り換えを目指しましょう。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。まずは2018年1月も固定金利、10年固定、変動金利、借り換えと全ての住宅ローンランキングで全て1位もしくは2位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向です。
住信SBIネット銀行は、他のネット銀行や都銀の多くが金利を引き上げるなか、全ての金利を据え置き、相対的な魅力は高まったと言えるでしょう。
2017年に住信SBIネット銀行が提供を開始した全疾病保障は、2018年1月時点では競合がいない状況です。この団信をきっかけに住信SBIネット銀行を選ぶ人も少なくありません。金利が変わらず、総返済額が同じなら、住信SBIネット銀行の住宅ローンが、新規借り入れ、借り換え共に、優位性があると言えるでしょう。
次は、変動金利では住信SBIネット銀行を上回る評価を獲得しており、固定金利に関しても10年までの短期から中期固定金利に大きな魅力があるじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。じぶん銀行は、既に最も高い評価を獲得している変動金利の金利は据え置きましたが、短期・中期・長期固定金利については、若干引き上げています。これは前月10年固定を除くすべての金利を引き下げた反動と言えるでしょう。また今月じぶん銀行は、住宅ローン比較が実施する固定金利ランキングで初めて同率1位にランクインしています。10年を超える金利に関しては、優位性に乏しいものの2年、3年、5年、10年といった短期及び中期固定金利に関しては非常に金利が低く、利用者の評判も総じて高いことがランクアップの要因です。
また、じぶん銀行は、ネット(スマホ)で全ての手続きが完了するサービスを実現しており、紙での住宅ローン契約の際、必要になる印紙代が必要ない他、万が一がんになった場合、住宅ローンの返済が半額免除される50%がん団信を無料付帯。1円からできる繰り上げ返済のし易さも高く評価されていました。住宅ローン比較 編集部は、複利効果を生む繰り上げ返済を、積極的に活用すべきと考えています。じぶん銀行の住宅ローンに申し込む方は、利便性の高い繰り上げ返済を上手く活用すると良いでしょう。

それでは次に、見かけ上の金利は若干高いものの、事務手数料含む諸費用が安く、初期費用を大幅に抑えることができる点が魅力の、新生銀行の住宅ローンの金利動向を見ていきます。新生銀行は、多くの金融機関が一部の金利を引き上げるなか、30年固定金利を引き上げています。またその他の金利に関しては据え置いており、安定した住宅ローン金利で商品を提供している点は評価すべきでしょう。さらに2017年11月から提供を開始した11年目以降の金利が徐々に下がっていくステップダウン型の住宅ローンにも注目です。

次に変動金利・固定金利の低さに加え、月中に翌月の住宅ローン金利がわかる利便性の高さが魅力のソニー銀行の動向を見ていきます。ソニー銀行の2018年1月の住宅ローン金利は、新規に関しては5年固定金利を引き下げる一方で10年を超える固定金利を引き上げ、借り換えに関しては多くの金利帯の金利を引き上げる一方で、30年固定金利を引き下げています。ちなみにソニー銀行では、自己資金が10%以上ある新規借り入れユーザーの金利を優遇するサービスを引き続き実施しています。この条件を満たす方であれば、より有利な条件で住宅ローンの借り入れが可能です。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

それでは最後に日本を代表するメガバンクとフラット35の金利動向をご紹介します。まず最初は、メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱東京UFJ銀行の金利動向です。三菱東京UFJ銀行の2018年1月の住宅ローン金利は、30年固定金利を引き上げた以外は、全ての期間の金利を据え置きました。次に三菱東京UFJ銀行に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行の動向ですが、三井住友銀行に関しては全ての金利を据え置き。メガバンクの最後の一角、みずほ銀行に関しては、11年を超える全ての金利を引き上げており、2018年1月に関してはメガバンクによって対応が全く異なりました。

2018年1月の住宅ローン金利の動向を総括すると、金融機関によって全く対応が異なる珍しい月になりました。2018年1月の住宅ローン金利の基準となる2017年12月も金利が乱高下しており、2018年も金融機関各社は住宅ローン金利の設定に頭を悩ませることになりそうです。
住宅ローン比較 編集部では、去年1年間ずっと住宅ローン金利は動向が読めず、リスクが高いという事を言い続けてきましたが、2018年も同様にリスクが高い1年になると考えています。住宅ローンの借り入れもしくは借り換えを検討されている方は、万一の金利上昇リスクに備えることができる、住宅ローン商品を選ぶと良いでしょう。変動金利の低さは大きな魅力ですが、変動金利で借り入れる場合、金利が本格上昇する前の借り換えを、固定金利で借り入れる方は、10年固定を軸に、フラット35の利用を検討するのも良いでしょう。
住宅価格の動向を見ると、ここ数ヶ月頭打ちになっています。今後住宅価格がさらに上昇するのか、下落するのかの予想は困難ですが、価格が大幅下落する可能性は低いでしょう。住宅を購入する上で重要なのは、物件価格と住宅ローン金利の状況をトータルで考え、無理なく返済できるかどうかです。これから住宅の購入を検討しているという方はもちろん、自身が借り入れた際と比較すると、今のほうが金利が低いという方も、総返済額がどうなるかをしっかり考え、住宅ローンの借り入れもしくは借り換えを検討してみてはいかがでしょう。