住宅ローン金利動向2018年6月の住宅ローン金利動向

2018年6月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2018年6月は、日本国債の金利は上下動を繰り返しながらも横ばいで推移しました。住宅ローン比較 編集部では、今月は多くの金融機関が金利を据え置くことを予想していましたが、じぶん銀行、新生銀行が一部金利帯の金利を引き下げる一方で、住信SBIネット銀行、ソニー銀行が金利を引き上げるなど金融機関によって対応がわかれました。
また三菱UFJ銀行や三井住友銀行、フラット35も長期金利を引き上げています。2019年の消費税増税を控え、これから夏にかけて住宅市場は盛り上がりが予想されます。
住宅ローン金利が現在のように低い状況を保ったとしても、住宅価格が上昇してしまっては意味がありません。そろそろマイホームを購入したいと考えている方は、物件探しに手を抜かず、希望する物件が見つかったら早めに動くことが大切です。多少の物件価格の差であれば、金利が低い住宅ローンを賢く選び、繰上げ返済を活用すれば、無理なく返済できるケースも少なくありません。
住宅ローン比較の情報も参考に、自分に合った住宅ローンを見つけましょう。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。まずは2018年6月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、20年固定の4つランキングで全て3位以内にランクインするなど、高い評価を獲得している住信SBIネット銀行の金利動向です。
住信SBIネット銀行は、先月同様、変動金利、固定金利2年、3年、5年といった短期金利を据え置く一方で、10年、20年、30年といった中期固定及び長期固定金利を引き上げました。
この金利引き上げ分を考慮しても住信SBIネット銀行の金利水準は、他の住宅ローンと比較すると優位性があります。また団信に関しても、8疾病保障を無料付帯させることができるなど、充実していることから、新規で借り入れる場合も、既存の住宅ローンから借り換える場合も、住信SBIネット銀行を選び、損をするという可能性は低いでしょう。
次は、変動金利に加え、固定金利のランキングでも住信SBIネット銀行を上回る評価を獲得しているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向を分析します。まず、数ある住宅ローンの中で、最も高い評価を獲得している変動金利に関しては今月も据え置き。他の金利帯に関しては、概ね据え置いていますが、先月引き上げた固定金利2年、固定金利10年を引き上げました。特に固定金利2年に関しては0.280%という圧倒的な低金利を提示。2年程度での一度住宅ローンを見直したいという方にとって、今月のじぶん銀行の住宅ローン金利は大きなチャンスと言えるでしょう。
また、じぶん銀行は、住宅ローンの契約だけではなく、火災保険の契約もネット完結を実現しており、通常契約時にかかる印紙代がかかりません。さらに万が一がんになった場合、住宅ローンの返済が半額免除される50%がん団信を無料付帯できる点も高い評価を獲得している原動力と言えるでしょう。

それでは次に、見かけ上の金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができ、総返済額で考えると優位性がある新生銀行の住宅ローンの金利動向を見ていきます。新生銀行は、変動金利、短期固定、長期固定金利を据え置く一方で、固定金利7年、固定金利10年の金利を引き下げました。また新生銀行は、住宅ローンの借り入れから11年経過すると、金利が徐々に低下していくステップダウン金利タイプという新しい住宅ローン商品を提供しています。25年~35年固定で借り入れることができ、金利も1.75~2%と決して高くないので、将来の金利上昇が不安という方は、利用を検討してみても良いでしょう。

次に変動金利・固定金利の低さに加え、月中に翌月の住宅ローン金利がわかる利便性の高さが魅力のソニー銀行の住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2018年6月の住宅ローン金利は、変動金利を据え置く一方で、固定金利に関しては、全ての期間で引き上げています。これは前月全ての金利を引き下げた反動と言えるでしょう。ちなみにソニー銀行では、自己資金が10%以上ある新規借り入れユーザーの金利を優遇するサービスを変わらず実施。この条件を満たす方であれば、より有利な条件で住宅ローンの借り入れが可能です。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

それでは最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2018年5月の住宅ローン金利は、変動金利、短期固定金利を据え置く一方で、中期固定、長期固定金利を引き上げています。次に三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行の動向ですが、こちらもほぼ変わらず、変動金利と短期固定金利を据え置く一方で、中期固定、長期固定金利を引き上げています。(ただし長期固定金利の中でも固定金利35年且つ借り換えでの利用に限り、金利を引き下げました。)
メガバンクの最後の一角、みずほ銀行は、変動金利、短期固定金利を据え置く一方で、中期固定金利、長期固定金利を引き上げており、2018年6月はメガバンクの足並みが珍しく揃いました。

2018年6月の住宅ローン金利の動向を総括すると、金融機関によって対応が大きく分かれた月と言えます。日本国債の金利がこの1ヶ月でほとんど変動していないことを考えると、これだけ対応に差が出た理由は、金融機関各社の金利予測がそれだけ難しかったということでしょう。
住宅ローン比較 編集部では、本年度後半の金利上昇を予想していますが、それまではまだ金利の乱高下がありそうです。先月前半は米国金利が3%を明確に超え、日本金利もつられて上がる気配を見せていましたが、ここにきて欧州の政治不安から米国債が買われ、金利が急低下しています。また2018年6月1日に関しては、日銀が買いオペを予想外に減額したことから、日本国債の金利が上昇しました。このように金利の変動は毎月必ずありますが、米国の景気が後退しない限り、将来の金利は最終的には右肩上がりで上昇するはずです。
2018年6月の住宅ローン金利は、各社対応が分かれており、一部では金利が低下しています。現在購入を検討している物件があるという方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとっても、金利が低下した金融機関の住宅ローン商品は要チェック。また住宅ローン金利の動向はもちろん、各種住宅ローン比較の結果も参考にしていただけると幸いです。