住宅ローン金利動向2018年7月の住宅ローン金利動向

2018年7月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2018年7月の住宅ローン金利は、多くの金融機関が、変動・短期固定・中期固定金利を据え置くか一部引き下げています。その最大の理由は、米国債を筆頭に、世界中で国債の金利が低下したことにあります。日本国債も例にもれず5月末時点と6月末時点を比較すると、金利が低下しており、住宅ローン金利の低下もこの動きを反映した結果と言えるでしょう。
住宅ローン比較 編集部では、今月さらなる金利の上昇があると考えていたため、予想が外れましたが、住宅ローンの新規借り入れや借り換えを検討されている方にとって、この金利低下は間違いなく大きなプラスです。
2019年の消費税増税を控え、これから夏にかけて住宅市場がさらに盛り上がっていくことを考えると、7月は大きなチャンスの月になる可能性が高いでしょう。
また住宅ローン金利がたとえ低下したとして、住宅価格が上昇してしまっては意味がありませんが、現在は住宅市況も停滞しており、新築にせよ中古にせよ、住宅購入を検討する好機であることは間違いありません。そろそろマイホームを購入したいと考えている方は、物件探しに手を抜かず、希望する物件が見つかったら早めに動くことが大切です。多少の物件価格の差であれば、金利が低い住宅ローンを賢く選び、繰上げ返済を活用すれば、無理なく返済できるケースも少なくありません。
住宅ローン比較の情報も参考に、自分に合った住宅ローンを見つけましょう。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。まずは2018年7月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、20年固定の4つランキングで全て上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向です。
住信SBIネット銀行は、先月同様、変動金利、短期固定、中期固定金利を据え置きましたが、20年、30年といった長期固定金利を引き上げています。これで長期固定金利の引き上げは2ヶ月連続です。
この金利引き上げ分を考慮しても住信SBIネット銀行の金利水準は、いまだに他の住宅ローンと比較すると優位性があります。また8疾病保障を無料付帯させることができる団信も高い評価を獲得。利用者の口コミの評価を見ると、新規で借り入れる場合も、既存の住宅ローンから借り換える場合も、住信SBIネット銀行を選び、損をするという可能性は低いでしょう。
次は、変動金利に加え、固定金利のランキングでも住信SBIネット銀行を上回る評価を獲得しているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。まず、数ある住宅ローンの中で、最も高い評価を獲得している変動金利に関しては今月も据え置き。他の金利帯に関しては、短期固定、中期固定、長期固定の全てで金利を引き下げるなど、攻めの金利を設定。特に当初10年固定までは他の住宅ローンと比較しても優位性がある水準に設定されているので、要チェックです。
また、じぶん銀行は、住宅ローンの契約をネットで完結できるだけではなく、火災保険の契約もネット完結を実現、通常契約時にかかる印紙代がかかりません。さらに万が一がんになった場合、住宅ローンの返済が半額免除される50%がん団信を無料付帯できる点も利用者から支持されていました。

それでは次に、見かけ上の金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができ、総返済額で考えると優位性がある新生銀行の住宅ローンの金利動向を見ていきます。新生銀行は、変動金利、短期固定、長期固定金利のほとんどを据え置いていますが、5年固定だけは若干金利を引き上げました。また新生銀行は、住宅ローンの借り入れから11年経過すると、金利が徐々に低下していくステップダウン金利タイプという新しい住宅ローン商品を提供。25年~35年固定で借り入れることができ、当初金利も1.75~2%と決して高くはないので、将来の金利上昇が不安という方は、利用を検討してみても良いでしょう。

次に変動金利・固定金利の低さに加え、月中に翌月の住宅ローン金利がわかる利便性の高さが魅力のソニー銀行の住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2018年7月の住宅ローン金利は、変動金利を据え置く一方で、固定金利に関しては、3年、5年、10年といった短期固定及び中期固定金利を引き下げる一方で、20年を超える金利に関しては引き上げました。ちなみにソニー銀行では、自己資金が10%以上ある新規借り入れユーザーの金利を優遇しており、条件を満たす方であれば、より有利な条件で住宅ローンの借り入れが可能です。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

それでは最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2018年7月の住宅ローン金利は、変動金利、短期固定、中期固定金利を据え置く一方で、長期固定金利を引き上げています。これで長期固定金利の引き上げは2ヶ月連続です。次に三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行の動向ですが、こちらは対照的な動きになっており、変動金利と短期固定、中期固定金利を据え置く一方で、長期固定金利を引き下げました。
メガバンクの最後の一角、みずほ銀行は、変動金利を据え置く一方で、短期固定、中期固定、長期固定金利をいずれも引き上げており、2018年7月はメガバンクによって全く異なる動きになりました。

2018年7月の住宅ローン金利の動向を総括すると、変動金利、短期固定、中期固定に関しては多くの金融機関が金利を据え置く一方で、長期固定金利に関しては引き上げるところが多かった月と言えます。日本国債の金利はこの1ヶ月でむしろ低下しており、この長期金利の上昇は、金融機関が将来の金利上昇を視野に入れ、金利を見直したという説明が最も適切でしょう。
住宅ローン比較 編集部では、本年度後半の金利上昇を予想していますが、それまではまだ今月の様に金利が低下する局面がありそうです。特に世界経済が不安定になると、米国債を中心に、株が売られ、債券が買われる傾向があることから、今後も世界経済の動向には注意が必要です。また日銀の政策には明らかに行き詰まり感があり、次の一手が見えません。もし何か動きがあるにせよ、金利をさらに引き下げるのは難しく、むしろ金利が上昇するリスクのほうが高いでしょう。
現在購入を検討している物件があるという方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方にとっても、歴史的な低金利にある現在は大きなチャンスです。住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果はもちろん、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミも参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!