住宅ローン金利動向2018年9月の住宅ローン金利動向

2018年9月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2018年9月の住宅ローン金利は、メガバンク、ネット銀行、信託銀行、フラット35関係なく、ほぼ全ての金融機関が変動金利を据え置く一方で、わずかながら固定金利を引き上げています。その背景にあるのは、日銀による長期金利の変動容認でしょう。日銀は長期金利の変動幅を0.2%まで容認しており、長期的に見ると、今後この幅はさらに引き上げられる可能性が高いでしょう。
住宅ローン比較 編集部では、2018年の金利上昇を予想していましたが、これから年末にかけてさらに金利が上がる可能性があると考えています。
2019年の消費税増税前に住宅の購入を検討されている方は、物件価格だけではなく、住宅ローン金利の動向にも十分な注意を払いましょう。
ちなみに住宅価格に関しては中古一戸建て価格がここにきて2か月連続下落、新築一戸建て価格も下落するなど、足踏みが続いており、新築にせよ中古にせよ、住宅購入を検討する好機であることは間違いありません。
住宅購入は、買いたいと思った時が買い時です。物件探しの過程で希望する物件が見つかったら場合、本当に買いたいかどうかをしっかり考え、欲しいと思うなら多少高いくらいなら購入することをおすすめします。多少の金額の大小は、自身の収入アップと住宅ローン選びで何とかなります。
住宅ローン比較の情報も参考に、自分に合った住宅ローンを見つけましょう。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。まずは2018年9月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、20年固定の4つランキングで全て上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向です。
住信SBIネット銀行は、変動金利を据え置く一方で、他の金利帯に関しては全て若干金利を引き上げています。これで長期固定金利の引き上げは4ヶ月連続です。
金利引き上げが続く住信SBIネット銀行ですが、それでも住宅ローン金利の水準は、他の住宅ローンと比較すると優位性があります。また全疾病保障を無料付帯させることができる団信や、契約をネット完結でき、印紙代を節約できる点も住信SBIネット銀行の大きな魅力です。また実際に住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用するユーザーからも高い評価を獲得。現時点で住宅ローンの新規借り入れ・借り換えの有力な選択肢であることは間違いありません。
次は、変動金利に加え、一部固定金利のランキングでも住信SBIネット銀行を上回る評価を獲得しているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。じぶん銀行は、長くランキングで1位に君臨している変動金利と固定金利2年を据え置き。3年を超える固定金利に関しては引き上げています。じぶん銀行が提供する住宅ローンの中で、他の住宅ローンと比較した際に優位性がある金利帯は、変動金利及び10年までの固定金利です。この金利帯で住宅ローンの借り入れ、または借り換えを検討している方は、じぶん銀行を候補の一つに加えると良いでしょう。
ちなみにじぶん銀行は、前述した住信SBIネット銀行同様、住宅ローンの契約をネット上で完結させる仕組みを、日本の金融機関で初めて実現。さらに他の金融機関ではまだ実現していない、火災保険の契約もネット完結させることができるなど、優位性があります。また万が一がんになった場合、住宅ローンの返済が半額免除される50%がん団信を無料付帯できる点も利用者から高い評価を獲得していました。

次は、見かけの金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができ、総返済額で考えると優位性がある新生銀行の住宅ローンの金利動向を見ていきます。新生銀行は、他の住宅ローンが軒並み金利を引き上げる中、変動金利、短期固定、中期固定、長期固定をいずれも据え置いています。また新生銀行は、住宅ローンの借り入れから11年経過すると、金利が徐々に低下していくステップダウン金利タイプという新しい住宅ローン商品を提供。さらに新生銀行は2018年7月13日から、所定の条件を満たすと当初固定金利3年と5年の金利を0.3%引き下げるキャンペーンを開始しています。他の住宅ローンと比較すると、今月の新生銀行の住宅ローンは、間違いなく魅力を増しています。特に短期固定金利の利用を検討している方は、キャンペーン含め、要チェックと言えるでしょう。

次に変動金利・固定金利の低さに加え、月中に翌月の住宅ローン金利がわかる利便性の高さが魅力のソニー銀行の住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2018年9月の住宅ローン金利は、変動金利を据え置く一方で、他の期間の金利は軒並み引き上げています。ソニー銀行は前月の月中に翌月の金利を発表しており、前月金利を大幅に引き上がた反動から金利の引き上げ幅が大きくなっている点には注意が必要です。ちなみにソニー銀行では、自己資金が10%以上ある新規借り入れユーザーの金利を優遇しており、条件を満たす方であれば、より有利な条件で住宅ローンの借り入れできます。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

それでは最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2018年9月の住宅ローン金利は、変動金利と3年固定を据え置く一方で、他の期間の金利に関しては引き上げています。これで長期固定金利の引き上げは4ヶ月連続です。次に三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行の動向ですが、こちらも変動金利を据え置く一方で、短期固定、中期固定金利を引き上げ、長期固定金利に関しては若干ですが引き下げています。これは意外な動きと言えるでしょう。
メガバンクの最後の一角、みずほ銀行は、変動金利を据え置く一方で、短期、中期、長期金利を引き上げていますが、借り換えの25年固定に関しては引き下げており、過去にない金利の動きになりました。2018年9月は、メガバンクによって判断が分かれた月と言えそうです。

2018年9月の住宅ローン金利の動向を総括すると、変動金利を据え置く一方で、他の金利帯に関してはほとんどの金融機関が引き上げた月と言って良いでしょう。
住宅ローン比較 編集部では、引き続き本年度後半の金利上昇を予想していますが、その一方で住宅価格は下落する可能性が高いと考えています。理由は住宅ローン金利が上昇すると、総返済額が膨らむため、住宅を購入できる方が減り、物件価格を落とさざるを得なくなるからです。その兆候はすでに出てきており、今後も住宅ローン金利と物件価格には注視する必要があるでしょう。
現在購入を検討している物件があるという方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方は、今後さらに金利が上昇する可能性が低いということを認識する必要があります。すでに物件を購入している方で、短期固定金利を利用している方には、できるだけ早いタイミングで長期固定金利に借り換えることをおすすめします。物件購入を検討している方は、良い物件があるなら、金利が上がる前に購入し、住宅ローンを組むのも選択肢の一つです。住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果はもちろん、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミも参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!