住宅ローン金利動向2018年10月の住宅ローン金利動向

2018年10月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2018年10月の住宅ローン金利は、メガバンク、ネット銀行、信託銀行、フラット35関係なく、ほぼ全ての金融機関が変動金利を据え置く一方で、固定金利に関してはわずかながら引き上げています。今回の金利上昇の要因は、米国の長期金利が上昇し、10年物国債の金利が3%を突破。この動きに同調し、世界中の国債の金利が上昇しており、日本の国債も売られ、金利が高止まりしているからでしょう。
住宅ローン比較 編集部では、これから年末にかけて、さらに金利が上がる可能性があると考えています。その理由は日銀が容認している10年物国債の金利水準にまだ達しておらず(※日銀は0から0.2%までの金利上昇を容認。2018年10月2日現在の10年物国債の金利は0.13%)、まだ金利上昇の余地があるからです。
2019年の消費税増税前に住宅の購入を検討されている方は、今後の住宅ローン金利の動向にも十分な注意を払いましょう。
住宅価格に関しては、高止まりしていると言えますが、住宅ローン金利が上昇すると、物件価格を下げなければ物件が売れなくなることは明白です。またこれから春先にかけて不動産会社は物件販売に力を入れることから、新築物件の購入を検討している方は、値引き交渉のチャンスと言えそうです。
住宅購入は、買いたいと思った時が買い時です。物件探しの過程で希望する物件が見つかったら場合、本当に買いたいかどうかをしっかり考え、欲しいと思うなら購入することをおすすめします。その理由は、多少の金額の大小は、自身の収入アップと住宅ローン選びで何とかなるからです。
住宅ローン比較の情報も参考に、お得に借り入れる(借り換える)ことができる住宅ローンを見つけましょう。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。まずは2018年10月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、20年固定の4つランキングで全て上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向からです。
住信SBIネット銀行は、変動金利を据え置く一方で、他の金利帯に関しては3年固定、10年固定のボリュームゾーンを除き、若干金利を引き上げています。
一部金利の引き上げが続く住信SBIネット銀行ですが、それでも住宅ローン金利の水準は、他の住宅ローンと比較すると優位性があるのは事実です。また団信に全疾病保障を無料付帯させることができる他、住宅ローンの契約をネット完結でき、印紙代を節約できる点も住信SBIネット銀行の大きな魅力。数ある住宅ローンの中でも、その総合力はユーザーから高い評価を獲得。今月も住宅ローンの新規借り入れ・借り換えを検討する際、有力な選択肢になることは間違いありません。
次は、変動金利に加え、一部固定金利のランキングでは1位にランクインしているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。じぶん銀行は、ランキングで1位を獲得している変動金利と当初固定3年を据え置き、他の金利帯に関しては、金利を引き上げています。
じぶん銀行が提供する住宅ローンの中で、他の住宅ローンと比較した際に優位性がある金利帯は、変動金利、固定金利2年、3年、5年、10年の固定金利です。この金利帯で住宅ローンの借り入れ、または借り換えを検討している方は、じぶん銀行を候補の一つに加えると良いでしょう。
ちなみにじぶん銀行は、前述した住信SBIネット銀行より先に、住宅ローンの契約をネット上で完結させる仕組みを実現。さらに他の金融機関ではまだ実現していない、火災保険の契約もネット完結する仕組みもいち早く実現するなど、ユーザーの利便性を考えたサービスに定評があります。また万が一がんになった場合、住宅ローンの返済が半額免除される50%がん団信を無料付帯できる点も、利用者から高い評価を獲得していました。

次は、見かけの金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができ、総返済額で考えると優位性がある新生銀行の住宅ローンの金利動向を見ていきます。新生銀行は、他の住宅ローンが軒並み金利を引き上げる中、今月も変動金利、短期固定、中期固定、長期固定をいずれも据え置いています。また新生銀行は、住宅ローンの借り入れから11年経過すると、金利が徐々に低下していくステップダウン金利タイプという新しい住宅ローン商品を提供。さらに新生銀行は2018年7月13日から、所定の条件を満たすと当初固定金利3年と5年の金利を0.3%引き下げるキャンペーンを実施中です。他の住宅ローンと比較すると、新生銀行の住宅ローンは、相対的に魅力を増しています。特に短期固定金利の利用を検討している方は、キャンペーン含め、要チェックと言えるでしょう。

次に変動金利・固定金利の低さに加え、月中に翌月の住宅ローン金利がわかる利便性の高さが魅力のソニー銀行の住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2018年10月の住宅ローン金利は、変動金利を据え置く一方で、ボリュームゾーンの10年固定金利を引き下げました。これは他の金融機関にはない動きです。その他の期間の金利は軒並み引き上げており、今月も独自の動きを見せています。ソニー銀行は前月の月中に翌月の金利を発表することから、他社とは異なる金利の動きになることが少なくありません。2018年10月の金利が決まる9月中旬頃は、月末と比較すると金利が低かったため、11月は金利が上昇する可能性があるでしょう。ちなみにソニー銀行では、自己資金が10%以上ある新規借り入れユーザーの金利を優遇しており、条件を満たす方であれば、より有利な条件で住宅ローンの借り入れできます。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

それでは最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2018年10月の住宅ローン金利は、変動、3年固定、5年固定、10年固定、20年以上と全ての金利を据え置いています。これまで4カ月連続で金利を引き上げていたことから、久々の金利据え置きです。次に三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行の動向ですが、こちらは変動金利と10年固定金利を据え置く一方で、35年固定など、長期固定金利を引き上げました。この動きは先月、他の金融機関が長期金利を引き上げる中、三井住友銀行が金利を引き下げた反動と言えるかもしれません。
メガバンクの最後の一角、みずほ銀行は、変動金利を据え置く一方で、短期、中期、長期金利を今月も引き上げています。2018年10月も、メガバンクの足並みは揃わず、各行で判断が分かれた月と言えそうです。

2018年10月の住宅ローン金利の動向を総括すると、変動金利を据え置く一方で、他の金利帯に関しては多くの金融機関が引き上げた月と言って良いでしょう。
住宅ローン比較 編集部では、年末にかけてさらなる金利上昇があることを危惧しています。その一方で住宅価格に関しては、この金利状況が続けば、下落する可能性が高いと考えています。理由は住宅ローン金利が上昇すると、総返済額が膨らむため、住宅を購入できる方が減り、物件価格を落とさざるを得なくなるからです。その兆候はすでに出てきており、今後も住宅ローン金利と物件価格には注視する必要があるでしょう。
現在購入を検討している物件があるという方はもちろん、住宅ローンを借り換えのタイミングを見極めているという方は、住宅ローン金利がどんどん下がる局面はもう来ないと考えるべきです。すでに物件を購入している方で、短期固定金利を利用している方は、できるだけ早いタイミングで長期固定金利に借り換えることをおすすめします。物件購入を検討している方は、良い物件があるなら、金利が上がる前に購入し、住宅ローンを組むのも選択肢の一つです。住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果はもちろん、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミも参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!