住宅ローン金利動向2018年12月の住宅ローン金利動向

2018年12月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2018年12月の住宅ローン金利は、メガバンク、ネット銀行、フラット35ともに金利を引き下げています。この金利低下によって、住宅ローン金利はここ数か月で最も低い水準になりました。これは住宅ローンの利用を検討している方にとって、大きなチャンスと言えるでしょう。ただこれで金利上昇の流れが変わったわけではありません。現在も金利のトレンドが上向きであることは間違いないでしょう。
住宅ローン比較 編集部では、2018年の金利上昇の流れが、2019年も継続すると考えています。その理由は日銀が容認している10年物国債の金利水準にまだ達していないというのが1点。もう1点はこれまでの低金利が異常な状態であり、これから金利が正常な状態に戻っていくことを考えると、どうしても上がらざるを得ないため。最後の1点は、米国の景気が堅調に推移しており、今後も米国の金利上昇が世界の金利に影響を与えると考えるからです。
その一方で住宅ローン金利が上がると多くの方にとって、住宅購入が難しくなってしまいます。ではどうなるかと言えば、住宅価格に関しては2019年に下落する可能性があります(※一部ではその予兆が出ているところも)。また手の届く価格の中古住宅市場がより注目を集めそうです。マイホームの購入を検討している方は、住宅ローン金利に加え、新築物件価格及び中古物件価格の動向に注目すると良いでしょう。
ちなみに直近の不動産の取引動向を見ると、明らかに成約件数が減っており、購入を検討している方にとっては、交渉しやすい状況が整いつつあります。物件の購入を検討している方は、値引き交渉にチャレンジしてみましょう。不動産会社が年内に成約させたいと考えている場合、思わぬ値引きを引き出せるかもしれません。
何度もお伝えしているメッセージですが、マイホームは買いたいと思った時が買い時です。物件探しの過程で希望する物件が見つかった場合は、資金計画が立つ限り、購入することをおすすめします。多少の返済額の差は、自身の収入アップと住宅ローン選び、借り入れ後に繰り上げ返済を活用すれば、何とかなるものです。
住宅ローン比較の情報も参考に、お得に借り入れる(借り換える)ことができる住宅ローンを見つけましょう。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。まずは2018年12月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、20年固定の4つランキングで全て上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向から解説します。
住信SBIネット銀行は、変動金利を除く、全ての固定金利の金利を大幅に引き下げています。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、住宅ローン金利はもちろんのこと、契約のし易さ、繰り上げ返済手数料、団信含め、全てのサービスが高いレベルにあります。また住宅ローン契約を全てネットで完結させることができ、印紙代を節約できる点も大きな魅力です。住宅ローンの新規借り入れ・借り換えを検討するのであれば、間違いなく有力な選択肢の一つと言えます。
次は、変動金利に加え、一部固定金利のランキングで1位を獲得、住信SBIネット銀行を超える人気を獲得しているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。じぶん銀行も、ランキングで1位を獲得している変動金利を据え置く一方で、固定金利に関しては全ての金利を引き下げています。
じぶん銀行が提供する金利帯の中で、他の住宅ローンと比較した際に優位性があるのは、変動金利、固定金利2年、3年、5年、10年の固定金利です。この金利帯で住宅ローンの借り入れ、または借り換えを検討している方は、じぶん銀行が有力な選択肢の一つになるはずです。
ちなみにじぶん銀行は、前述した住信SBIネット銀行より先に、日本で初めて住宅ローン契約のネット完結を実現。さらに他の金融機関ではまだ事例がない、火災保険の契約もネット完結する仕組みをいち早く実現するなど、ユーザーの利便性を考えたサービスに定評があります。また万が一がんになった場合、住宅ローンの返済が半額免除される50%がん団信を無料付帯できる点も、利用者から高い評価を獲得していました。

次は、見かけの金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができ、総返済額で比較すると優位性がある新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2018年12月の住宅ローン金利は、変動金利及び3年固定、5年固定を据え置く一方で、7年を超える期間に関しては金利を引き下げています。また新生銀行は、住宅ローンの借り入れから11年経過すると、金利が徐々に低下していくステップダウン金利タイプという新しい住宅ローン商品を提供。将来の金利上昇に備えたいという方は、返済当初は少し大変ですが、将来徐々に負担が減っていくステップダウン金利を検討するのも良いでしょう。

次に変動金利・固定金利の低さに加え、月中に翌月の住宅ローン金利がわかる利便性の高さが魅力のソニー銀行の住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2018年12月の住宅ローン金利は、変動金利と10年固定金利を据え置く一方で、他の期間に関しては、ほぼ全ての固定金利を引き下げています。ちなみにソニー銀行では、自己資金が10%以上ある新規借り入れユーザーの金利を優遇しており、条件を満たす方であれば、より有利な条件で住宅ローンの借り入れできます。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

それでは最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2018年12月の住宅ローン金利は、変動、5年固定、30年固定を据え置く一方で、3年固定、10年固定を引き下げるなど、借り入れ期間によって対応が分かれました。次に三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行の動向ですが、こちらは変動金利と短期、中期、固定金利の大部分を据え置く一方で、10年固定の金利を引き下げました。
メガバンクの最後の一角、みずほ銀行は、変動金利を据え置く一方で、短期、中期、長期固定金利を引き下げました。2018年12月は、メガバンクによって、住宅ローンの金利見通しに大きな差が出た月と言えるでしょう。

2018年12月の住宅ローン金利の動向を総括すると、変動金利は各社据え置いていますが、固定金利に関しては、多くの期間が引き下げられた月と言えるでしょう。
ちなみに住宅ローン比較 編集部では、2019年以降もしばらくは金利が上昇する可能性のほうが高いと考えています。
現在具体的に住宅の購入を検討している方はもちろん、住宅ローンの借り換えを検討しているという方は、金利が大幅に低下した2018年12月は大きなチャンスです。すでに物件を購入している方で、短期固定金利を利用している方は、できるだけ早いタイミングで長期固定金利への借り換えを検討しましょう。物件購入を検討している方で、良い物件がある方は、金利が上がる前に購入し、住宅ローンを組むのも選択肢の一つ(※中古物件やキャンセル住戸の場合は値引き交渉にチャレンジしてみましょう)。
住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果はもちろん、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミも参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!