住宅ローン金利動向2019年5月の住宅ローン金利動向

2019年5月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2019年5月の住宅ローン金利は、金融機関によって判断が分かれました。メガバンクの多くが金利を引き上げる一方で、ネット銀行に関しては金利を据え置いた銀行、一部金利を引き下げた銀行、金利を引き上げた銀行もあり、将来の金利予想の難しさを反映した月と言えるでしょう。
住宅ローン比較 編集部では、先月の金利が底と予想していましたが、今月の結果からもその予想に確信を持っています。日本国内はもちろん、米国の金利動向を見ても、これ以上の金利低下は置き難い状況にあると言えるでしょう。その一方で日本の不動産市場は上昇が一服しており、都心でも一部不動産価格が下落するなど、落ち着きを取り戻しています。住宅ローンの新規借り入れ、または借り換えを検討している方は、このタイミングで住宅ローンを組むのは決して、悪い判断ではないはずです。
ちなみに内閣府が2019年5月中旬に発表する予定の景気動向指数では、市場予想を下回る鉱工業生産指数を受け、月単位の景気基調判断が悪化になる可能性が高まっています。もし景気基調判断が悪化となれば、これは2013年1月以来、実に約6年4か月振り。2020年にオリンピックを控えているものの、日本の景気が踊り場に差し掛かっていることは、間違いないでしょう。
住宅ローン比較 編集部には、住宅を購入する最適なタイミングはいつかといった質問がよく届きますが、マイホームに関しては、無理なく買えるなら、買いたい物件が見つかった時がベストと考えています。人は何かをしたあとで後悔することより、何かをしなかったことを後悔することのほうが大きい生き物です。欲しい物件が見つかったのに、物件価格が少し高いからという理由で買わずに後悔するくらいなら、買ってから少し高かったかなと後悔し、頑張って働くほうがトータルで考えれば良いでしょう。
住宅を購入するかどうか悩んでいる方は、しっかり考え、より後悔の少ない決断をしましょう!

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。まずは2019年5月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、20年固定の4つランキングで上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向です。 住信SBIネット銀行は、変動金利と10年固定金利以外の金利を引き上げました。住信SBIネット銀行は、金利を引き上げることがめったにないネット銀行ですが、今月は多くの期間の金利引き上げに動いています。この動きには注目すべきでしょう。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、住宅ローン金利の低さはもちろん、申し込みのネット完結、一部繰り上げ返済手数料無料、団信に就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯する等、全てのサービスが高いレベルにあります。また住信SBIネット銀行は、2019年4月1日から住信SBIネット銀行 フラット35の事務手数料を従来の半額以下に引き下げました。これで、フラット35ランキングの上位にある楽天銀行、ARUHIと比較してもそん色ない水準に。今後はフラット35でも住信SBIネット銀行の存在感が高まりそうです。
次は、変動金利に加え、一部の固定金利ランキングでも1位を獲得しているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。じぶん銀行は、2019年5月に関しては、変動金利、固定金利共に金利を据え置いています。住信SBIネット銀行と比較されることが多いじぶん銀行ですが、2019年3月からがん50%保障団信に、全疾病保障を追加。この全疾病保障が適用される期間を、住信SBIネット銀行の全疾病保障の半分(180日)に設定する等、住信SBIネット銀行を意識したサービス強化に取り組んでいる点も要チェックです。
じぶん銀行が提供する金利帯の中で、他の住宅ローンと比較した際に優位性があるのは、変動金利と短期固定、10年固定までの中期固定まで。この金利帯で住宅ローンの借り入れ、または借り換えを検討している方は、じぶん銀行が最も有力な選択肢の一つになるでしょう。

次は、見かけの金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができる点が評価されている新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2019年5月の住宅ローン金利は、前月に引き続き、変動金利及び固定金利を据え置きました。新生銀行は他の金融機関と比較すると、事務手数料の安さに圧倒的な優位性があります。新生銀行の利用を検討する際は、見かけの金利で評価するのではなく、住宅ローンシミュレーションを活用し、総返済額で比較しましょう。総返済額で考えると、新生銀行の住宅ローンが高い評価を獲得している理由がわかるはずです。

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2019年5月の住宅ローン金利は、変動金利と3年固定、10年固定金利を据え置く一方で、5年固定金利を引き上げ、30年固定金利に関しては引き下げました。金利据え置き、引き上げ、引き下げと期間によって判断が分かれており、住宅ローン金利の予想が難しいことがわかります。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2019年5月の住宅ローン金利は、変動金利、固定金利共に据え置いています。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、10年固定を据え置く一方で、先月引き下げた35年固定を今月は引き上げています。
みずほ銀行は、前月とはうってかわって11年を超える中期固定金利、長期固定金利を引き上げるなど、メガバンクよって判断が分かれた月になりました。

2019年4月の住宅ローン金利の動向を総括すると、一部の住宅ローンの中期金利がさらに低下し、住宅ローンの利用を検討している方にとって、さらに魅力が増したと言えるでしょう。
ちなみに住宅ローン比較 編集部では、今月同様、来月も金利を引き上げる金融機関が増えると予想しています。
その理由は、日本の住宅ローン金利を左右する日銀の政策が手詰まりで、これ以上金利引き下げ余地がないこと。また一部で出ていた米国の利下げ予想が後退。米中交渉が前進すると、世界中の金利が上昇する可能性が高いことなどが挙げられます。
現在の住宅ローン金利は過去最低水準にあり、新規借り入れ、借り換え共にメリットがある状況が続いています。住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!