住宅ローン金利動向2019年6月の住宅ローン金利動向

2019年6月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2019年6月の住宅ローン金利は、多くの金融機関が変動金利及び短期固定金利を据え置く一方で、中期固定金利の一部、及び長期固定金利を引き下げました。ここ最近は金融機関によって将来の金利予想の判断が分かれ、住宅ローン金利が上がるところ、下がるところがまちまちだったことを考えると、今月は非常に珍しい月になったと言えるでしょう。
住宅ローン比較 編集部では、2019年4月が今年の金利の底と予想していましたがその予想は見直さざるを得ません。現在の世界の金利状況を見ると、2019年6月が金利の底である可能性が高いと言えます。その一方で世界中の金利に影響を与える米国の金利を見ると、将来の金利低下を先取りし、すでに下がり切った状況にあり、これ以上金利が低下する可能性は低いでしょう。編集部では、住宅ローンの新規借り入れ、または借り換えを検討している方には、このタイミングでの住宅ローンの利用を全力で推奨しています。
ちなみに内閣府が2019年6月7日に発表する予定の景気動向指数では、「景気は緩やかに回復している」という認識を維持する予定です。ただし、これはあくまで政府判断。米中貿易戦争は激化しており、昨今の株価の乱高下や為替の円高などを考えると、景気は踊り場に差し掛かっていると言えるでしょう。
景気が悪化し、住宅価格が下がるのを待っている方も多いと思いますが、編集部は、マイホームに関しては、無理なく買えるなら、買いたい物件が見つかった時がベストと考えています。人は何かをしたあとで後悔することより、何かをしなかったことを後悔することのほうが大きい生き物です。欲しい物件が見つかったのに、物件価格が少し高いからという理由で買わずに後悔するくらいなら、買ってから少し高かったかなと後悔し、頑張って働くほうがトータルで考えれば良いでしょう。(ちなみに筆者は、購入したいが少しだけ高いかなと思い、見送った物件があるのですが、実はその物件は明らかに割安で、それから10年経った今も分譲価格の2倍で中古物件が売買されており、後悔した経験があります。このことからも良いと思った物件は買っておいたほうが良いと実感しています。)
住宅を購入するかどうか悩んでいる方は、しっかり考え、より後悔の少ない決断をしましょう!

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローンの金利動向をチェックしていきます。まずは2019年6月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、20年固定の4つランキングで上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向です。 住信SBIネット銀行は、変動金利と2年、3年、5年、10年固定金利を据え置く一方で、20年、30年、35年の長期固定金利を引き下げました。住信SBIネット銀行は、先月金利を引き上げましたが、今月は打って変わって金利を引き下げており、金利水準は過去最低まで低下。今月であれば、魅力ある水準で借り入れ(借り換え)可能です。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、住宅ローン金利の低さはもちろん、申し込みのネット完結、一部繰り上げ返済手数料無料、団信に就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯する等、全てのサービスが高いレベルにあります。また住信SBIネット銀行は、2019年4月1日から住信SBIネット銀行 フラット35の事務手数料を従来の半額以下に引き下げました。これで、フラット35ランキングの上位にある楽天銀行、ARUHIと比較してもそん色ない水準に。今後はフラット35でも住信SBIネット銀行の存在感が高まりそうです。
次は、変動金利に加え、一部の固定金利ランキングでも1位を獲得しているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。じぶん銀行は、2019年6月に関しては、変動金利及びほとんどの期間の固定金利を据え置きましたが、30年固定金利に関しては引き下げています。住信SBIネット銀行と比較されることが多いじぶん銀行ですが、2019年3月からがん50%保障団信に、全疾病保障を追加。この全疾病保障が適用される期間を、住信SBIネット銀行の全疾病保障の半分(180日)に設定する等、住信SBIネット銀行を意識したサービス強化に取り組んでいる点も要チェックです。
じぶん銀行が提供する金利帯の中で、他の住宅ローンと比較した際に優位性があるのは、変動金利と短期固定、10年固定までの中期固定まで。この金利帯で住宅ローンの借り入れ、または借り換えを検討している方は、じぶん銀行が最も有力な選択肢の一つになるでしょう。

次は、見かけの金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができる点が評価されている新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2019年6月の住宅ローン金利は、変動金利及び3年、5年、7年、15年、20年固定金利を据え置く一方で、10年固定金利と30年固定金利を引き下げました。新生銀行は他の金融機関と比較すると、事務手数料の安さに圧倒的な優位性があります。新生銀行の利用を検討する際は、見かけの金利で評価するのではなく、住宅ローンシミュレーションを活用し、総返済額で比較しましょう。総返済額で考えると、新生銀行の住宅ローンが高い評価を獲得している理由がわかるはずです。

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2019年6月の住宅ローン金利は、変動金利と3年及び10年固定金利を据え置く一方で、5年固定、30年固定金利を引き下げました
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2019年6月の住宅ローン金利は、変動金利、3年、5年、10年固定金利を据え置く一方で、30年固定金利を引き下げています。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、変動金利と10年固定を据え置く一方で、先月引き上げた35年固定を引き下げています。
みずほ銀行は、11年を超える中期固定金利、長期固定金利共に引き下げており、メガバンクの中で、もっとも積極的に金利を引き下げました。

2019年6月の住宅ローン金利の動向を総括すると、住宅ローンの利用を検討している方にとって、絶好のチャンスの月と言えるでしょう。
ちなみに住宅ローン比較 編集部では、今月の金利低下は行き過ぎており、来月は金利を引き上げる金融機関が増えると予想しています。
その理由は、世界の金利を左右する米国の長期国債の金利が底打ちしており、日本の長期国債の金利も反転の兆しが見えるから。
いずれにせよ現在の住宅ローン金利は過去最低水準にあり、新規借り入れ、借り換え共に絶好の機会であることに疑う余地はありません。住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!