住宅ローン金利動向2019年8月の住宅ローン金利動向

2019年8月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2019年8月の住宅ローン金利は、全ての金融機関が変動金利を据え置き、多くの金融機関が固定金利を据え置くか、小幅ながら金利を引き下げています。編集部が調査している主要金融機関18行の中で、金利を引き上げたのは東京スター銀行とみずほ銀行の2行でした。
住宅ローン比較 編集部では、これ以上の金利低下は考えにくいと考えており、今月は据え置き、引き下げ、引き上げと各行の判断が分かれたことから、今月で下げ止まったと判断しています。ちなみに世界中の金利を左右する米国10年債利回りは、2019年8月5日現在1.763%前後をつけており、2016年10月以来の水準まで低下しています。ここまでの金利低下は、米国の投資家ですら予想しておらず、想定外の事態であることは間違いありません。編集部では、住宅ローンの新規借り入れ、または借り換えを検討している方に対して、このタイミングでの住宅ローンの利用を推奨しています。
ちなみに内閣府が2019年8月5日に発表した景気動向指数は、前月の「悪化を示している」から「景気は下げ止まりを示している」という認識に上方修正しました。米中貿易摩擦の激化や海外経済の動向、韓国との関係悪化など、景気は予断を許しません。
景気が悪化し、住宅価格が下がるのを待っている方も多いと思いますが、景気の悪化と住宅価格は必ずしもリンクしないだけではなく、2019年10月には消費増税が控えています。住宅ローン減税が拡充されるとはいえ、住宅価格の上昇分を打ち消すほどの効果はありません。良い物件が見つかったら購入すべき、買わずに後悔するくらいなら、買って後悔することをおすすめします。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローン金利の動向をチェックしていきます。まずは2019年8月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、20年固定の4つランキングで、全て上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向です。 住信SBIネット銀行は、変動金利に加え、固定金利も全ての期間で据え置きました。住信SBIネット銀行の住宅ローン残高は2019年5月31日時点で5兆1,000億円を突破。ネット銀行が提供する住宅ローン商品の中で、トップクラスのシェアと実績を誇っています。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、住宅ローン金利の低さはもちろん、申し込みのネット完結、一部繰り上げ返済手数料無料、団信に就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯する等、全てのサービスが高いレベルにあります。また住信SBIネット銀行は、フラット35の取扱手数料を従来の半額以下に引き下げるなど、フラット35にも力を入れており、通常の住宅ローン商品だけではなく、フラット35での存在感も高まっています。
次は、変動金利に加え、一部の固定金利ランキングでも1位を獲得しているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。じぶん銀行は、2019年8月に関しては、変動金利及び2年、3年、5年、10年、30年の固定金利を据え置く一方で、15年、20年固定金利を引き下げました。住信SBIネット銀行と比較されることが多いじぶん銀行ですが、2019年3月からがん50%保障団信に、全疾病保障を追加しており、団信では間違いなく上回っています。
その一方で、じぶん銀行が提供する金利帯の中で、他の住宅ローンと比較した際に優位性があるのは、変動金利と10年固定までの期間に限ります。変動または10年固定までの期間で、住宅ローンの借り入れ、または借り換えを検討している方は、じぶん銀行が最も有力な選択肢の一つになるはずです。

次は、見かけの金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができる新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2019年8月の住宅ローン金利は、変動金利、固定金利ともに据え置いています。また2019年7月1日から手数料が定率で、より低金利で借り入れできる変動金利型住宅ローン、変動フォーカスの取り扱いを開始。こちらも要チェックです新生銀行は他の金融機関と比較すると、事務手数料の安さに圧倒的な優位性があります。新生銀行の利用を検討する際は、見かけの金利で評価するのではなく、住宅ローンシミュレーションを活用し、総返済額で比較しましょう。総返済額で考えると、新生銀行の住宅ローンが高い評価を獲得している理由がわかるはずです。

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2019年8月の住宅ローン金利は、変動金利と3年、5年、10年固定金利を据え置く一方で、30年固定金利に関しては、小幅ながら金利を引き下げています。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2019年8月の住宅ローン金利は、変動金利、固定金利ともに据え置きました。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行も同様で、変動金利、固定金利ともに据え置いています。
その一方でみずほ銀行は変動金利と10年固定までの短期固定、中期固定金利を据え置く一方で11年を超える金利は引き上げました。

2019年8月の住宅ローン金利の動向を総括すると、総じて据え置き、一部の金融機関が金利引き上げもしくは引き下げており、判断が分かれる月だったと言って良いでしょう。
ちなみに住宅ローン比較 編集部では、現在の長期金利低下は明らかに異常な水準にあり、反発は目前と考えています。

いずれにせよ現在の住宅ローン金利は過去最低水準にあり、新規借り入れ、借り換え共に絶好の機会であることに疑う余地はありません。住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!