住宅ローン金利動向2019年9月の住宅ローン金利動向

2019年9月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2019年9月の住宅ローン金利は、新生銀行を除く全ての金融機関が変動金利を据え置いています。ちなみに新生銀行は変動フォーカスタイプの金利を引き下げ、0.45%での提供を開始しました。固定金利に関しては、世界の長期金利が急低下している影響を受け、多くの金融機関が長期固定金利を中心に、小幅ながら金利を引き下げています。編集部が調査している主要金融機関18行の中で、金利を引き上げたところはありませんでした。
住宅ローン比較 編集部では、これ以上の金利低下は考えにくいと予想していましたが、この予想は完全に外れ。世界中の長期金利が低下しており、日本も例外ではありません。ちなみに世界中の金利を左右する米国10年債利回りは、2019年9月4日現在1.48%前後をつけており、節目の1.5%を下回っています。ここまでの金利低下を予想したところはほぼ皆無であり、この金利低下は想定外の事態と言えるでしょう。編集部では、住宅ローンの新規借り入れ、または借り換えを検討しているのであれば、この想定外のタイミングに利用すべきと考えています。
ちなみに内閣府が2019年9月6日に発表を予定している景気動向指数は、前月からの改善を予想しています。しかしながら米中貿易摩擦の激化や海外経済の動向、韓国との関係悪化など、日本を取り巻く環境は厳しさを増しており、今後の先行きには不安がああります。
住宅ローンの利用を検討されている方の中には、景気が停滞し、住宅価格が下がるのを待っている方も多いと思いますが、景気の悪化と住宅価格は必ずしもリンクしません。また2019年10月には消費増税が控えており、新築物件は値上げが予定されています。住宅ローン減税が拡充され、住宅価格の上昇を抑える措置が取られるとはいえ、増税の影響を全て打ち消すほどの効果はありません。 もし良い物件が見つかったらのであれば、購入を検討すべきです。買わずに後悔するくらいなら、買って後悔することをおすすめします。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローン金利の動向をチェックしていきます。まずは2019年9月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、20年固定の4つランキングで、全て上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向です。 住信SBIネット銀行は、20年固定金利を引き下げ、他の期間に関しては変動金利、固定金利共に据え置きました。住信SBIネット銀行の住宅ローン残高は2019年5月31日時点で5兆1,000億円を突破。ネット銀行が提供する住宅ローン商品の中で、トップクラスのシェアと実績を誇っています。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、金利の低さだけではありません。申し込みのネット完結、一部繰り上げ返済手数料無料、団信に就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯する等、全てのサービスが高いレベルにあります。また住信SBIネット銀行は、フラット35の取扱手数料を見直し、従来の半額以下に引き下げるなど、フラット35に力を入れている点も要チェックです。
次は、変動金利に加え、一部の固定金利ランキングでも1位にランクインしているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。じぶん銀行の2019年9月の住宅ローン金利は、変動金利及び2年、3年、5年、10年の固定金利を据え置く一方で、15年、20年、30年の固定金利を引き下げました。住信SBIネット銀行と比較されることが多いじぶん銀行ですが、2019年3月からがん50%保障団信に、全疾病保障を追加可能とするなど、団信の比較では住信SBIネット銀行を上回ります。
住宅ローンの借り入れ、または借り換えを検討している方にとって、じぶん銀行は間違いなく有力な選択肢の一つです。

次は、見かけの金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができる新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2019年8月の住宅ローン金利は、変動金利を引き下げる一方で、固定金利に関しては据え置いています。また新生銀行は、他の金融機関と比較すると、事務手数料の安い傾向があります。新生銀行の利用を検討する際は、見かけの金利で評価するのではなく、住宅ローンシミュレーションを活用し、総返済額で比較すると良いでしょう。総返済額で考えれば新生銀行の住宅ローンが高い評価を獲得している理由がわかるはずです。

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2019年9月の住宅ローン金利は、前月同様、変動金利及び3年、5年、10年固定金利を据え置く一方で、30年固定金利を小幅ながら引き下げています
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2019年9月の住宅ローン金利は、変動金利、固定金利ともに据え置きました。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、借り換え利用時の35年固定金利のみ引き下げています。
その一方でみずほ銀行は変動金利を据え置く一方で、11年を超える期間の固定金利を引き下げています。

2019年9月の住宅ローン金利の動向を総括すると、ほぼ全ての金融機関が長期金利を中心に金利を引き下げており、全面安の状況でした。
ちなみに住宅ローン比較 編集部では、現在の長期金利低下は行き過ぎだと考えていますが、世界的な長期金利低下が止まらない以上、もう少し下がるかもしれません。(ちなみに欧州の一部(デンマーク他)では、住宅ローン金利自体がマイナス金利になっており、住宅ローンを借り入れるとお金がもらえるという異常自体が発生しています。)

いずれにせよ現在の住宅ローン金利は過去最低水準にあり、新規借り入れ、借り換え共に絶好の機会であることに疑う余地はありません。住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!