住宅ローン金利動向2019年10月の住宅ローン金利動向

2019年10月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2019年10月の住宅ローン金利は、多くの金融機関が一部金利を引き上げています。変動金利は全ての金融機関が金利を据え置いていますが、固定金利に関しては、ここ数カ月金利が下がり続けていた反動もあり、10年から15年前後の中期固定金利が上昇に転じました。編集部は金利の反転上昇を予想していたため、予想通りの値動きと言えます。
住宅ローン比較 編集部は、ここ数カ月の金利低下は行き過ぎと考えており、このスタンスに変わりはありません。その一方で米国の景気に不透明感が出てきており、金利はしばらく乱高下を繰り返す可能性も出てきています。住宅ローンの新規借り入れ、または借り換えを検討しているのであれば、金利動向をしっかり見極めることで、より有利な条件で住宅ローンを組むことができるでしょう。
ちなみに内閣府が2019年10月7日に発表を予定している景気動向指数は、前月から悪化に下方修正される予定です。米中貿易摩擦の激化に加え、米国の景気に関する指標を見ても、景気の先行きには不透明感が出てきており、予断を許しません。また日本では2019年10月1日から消費税増税が実施され、住宅市場への影響も懸念されています。
住宅ローンの利用を検討されている方の中には、もう少し状況を見極めたいと考えている方も多いのではないでしょうか?その判断は決して間違っていませんが、良い物件が見つかったのに購入を検討しないのはナンセンスです。また住宅ローンの金利が歴史的に低い水準にあるのに、住宅ローンを借り換えないのも大きなリスクと言えるでしょう。消費税増税に伴い、住宅ローン減税が拡充されていることも消費者を後押ししています。 良い物件が見つかった方や、住宅ローンを借り換えることで、総返済額が圧縮できるかたは、年内の住宅購入や住宅ローンの借り換えを検討してみてはいかがでしょう。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローン金利の動向をチェックしていきます。まずは2019年10月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、フラット35の4つランキングで、上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向です。 住信SBIネット銀行は、変動金利及び2年、3年、5年といった短期固定金利を据え置く一方で、10年を超える中期固定金利と長期固定金利を引き上げました。ちなみに住信SBIネット銀行の住宅ローン残高は2019年5月31日時点で5兆1,000億円を突破。ネット銀行が提供する住宅ローン商品の中で、トップクラスのシェアと実績を誇っています。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、金利の低さに加え、申し込みのネット完結、一部繰り上げ返済手数料無料、団信に就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯する等、全てのサービスが高いレベルにあります。またフラット35の取扱手数料を見直し、従来の半額以下に引き下げたことで、フラット35の人気が急上昇している点も要チェックです。
次は、変動金利に加え、一部の固定金利ランキングでも1位にランクインしているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。じぶん銀行の2019年10月の住宅ローン金利は、変動金利及び2年、3年、5年といった短期金利と、15年、20年の中期、30年、35年といった長期固定金利を据え置く一方で、最も利用者の多い10年固定金利を引き下げました。住信SBIネット銀行と比較されることが多いじぶん銀行ですが、2019年3月からがん50%保障団信に、全疾病保障を追加可能とするなど、団信の比較では住信SBIネット銀行を上回ります。
住宅ローンの借り入れ、または借り換えを検討している方にとって、じぶん銀行は間違いなく有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

次は、見かけの金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができる新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2019年10月の住宅ローン金利は、変動金利と3年、5年、7年、10年固定金利を据え置く一方で、借り入れ期間が15年を超える金利に関しては引き上げています。また新生銀行は、他の金融機関と比較すると、事務手数料が定額で、安価な点に大きな魅力があります。新生銀行の利用を検討する際は、見かけの金利で評価するのではなく、住宅ローンシミュレーションを活用し、総返済額で比較すると良いでしょう。総返済額で考えると、新生銀行の住宅ローンが各種ランキングで上位にランクインしている理由がわかるはずです。

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2019年10月の住宅ローン金利は、変動金利及び3年固定、10年固定金利を据え置く一方で、5年固定と30年固定金利を引き上げました
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2019年10月の住宅ローン金利は、変動金利、固定金利ともに全て据え置いています。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、先月とは打って変わって借り換え利用時の35年固定金利のみ引き上げています。
その一方でみずほ銀行は、新規借り入れに関してはほぼ全ての金利を引き上げ、借り換えに関しても変動金利、10年固定金利を引き上げる一方で、15年を超える金利に関しては引き下げました。

2019年10月の住宅ローン金利の動向を総括すると、金融機関によって判断がわかれましたが、総じて上昇に転じた月と言って良いでしょう。
ちなみに住宅ローン比較 編集部では、現在の長期金利の水準は行き過ぎだと考えていますが、足元では米国の低調な景気指標を背景に、再び金利低下が起きており、再び金利が低下する可能性もゼロではないと考えています。

とはいえ現在の住宅ローン金利は過去最低水準にあり、ここからさらに低下する余地はわずかであることも確か。住宅ローンの借り入れ(借り換え)を検討している方にとって、金利低下を待つほどのメリットはないでしょう。住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!