住宅ローン金利動向2019年11月の住宅ローン金利動向

2019年11月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2019年11月の住宅ローン金利は、金融機関によって対応が分かれましたが、多くの金融機関が一部金利を引き上げました。これで金利の引き上げは2カ月連続です。一部金融専門誌では金利が上昇局面に入ったと予想しており、今後の金利動向にも注意が必要です。変動金利に関しては、全ての金融機関が金利を据え置いていますが、過去の金利動向を分析すると、変動金利は一気に上がる傾向があるので、変動金利で借り入れる(借り換える)場合、注意しておくべきでしょう。編集部は2019年9月が2019年の金利の底と予想しています。
住宅ローン比較 編集部は、2019年9月までの金利低下が行き過ぎで、10月、11月の反発は金利が正常化する過程であり、今後の上昇に注意すべきと考えています。その一方で米中貿易戦争の状況によって、金利はしばらく乱高下を繰り返しそうです。住宅ローンの新規借り入れ、または借り換えを検討しているのであれば、金利がまだ低いうちに長期固定で借り換えることで、有利な条件で住宅ローンを組むことができるでしょう。
内閣府が2019年11月8日に発表を予定している景気動向指数は、2か月ぶりに上昇するという予測が出ていますが、これが悪化するようだと、日本は景気後退局面に入っている可能性が高まります。また9月が上昇しても、消費増税前の駆け込みで上昇した可能性が高く、10月以降数値が悪化する可能性が高いため、注意が必要でしょう。特に住宅指標の悪化は、住宅価格にも影響を与えるため、要チェックです。
住宅ローンの利用を検討されている方の中には、2019年10月から消費税が増税されたこともあり、もう少し状況を見極めたいと考えている方も多いのではないでしょうか?住宅購入は将来を左右する決断になるため、慎重になるのは決して間違っていませんが、良い物件が見つかったのに購入を先延ばしするのはナンセンスです。住宅ローンの借り換えを検討している方も同様で、金利が歴史的に低い水準にあるなか、借り換えないのも大きなリスクと言えます。また消費税増税が住宅の購入に影響を与えないよう、住宅ローン減税が拡充されていることも憶えておくと良いでしょう。 編集部では、良い物件が見つかった方や、住宅ローンを借り換えることで、総返済額が圧縮できるのであれば、早めに住宅ローンの利用を検討することをおすすめしています。。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローン金利の動向をチェックしていきます。まずは2019年11月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、フラット35の4つランキングで、上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向です。 住信SBIネット銀行は、変動金利及び2年、3年、5年、10年、20年の短期固定及び中期固定金利を据え置く一方で、30年を超える長期固定金利を引き上げました
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、金利の低さに加え、申し込みのネット完結、一部繰り上げ返済手数料無料、団信に就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯する等、全てのサービスが高いレベルにあります。またフラット35の取扱手数料を見直し、従来の半額以下に引き下げたことで、フラット35でも競争力のある商品を提供しています。
次は、変動金利に加え、一部の固定金利ランキングでも1位にランクインしているじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。じぶん銀行の2019年11月の住宅ローン金利は、変動金利及び2年固定、ボリュームゾーンの10年固定金利を据え置く一方で、3年、5年の短期固定、15年、20年、30年といった中期から長期固定金利を引き上げました。住信SBIネット銀行と比較されることが多いじぶん銀行ですが、長期固定を除く多くの金利帯で住信SBIネット銀行の金利を上回る好条件の金利で借り入れることができます。さらに2019年3月からがん50%保障団信に、全疾病保障を追加可能とするなど、団信の比較でも住信SBIネット銀行を上回るなど、大きな注目を集めました。
住宅ローンの借り入れ、または借り換えを検討している方にとって、じぶん銀行は間違いなく有力な選択肢の一つと言えるでしょう。

次は、見かけの金利は若干高くなるものの、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができる新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2019年11月の住宅ローン金利は、変動金利だけではなく、全ての期間の固定金利を据え置きました。また新生銀行は、他の金融機関と比較すると、事務手数料が定額で、安価な点に大きな魅力があります。新生銀行の利用を検討する際は、見かけの金利で評価するのではなく、住宅ローンシミュレーションを活用し、総返済額で比較すると良いでしょう。総返済額で考えると、新生銀行の住宅ローンが各種ランキングで上位にランクインしている理由がわかるはずです。

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向を見ていきます。ソニー銀行の2019年11月の住宅ローン金利は、変動金利及び3年固定、5年固定金利を据え置く一方で、ボリュームゾーンの10年固定金利を引き下げました。その一方で30年固定金利は引き下げており、借り入れ期間によって対応が分かれています
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2019年11月の住宅ローン金利は、ほとんどの変動金利、固定金利を据え置いていますが、30年固定に関しては引き上げました。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、全ての期間の住宅ローン金利を据え置きと判断が分かれました。
メガバンクの一角、みずほ銀行は、2カ月連続でほぼ全ての金利を引き上げているので注意しましょう。

2019年11月の住宅ローン金利の動向を総括すると、金融機関によって判断がわかれましたが、前月同様、総じて上昇した月と言って良いでしょう。
ちなみに住宅ローン比較 編集部では、足元の金利状況を見ると、2019年12月も金利が上昇する可能性が高いと考えています。

ここ2カ月の金利上昇を考慮しても、現在の住宅ローン金利は過去最低水準にあることに変わりはありません。住宅ローンの借り入れ(借り換え)を検討している方にとって、現在の金利はまだ十分に魅力的な水準です。住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!