住宅ローン金利動向2020年2月の住宅ローン金利動向

2020年2月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2020年2月の住宅ローン金利は、多くの金融機関が久しぶりに金利を引き下げました。これは実に4カ月ぶり。ようやくここ最近の金利上昇が落ち着きました。足元の金利動向を分析すると、世界的に金利が乱高下しており、日本もその影響から逃れることはできません。2020年こそ住宅ローンを借り入れ(借り換え)ようと考えている方は、金利が落ち着きを取り戻した2月はチャンスと言えるかもしれません。
住宅ローン比較 編集部は、2020年の金利は不安定な状況が続くと予想しています。米中貿易摩擦が第一段階の合意に達し、世界経済に光明が差したかと思えば、新型コロナウイルスが発生。世界中で株が売られ、債券が買われました。2020年2月7日現在、相場は落ち着きを取り戻していますが、コロナウイルスの脅威が過ぎ去った訳ではありません。住宅ローン金利を左右する10年物国債も不安定な動きを続けており、楽観するのは時期尚早です。日本がこれ以上緩和的な政策を取ることが難しい以上、悪い金利上昇が起こる可能性がある点には注意しておきましょう。
内閣府が2020年2月7日に発表予定の景気動向指数は、悪化が予想されています。政府は認めていませんが、日本の景気は後退局面に入っている可能性が極めて高いと言えるでしょう。
住宅ローンの利用を検討している方の中には、金利が再度下落し、最安値付近になるのを待っているという方もいらっしゃるはず。ただこの方法はあまりおすすめできません。なぜなら、待っているうちに購入したい物件が売れてしまう可能性が高いからです。住宅ローン金利が今後下落に転じる可能性はもちろんあります。その可能性にかけ、本当に欲しい物件を手に入れないのもまた大きなリスクになるということは、認識しておきましょう。 住宅ローンの借り換えを検討している方は、新規で購入する場合とは異なり、物件がなくなる可能性はありませんが、借り入れ時よりも低金利で借り換えできるのであれば、早めに借り換えたほうが、総返済額を圧縮できるはずです。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローン金利の動向をチェックしていきます。まず最初は2020年2月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、フラット35の4つランキングで、上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向から。 住信SBIネット銀行は、変動金利を据え置く一方で、2年、3年、5年の短期金利、10年、15年、20年の中期金利、25年、30年、35年の長期金利を引き下げています。2020年2月の全面的な金利引き下げで、住信SBIネット銀行の住宅ローンの魅力は、大幅に高まったと言えるでしょう。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、金利の低さに加え、申し込みのネット完結、一部繰り上げ返済手数料無料、団信に就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯。フラット35に関しても取扱手数料を引き下げたことで、評価が高まっており、フラット35ランキングでも2位にランクアップしています。
次は、変動金利に加え、一部の固定金利ランキングでも1位にランクインしているauじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。auじぶん銀行の2020年2月の住宅ローン金利は、変動金利と15年を超える固定金利を据え置く一方で、2年、3年、5年の短期固定、ボリュームゾーンの10年固定金利を引き下げています。auじぶん銀行がこれだけ金利を引き下げたのは3カ月ぶりです。住信SBIネット銀行と比較されることが多いauじぶん銀行ですが、金利面ではほぼ全ての期間で住信SBIネット銀行を上回る好条件を提示しています。さらにがん50%保障団信に、全疾病保障を追加可能とするなど、団信の比較でも住信SBIネット銀行を上回る等、2020年2月時点での評価はNo.1と言って良いでしょう。

次は、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができる新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2020年2月の住宅ローン金利は、前月同様、全ての金利帯の金利を据え置いています。また新生銀行は、ネット銀行の多くが2.2%の定率制を採用する中、事務手数料が定額で利用できる点が大きな魅力です。新生銀行の利用を検討する際は、見かけの金利で評価するのではなく、事務手数料含め、総返済額で比較しましょう。

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向です。ソニー銀行の2020年2月の住宅ローン金利は、変動金利を除く、全ての期間の金利を引き上げています。多くの金融機関が金利を引き下げる中、ソニー銀行が金利を引き上げたのは、前月15日に翌月の金利を発表することに起因しています。来月は金利が下がる可能性が高いでしょう。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2020年2月の住宅ローン金利は、変動金利以外全て低下。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行も、変動金利を据え置く一方で、固定金利に関しては全て引き下げています。
メガバンクの一角、みずほ銀行も三菱UFJ銀行、三井住友銀行同様、固定金利を引き下げており、久しぶりにメガバンクの足並みが揃いました。

2020年2月の住宅ローン金利の動向を総括すると、久しぶりに金利が低下した月と言って良いでしょう。
ちなみに住宅ローン比較 編集部では、足元の金利状況を分析する限り、2020年3月も金利が落ち着いて推移する可能性が高いと考えています。

昨年から続いた金利上昇もようやく一服。住宅ローンの利用を検討している方にとって、金利が落ち着いている2月、3月は大きなチャンスと言えるでしょう。住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!