住宅ローン金利動向2020年4月の住宅ローン金利動向

2020年4月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2020年4月の住宅ローン金利は、先月の金利低下の反動もあり、小幅ながら上昇しました。住宅ローン比較 編集部は、10年以上住宅ローン金利をウォッチしていますが、現在のような金利の変動は見たことがありません。2019年後半から2020年にかけて上昇を続けていた住宅ローン金利ですが、2月、3月と大幅に低下。4月に関しては打って変わって上昇する等、不安定な状況が続いています。この金利変動の最大の要因は新型コロナウイルスです。2020年4月現在、日本でも新型コロナウイルスの被害が急拡大しており、世界中の中央銀行が政策金利を大幅に引き下げています。一方で日本の中央銀行である日銀は金利を据え置いており、今月の金利上昇は、日本の金利が下がらないことを示唆しています。これ以上金利が下がらないのであれば、今は住宅ローンの新規借り入れ及び借り換えの好機と言って良いでしょう。
住宅ローン比較 編集部では、新型コロナウイルスの問題が落ち着くまでは、金利が低利安定すると予想しています。この状況下では住宅を購入する気持ちになれないかもしれませんが、一部では住宅価格が下落しており、金利が低位安定している今は、住宅ローンを組む上で有利な状況にあると言って良いでしょう。
過去の景気後退局面を見ると、リーマンショックの際の新築不動産の下落は約2割でした。不動産は中古物件から下落がはじまり、最後に新築物件が下落します。新築物件の下落に関しては、しばらくは期待できませんが、不動産会社が大幅な値引きに対応してくれるのであれば、購入を検討してみるのも良いでしょう。中古物件に関しては、適正価格で購入できる物件が見つかるようなら、検討する価値は充分あります。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローン金利の動向をチェックしていきます。まず最初は2020年4月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、フラット35の4つランキングで、上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向から。 住信SBIネット銀行は、変動金利に加え、2年から35年まで、全ての期間の住宅ローン金利を引き上げました。住宅ローン比較 編集部は10年以上住宅ローン金利の調査を続けていますが、住信SBIネット銀行が全ての金利を引き上げたのは史上初です。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、借り入れ金利の低さに加え、住宅ローン申し込みのネット完結、一部繰り上げ返済手数料無料、就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯する等、全てのサービスが高いレベルにあります。フラット35に関しても手数料を引き下げたことで利用者が増加、フラット35ランキングでも2位にランクインする等、高い評価を獲得しています。
次は変動金利に加え、一部の固定金利ランキングでも1位にランクインしているauじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。auじぶん銀行の2020年4月の住宅ローン金利は、変動金利とボリュームゾーンの10年固定金利を据え置く一方で、2年、3年、5年固定金利を引き上げ、15年、20年、30年固定金利を引き下げています。住信SBIネット銀行と比較されることが多いauじぶん銀行ですが、金利面ではほぼ全ての期間で住信SBIネット銀行を上回る好条件を提示。さらにがん50%保障団信に、全疾病保障を無料付帯させることができるなど、団信の比較でも住信SBIネット銀行を上回っています。2020年4月時点の評価は、数ある住宅ローンの中でNo.1と言って良いでしょう。

次は、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができる新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2020年4月の住宅ローン金利は、3年、5年、15年、20年、30年固定金利を据え置く一方で、7年及び10年固定金利を引き下げています。新生銀行は、ネット銀行の多くが事務手数料を住宅ローン借入額の2.2%に設定する中、定額料金で利用できる点が大きな魅力です。新生銀行の利用を検討する際は、見かけの金利で評価するのではなく、事務手数料含め、総返済額で比較しましょう。

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向です。ソニー銀行の2020年4月の住宅ローン金利は、3年及び5年固定金利を据え置く一方で、10年を超える金利を引き下げています。ソニー銀行は前月15日に翌月の金利を発表しており、他の金融機関とは金利の動きが毎月異なります。これだけ金利が乱高下すると、金利に大きな差が出ることも。住宅ローン金利を比較する際は、ソニー銀行の金利も忘れずにチェックしておきましょう。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2020年4月の住宅ローン金利は、全ての金利を据え置いています。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行は、変動金利と35年固定金利を引き上げる一方で、ボリュームゾーンの10年固定金利を据え置いています。
メガバンクの一角、みずほ銀行は変動金利を据え置く一方で、固定金利については引き上げています。

2020年4月の住宅ローン金利の動向を総括すると、先月とは打って変わって、金利が小幅ながら上昇した月と言って良いでしょう。ちなみに住宅ローン比較 編集部では、2020年5月以降も金利は不安定な状況が続くと考えています。

世界中の金利が低下する中、日本の金利が上昇したように、今後も金利の上昇には最大限の注意が必要です。住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!