住宅ローン金利動向2020年6月の住宅ローン金利動向

2020年6月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2020年6月の住宅ローン金利は、総じて低下しました。ここ数カ月金利は上下に大きく変動しています。足元の金利動向を分析すると、世界の金利を左右する米国債の金利が上昇に転じており、来月の住宅ローン金利は上昇する可能性が高いでしょう。日本国内を見ると緊急事態宣言が解除され、経済活動が再開。海外を見ても完全に新型コロナウイルスを抑え込んでいる台湾やニュージーランド、オーストラリアは正常化に向け動きだしています。欧州や米国はまだ多数の感染者が出ていますが、経済活動再開に動いており、今後はコロナとどう付き合っていくのかが重要になりそうです。このような状況下では、金利を下げ、景気を刺激するのが定石であり、世界中の金利が限りなくゼロに近づいています。日本は既に金利がゼロ近辺にあり、これ以上の金利引き下げ(マイナス金利の深掘り)に日銀は消極的です。これ以上金利が下がらないのであれば、リスクはむしろ上向き(※景気悪化と金利上昇が同時に来る状態)と考えるべきでしょう。住宅ローンの借り換えを検討している方は、金利が低いうちに借り換えることをおすすめします。
住宅ローン比較 編集部は、今後1年から2年かけて不動産価格が下落すると予想しています。特に新型コロナウイルスの影響で、3密状態が発生しやすいタワーマンション等の大規模集合住宅の人気が落ち着きそうです。タワーマンションの購入を検討していた方にとっては朗報と言えるでしょう。
一般的に不動産は中古物件から下落します。これからどんどん掘り出し物が、不動産市場に出てくる可能性が高いので、中古物件の購入を検討している方は、定期的に不動産の情報をチェックしましょう。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローン金利の動向をチェックしていきます。2020年6月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、フラット35の4つランキングで、上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向から。 住信SBIネット銀行は、フラット35を除く、全ての期間の住宅ローン金利を据え置きました。フラット35に関しては、金利を引き下げています。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、借り入れ金利の低さに加え、住宅ローン申し込みのネット完結、一部繰り上げ返済手数料無料、就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯する等、全てのサービスが高いレベルにあります。フラット35の提供にも力を入れており、商品ラインナップ、事務手数料の安さ共に高い評価を獲得しています。
次は変動金利に加え、一部の固定金利ランキングでも1位にランクインしているauじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。auじぶん銀行の2020年6月の住宅ローン金利は、変動金利とボリュームゾーンの10年固定金利を据え置く一方で、2年、3年、5年、15年、20年、30年固定金利を引き下げました。先月は金利を引き上げたauじぶん銀行ですが、今月はそれ以上に金利を引き下げており、住宅ローン商品としての魅力は大きくアップしています。住信SBIネット銀行と比較されることが多いauじぶん銀行ですが、住宅ローン金利の低さと団信の充実度では、住信SBIネット銀行を上回っています。2020年6月現在、数ある住宅ローンの中でNo.1と言って良いでしょう。

次は、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができる新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2020年6月の住宅ローン金利は、先月同様、変動金利、固定金利共に据え置きました。新生銀行は、ネット銀行の多くが事務手数料を住宅ローン借入額の2.2%に設定する中、定額料金で利用できる点が最大の魅力。新生銀行の利用を検討する際は、見かけの金利で評価するのではなく、事務手数料含め、総返済額で比較しましょう。

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向です。ソニー銀行の2020年6月の住宅ローン金利は、変動金利及び3年、5年、10年固定金利を据え置く一方で、20年を超える金利を引き下げました。ソニー銀行は前月15日に翌月の金利を発表しており、他の金融機関とは金利の動きが毎月異なります。他の金融機関の金利を大幅に引き上げたとしても、ソニー銀行は金利を引き下げるというようなこともありえます。住宅ローン金利を比較する際は、ソニー銀行の金利も忘れずにチェックしておきましょう。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2020年6月の住宅ローン金利は、変動金利、固定金利共に据え置きました。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行も、変動金利と固定金利を据え置いており、足並みがそろいました
メガバンクの一角、みずほ銀行は変動金利を据え置く一方で、すべての固定金利を引き下げています。

2020年6月の住宅ローン金利の動向を総括すると、総じて金利が低下した月と言って良いでしょう。ちなみに住宅ローン比較 編集部では、今後も金利は不安定な動きが続くと考えています。

日本の緊急事態宣言は解除されましたが、感染者がゼロになったわけではありません。今後も新型コロナの感染が終息しない場合は、景気が悪化し、不動産価格の低下を招く可能性がある点には注意しましょう。 住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!