住宅ローン金利動向2020年7月の住宅ローン金利動向

2020年7月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2020年7月の住宅ローン金利は、変動金利と短期金利以外、総じて上昇しています。ここ数カ月金利は不安定な動きが続いており、住宅ローンの利用を検討している方は注意が必要です。足元の金利動向を分析すると、世界の金利を左右する米国債の10年の金利は低下していますが、日本の金利は上昇する等、通常ではあまり見られない現象が起こっています。新型コロナの猛威は全くおさまっていませんが、日本含め世界中が経済活動を再開しており、コロナへの感染に注意を払いつつ、仕事に取り組んでいくことになりそうです。ちなみにこのような状況下で冷え込みが予想されていた住宅市場ですが、実需の中古住宅の売買は意外なほど活況です。リモートワークの導入が進む中、現在の住まいを売却し、新たな家に住み替える方が増えており、この動きが住宅市場を支えています。住宅ローン市場も中古住宅を購入する方や、借り換えを希望する方の申し込みは安定的に推移。その一方で新規住宅に関しては、物件価格が高止まりしているということもあり、大幅に落ち込んでいます。日本が景気後退に陥るのはほぼ確実ですが、その谷を防ぐためには、新規住宅市場のテコ入れと、住宅ローン金利が低位で安定することが鍵を握りそうです。
住宅ローン比較 編集部は、不動産価格の下落を予想していますが、思いのほか下落まで時間がかかる可能性もありそうです。特に新築物件は不動産会社が強気で売り出しており、価格が低下するまでは半年から1年かかるかもしれません。
一般的に不動産は中古物件から下落します。すでに一部では大幅値下げしするケースも出てきているので、マイホームの購入を検討している方は、中古物件も視野に入れ、物件を探すのも良いでしょう。

各社の住宅ローン金利動向

それでは次に金融機関各社の住宅ローン金利の動向をチェックしていきます。まずは2020年7月も変動金利、固定金利、借り換え、10年固定、フラット35の4つランキングで、上位にランクインしている住信SBIネット銀行の金利動向から。 住信SBIネット銀行は今月何と、変動金利を大幅に引き下げています。特に借り換えに関しては0.4%を切る金利を実現。これは大きな変更と言えるでしょう。その他の期間に関しては、2年、3年、5年固定金利を据え置く一方で10年を超える金利は引き上げました。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、借り入れ金利の低さに加え、住宅ローン申し込みのネット完結、一部繰り上げ返済手数料無料、就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯する等、全てのサービスが高いレベルにあります。フラット35も魅力ある水準で提供しており、候補に1つにすべき住宅ローンであることに疑う余地はありません。
次は変動金利に加え、一部の固定金利ランキングでも1位にランクインしているauじぶん銀行 住宅ローンの金利動向です。auじぶん銀行の2020年7月の住宅ローン金利は、変動金利とボリュームゾーンの10年固定金利を据え置く一方で、他の金利帯の金利を引き上げました。これは先月と全く逆の動きです。住信SBIネット銀行と比較されることが多いauじぶん銀行ですが、住宅ローン金利の低さと団信の充実度では、住信SBIネット銀行を総じて上回っています。2020年7月現在、編集部内での評価が極めて高い住宅ローンの1つです。

次は、事務手数料が定額で、初期費用を大幅に抑えることができる新生銀行の住宅ローンの金利動向です。新生銀行の2020年7月の住宅ローン金利は、変動金利と2年、3年、5年、7年、10年、15年固定金利を据え置く一方で20年を超える金利を引き上げています。新生銀行は、ネット銀行の多くが事務手数料を住宅ローン借入額の2.2%に設定する中、定額料金で利用できる点が最大の魅力。新生銀行の利用を検討する際は、見かけの金利で評価するのではなく、事務手数料含め、総返済額で比較しましょう。

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向です。ソニー銀行の2020年7月の住宅ローン金利は、先月同様変動金利及び3年、5年、10年固定金利を据え置く一方で、20年を超える金利を上げました。他の銀行は月初にその月の金利を発表しますが、ソニー銀行は前月15日に翌月の金利を発表しており、他の金融機関とは金利の動きが異なるケースも少なくありません。例えば他の金融機関の金利を大幅に引き上げたとしても、ソニー銀行は金利を引き下げるというようなこともありえます。住宅ローン金利を比較する際は、ソニー銀行の金利も忘れずにチェックしておきましょう。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2020年7月の住宅ローン金利は、変動金利を据え置く一方で、固定金利は期間を問わず引き上げています。三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行も、変動金利を据え置く一方で、固定金利を引き上げました。
みずほ銀行も同様で、変動金利を据え置く一方で、固定金利を引き上げており、2020年7月はメガバンクの足並みが揃いました。

2020年7月の住宅ローン金利の動向を総括すると、変動金利と短期固定金利以外は上昇した月といって良いでしょう。新型コロナウイルスの猛威が収まるまで、住宅ローン金利は神経質に上下する展開が続きそうです。
住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミを参考に、自分に合った住宅ローン商品を見つけましょう!