住宅ローンニュース永遠のテーマ。住宅ローンは変動と固定、どちらが有利?

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永遠のテーマ。住宅ローンは変動と固定、どちらが有利?住宅ローン比較 最新ニュース 第9回

金融の専門家の間でも長く議論され続けており、住宅ローン比較.jp編集部内でも意見が分かれる住宅ローンの変動金利と固定金利、どちらが有利というテーマについて、大手ニュースサイト「ハフィントンポスト」が取り上げています。

この記事の要旨は以下の通り。

  1. 現在の金利は過去最低を更新しており、今後は金利が上昇すると長く言われているが、実際には金利は上がっておらず、現在の低金利状況が長く続く事も考えなければいけない
  2. 変動金利は短期金利に連動し、固定金利は長期金利に連動する傾向がある。つまり住宅ローン金利は変動金利のほうが、固定金利よりも低くなるケースが多い
  3. 金利が上昇すれば固定金利のほうが有利だが、もし将来金利が上昇しなかった場合、固定金利を選択すると高い金利分返済が膨らむ
  4. 今後金利が上昇するのであれば固定金利が有利になる可能性が高い。逆に金利が上昇しなければ住宅ローン金利は変動が有利になる
  5. つまり目先の金利水準に惑わされずに将来の値動きに注意して判断する事が大切

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この内容を見ると、これまでにいやというほど繰り替えされてきた議論の焼き直しであり、全く真新しいところはありません。また変動金利と固定金利のどちらが有利?という主題に対する回答もありません。

住宅ローンの知識がない方にとっては、住宅ローンの金利が決まる仕組みを知る上で有意義な記事になっていますが、住宅ローンの知識がある人にとって面白味のある記事とは言えないでしょう。

またこの記事の最も大きな問題は、結論となっている「目先の金利水準に惑わされずに将来の値動きに注意して判断する事が大切」が、現実的には極めて困難である点にあります。もし将来の金利が見通せるのであればそもそも変動か固定かというような議論は起こりませんし、神様でもない限り、将来の金利を見通す事はできません。

もちろん長期的な視野を持つことは大切ですが、それが当るかどうかは決して誰にもわからないのです。これでは運よく予想が当ったとしても金利が逆に動いた時のダメージが 大きくなってしまいます。

住宅ローン比較.jp編集部は、これらのリスクに対応するためのベターは選択肢として、7年~10年程度の固定金利で住宅ローンを組む事をおすすめします。

7年~10年程度の固定金利は、変動金利ほど金利が低くはありませんが、各金融機関がボリュームゾーンとして力を入れているため、金利水準が低く、且つ金利を固定する事で返済契約が立てやすいというメリットがあります。

7年~10年という期間は住宅ローンを見直すタイミングとしても最適です。このタイミングで再度住宅ローンを検討し、必要であれば借り換えるという方法が、最もリスクが少ない住宅ローンの組み方と言えるでしょう。

金利の見通しに自信がある方は変動金利、もしくは長期間の固定金利を利用するのも良いと思いますが、先を見通すのは難しいという方は7年~10年程度の期間で検討してみてはいかがでしょう。