住宅ローンニュース9月の住宅ローン金利 5か月ぶりに多数の銀行が引き上げ

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9月の住宅ローン金利 5か月ぶりに多数の銀行が引き上げ住宅ローン比較 最新ニュース 第32回

2016年8月、三菱東京UFJ銀行・みずほ銀行などの大手都市銀行は、同年9月、住宅ローンの金利を一部引き上げることを発表しました。引き上げの主な対象は、2年以上の固定金利型の住宅ローン商品で、各行の主力プランである期間10年固定型も含まれています。

同じく三井住友銀行・りそな銀行も金利引き上げを発表。8月に史上最低金利を迎えていた住宅ローンは、5か月ぶりの金利上昇により、今後のトレンドが注目を集めています

主な都市銀行が発表した10年固定型の9月適用金利は、以下のとおりです(カッコ内の数字は8月比)。

  • 三菱UFJ銀行……年0.6%(0.1%引き上げ)
  • 三井住友銀行……年0.8%(0.1%引き上げ)
  • みずほ銀行……年0.675%(0.05%引き上げ)

一方、地方銀行の動きは各行ごとに対応が異なりますが、一部には金利を据え置く銀行も見られます。

  • 千葉銀行……年0.775%(据え置き)
  • 横浜銀行……年0.775%(0.1%引き上げ)

また、住宅ローンの中でも金利の低さに定評があるネット銀行も、複数の銀行が9月からの金利引き上げを行っています。

  • 住信SBIネット銀行……年0.52%(0.05%引き上げ)
  • じぶん銀行……年0.51%(0.013%引き上げ)

全体として9月の住宅ローン金利は上昇基調となっていますが、具体的な数字を見ると、その金利水準は各銀行によりまちまちです
住宅ローンを比較・検討する際は、やはり、各行の最新の金利情報を把握し、複数の銀行を比較べきことに変わりありません。

今回の、住宅ローン金利の引き上げは、固定金利型住宅ローンの指標となる長期金利の上昇が原因です。
今年1月に日銀が導入したマイナス金利の影響で、住宅ローン金利は4月から下降基調に入り、7月、8月には史上最低を記録しましたが、ここへきて日銀の金融緩和策の先行きが不透明感を増し、市場金利を押し上げたことが引き金となっています。

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これにより、9月はほとんどの銀行で住宅ローン金利の引き上げが実行される結果となりましたが、今回の上げ幅は、あくまで「過去最低の水準で推移していた先月に比べて」のこと。総合的に見れば、現在の住宅ローン金利は歴史的な低水準であることに変わりはありません

住宅ローンの金利上昇を前に、あせって物件を購入したり、住宅ローンの借り換えを進めれば、充分に物件を吟味する時間や住宅ローンを比較する余裕を持てずに後悔する可能性もあります。まずは物件探しや各銀行の住宅ローン比較をしっかりと行い、一生に一度の買い物と言われるマイホームまわりについて満足度の高い結果を得られるようにしましょう。