住宅ローンニュース長期金利が1年3カ月振りにマイナスに。2019年1月は住宅ローン金利が低下

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長期金利が1年3カ月振りにマイナスに。2019年1月は住宅ローン金利が低下住宅ローン比較 最新ニュース 第59回

2018年12月28日、住宅ローン金利に大きな影響を与える長期金利が1年3カ月分振りにマイナスをつけました。
長期金利の指標になる10年物国債の金利は、-0.005%となっており、10年物国債を市場で買い付けると、それだけで損失が出ることになります。
長期金利がマイナスになるのは、2017年9月以来、実に1年3カ月振りのこと。この結果を受け、2019年1月は住宅ローン金利が低下しました
今月の住宅ローン比較のニュースは、長期金利がマイナスを記録した理由と今後の見通しをご紹介します。

長期金利が1年3カ月振りにマイナス金利を記録した理由とは?

2018年12月28日、1年3カ月振りに長期金利がマイナスになった理由は何でしょうか?日本の長期金利にもっとも大きな影響を与えるのは、日銀の政策ですが、日銀は金融政策を一切変更しておらず、日本国内の要因ではありません。

では何が要因になっているのでしょうか?

その答えは、世界中の金利の指標となっていう米国10年債利回りの急低下にあります
以下は2018年12月度の米国10年債利回りの値動きと、日本の10年債利回りの値動きをプロットしたものです。

米国10年債&日本10年債利回り(2018年12月度)
米国債10年利回り 日本国債10年利回り
2018年12月3日 2.96 0.08
2018年12月4日 2.91 0.07
2018年12月5日 2.91 0.06
2018年12月6日 2.89 0.06
2018年12月7日 2.84 0.05
2018年12月10日 2.85 0.04
2018年12月11日 2.87 0.05
2018年12月12日 2.9 0.05
2018年12月13日 2.91 0.05
2018年12月14日 2.88 0.03
2018年12月17日 2.85 0.04
2018年12月18日 2.81 0.02
2018年12月19日 2.75 0.03
2018年12月20日 2.8 0.02
2018年12月21日 2.79 0.04
2018年12月24日 2.73 0.04
2018年12月25日 2.73 0.01
2018年12月26日 2.8 0.02
2018年12月27日 2.76 0.02
2018年12月28日 2.71 0

米国10年債利回りは、2018年12月3日は2.96%と3%近くあったものの、米中経済摩擦と米国の議会とトランプ大統領が対立し、米国の政府機関が閉鎖されるなど、米国経済のマイナスのニュースが続いたこともあり、景気の先行きを不安視する声が増加。月末にかけて10%近く急落しました

これだけではわかり難いので、米国10年債と、日本国債10年債の値動きをグラフ化し、比較してみましょう。
下記のグラフを見れば一目瞭然。この2つの国債の値動きには明らかに相関関係があることがわかります。

graph

graph2

つまり、日本の金融政策に変更がない場合、日本国債の利回りは、米国債次第であり、住宅ローン金利に関しても、米国債の動きをチェックしておくことが重要と言えるでしょう

ちなみにソニー銀行は翌月の住宅ローン金利を当月の15日前後に発表します。つまり当月の10日前後までの金利動向から翌月の住宅ローン金利を決めているはずです。他の金融機関に関しては、翌月の住宅ローン金利は翌月1日に発表しています。基本的には25日前後の金利動向から翌月の住宅ローン金利を決めている可能性が高いでしょう

住宅ローンの新規借り入れ及び借り換えを検討している方は、上記を参考に翌月の住宅ローン金利を予想した上で、利用するタイミングを図ることをおすすめします。

いずれにせよ2018年12月、2019年1月と久々に住宅ローン金利が低下しており、住宅ローンを利用する良いタイミングが訪れているのは間違いありません

住宅購入を検討している方、住宅ローンの借り換えを検討されている方は、この機会に住宅ローンの利用を検討してみるのも良いでしょう。