住宅ローン講座ネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

ネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

ネット銀行の住宅ローンにデメリットはある?ネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

ネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

ネット銀行で住宅ローンの借入、借り換えを検討している方の中には「ネット銀行は金利が低い」ということをご存知の方も多いでしょう。加えてネット銀行の住宅ローンには、保証料や団信保険料、団信に付帯する疾病保障などが無料というメリットもあります。一部繰上げ返済の手数料も無料で1円単位などの少額から利用可能な点も、ネット銀行ならではと言えるでしょう。

それでは、ネット銀行の住宅ローンにデメリットがないかと言うと、残念ながらそうではありません。しかし、デメリットをしっかりと把握し、その対処法を知ることで、ネット銀行の強みを最大限に活かすことが可能です。

そこで本特集では、ネット銀行の住宅ローンにどのようなデメリットがあるかを解説しながら、その対処法についてもご紹介します。本特集を参考に、上手にネット銀行の住宅ローンを活用しましょう。

ネット銀行の住宅ローン デメリット1 審査・融資実行のスピードが遅いネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

ネット銀行の住宅ローンのデメリットは、審査・融資実行までに時間がかかる点です。
大手メガバンクであれば、申し込みから融資実行されるまでにかかる期間は、通常1ヶ月程度。一方、ネット銀行では2ヶ月以上の期間を要することもあります。その理由としては、ネット銀行の場合、必要書類を郵送でやりとりが多いという点が挙げられます。ネット銀行では書類到着から本審査を行うため、どうしても対面での申し込みと比較すると融資実行までに時間がかかってしまいます

対処法

物件契約後、支払い期限までにスムーズに借入を行うためには、早めに申し込みを行っておくおくことが重要です。また、最近では、住宅ローンの申し込みから契約までをすべてWEB上で行えるネット銀行も登場しています。郵送でのやりとりに比べ時間も短縮されるため、スピード重視の方はWEB上で手続きが完結するネット銀行が選択肢になります。例えば「じぶん銀行」や「住信SBIネット銀行」では、契約書の記入・捺印が不要でWEB上で手続きが完結。紙の契約書がないため、印紙代もかかりません

じぶん銀行 住宅ローン

じぶん銀行

KDDI系列のじぶん銀行が提供する住宅ローン。日本で初めてネットで申込みから契約まで完結する住宅ローンを提供。契約書に貼付する印紙代が不要となる。また、住宅ローン保証料・団体信用生命保険料・繰上げ返済手数料・金利タイプの変更(固定金利再設定)手数料も無料。がんと診断された場合に住宅ローン残高の50%が支払い免除となる「がん50%保障団信」も無料で付帯可能。

このサイトへ行く

住信SBIネット銀行 住宅ローン

住信SBIネット銀行

変動金利型や期間固定型の金利に優位性がある住宅ローン。申し込みから契約までをネットで完結。団信(団体信用生命保険)に、すべての病気・ケガを保障する「全疾病保障」を無料で付帯できる。女性の場合はさらに「ガン診断給付金保障」も無料付帯。その他、保証料・団体信用生命保険料・繰上げ返済手数料も無料。

このサイトへ行く

ネット銀行の住宅ローン デメリット2 審査が厳しいネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

ネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

ネット銀行の場合、対面での人物審査がないこと、保証会社を利用しないことから住宅ローン審査が厳しい傾向があります。大手メガバンクでは、対面での人物審査を行うことに加え、保証会社を介することで貸し倒れのリスクを回避しています。しかしネット銀行では、上記のような理由により、その分慎重な審査を行う必要があります。

対処法

住宅ローンを組む際には、仮審査という過程があります。仮審査に通っていれば、本審査通過の可能性も高いでしょう。ネット銀行の場合、仮審査の結果はすぐにわかるため、早めに仮審査を申し込んでおき、仮審査の結果がよかった銀行に複数申し込みを行っておくと安心でしょう。

ネット銀行の住宅ローン デメリット3 対面で相談できないネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

ネット銀行では、店舗を構えないことで諸費用を軽減し、低金利の住宅ローン商品を提供しています。そのため、対面での相談窓口が用意されていないこともあります。「金額の大きい取引なので、対面で相談したい」という方にとっては、その点がデメリットになります。

対処法

実はすべてのネット銀行が相談窓口を設けていないわけではありません。例えば、イオン銀行ではイオンモール内に土日祝日にも営業している相談窓口があります。住信SBIネット銀行は、住宅ローン相談窓口「SBIローンプラザ」を設置。 国内最大手の住宅ローン専門金融機関であるARUHIでも、全国に相談拠点を展開しています。まずは検討しているネット銀行の相談窓口が近くにないか、確認してみましょう。

イオン銀行 住宅ローン

イオン銀行 住宅ローン画像

イオングループの住宅ローン。イオンモールの店内にあるじぶん銀行店舗では土日祝日も住宅ローン相談に対応している。また、住宅ローン契約者特典として、イオングループでの買い物が5年間毎日5%OFFになる「イオンセレクトクラブ」を提供。住宅ローン保証料、一部繰上返済手数料、団体信用保険料も無料。

このサイトへ行く

ARUHI 住宅ローン

ARUHI 住宅ローン

住宅ローン専門金融機関・ARUHI(旧SBIモーゲージ)が提供する住宅ローン。フラット35を専門で扱う。全国主要都市で実店舗を運営しており、来店相談も受け付け。自宅からチャットでローンアドバイザーに相談するビデオチャットサービスを提供している。融資手数料は2.16%だが、Webから申し込み&手続きをすると1.08%に優遇。

このサイトへ行く

ネット銀行の住宅ローン デメリット4 事務手数料ネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

ネット銀行の場合、住宅ローンの事務手数料で「借入額の2.16%」などの定率性を採用していることがあります。借入額が2,000万円で事務手数料が2.16%の場合、手数料の額は43万2,000円ほどに。大手メガバンクの事務手数料は32,400円で統一されているため、事務手数料のみで比較すると2.16%は割高と言えます

対処法

中には、事務手数料が一律のネット銀行も存在します。また、事務手数料が定率性の場合でも、金利や保証料などその他の費用を含めると、ネット銀行の方が総返済額は少ないケースも多々あります。特に、ネット銀行では、保証料・団信保険料がかからず金利も低いので、トータルの総返済額で比較することが大切です。

対処法を知ってネット銀行を活用しようネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

ネット銀行の住宅ローンを利用する際のデメリットとその対処法

いかがでしたか?ネット銀行の住宅ローンにはデメリットもあるものの、それをカバーする対処法も存在します。最近では初めての借入の方だけでなく、借り換え先としてネット銀行を選択する人も増えています。

ネット銀行で住宅ローンを組む際には、早めに申し込み・仮審査を受けておくことがポイント。また、対面での相談を希望する方は相談窓口のあるネット銀行を選ぶことでデメリットを回避することができます。何よりもトータルのコストでは、ネット銀行が有利になるケースがほとんどです。諸費用の金額だけで判断するのではなく、総額でいくらになるのかを基準に比較してみましょう。