住宅ローン金利動向住宅ローンの金利動向(2026年8月更新)!変動と固定金利の動きを専門家が分析

2026年8月の住宅ローン金利動向最新の住宅ローン金利動向

住宅ローン金利の動向

2026年8月の住宅ローン金利は、ほぼ全ての金融機関が金利を引き上げました。日本の長期金利は高止まりしており、日銀が再度政策金利見直しに着手するのは時間の問題でしょう。15年ぶりの日米の協調介入で円安は小康状態を保っていますが、早晩日銀が金利を引き上げなければ円安が再燃しかねません。米国のベッセント財務長官は協調介入に踏み切る代わりに日銀に利上げを求めていると言われており、この圧力を日本が跳ね返せる可能性は極めて低いでしょう。そもそもの問題は政府の圧力を受け、日銀の対応が遅れたことです。物価上昇率を下回る水準に金利を据え置き、円安を引き起こしておきながら、政府・日銀が介入し円高にするという行動は明らかに矛盾です。また、財源を明らかにせずに食料品の消費税を1%にする施策も間違いなく円安要因と言えます。いくら一時的に円高になったとしても、絶好の円安外貨買いの機会を与えるだけで、それが長続きする可能性はほとんどありません。円安を止めるためには利上げが必須です。日銀は9月の金融政策決定会合で金利を引き上げなければ、円が再度売り込まれる可能性が高いでしょう。日銀が金融政策の独立性を守り、正しい判断を下し、金利引き上げの姿勢を見せられるかどうかが日本の将来を左右することになりそうです。2026年8月6日現在、日本国債10年物の金利は2.78%前後で推移。30年物国債の金利も3.93%と1999年2月依頼の水準で推移しています。日銀が政策金利を引き上げれば、住宅ローン金利だけではなく、様々な金利が上昇するのは避けられません。この大きな変化に私達の生活が耐えられるのか?今年の夏は日本経済の正念場です。住宅購入を検討している方はもちろん、住宅ローンの借り換えを検討している方は、金利動向をしっかりチェックし、大きな動きが起こる前に手を打つ柔軟さが必要になるでしょう。

物価上昇(インフレ)を抑制するためには金利を上げるというのは、経済学の基本中の基本です。現在起こっている日本のインフレの要因は、この金利引き上げが遅れている点が最大の理由です。万が一さらにインフレが加速した場合、生活費が増大し、大きな負担を強いられるのは、私達です。日本のインフレは日に日に悪化しており、政府の方針や日銀の政策が私達の生活を苦しめる要因になっているのは間違いありません。一度インフレが発生すると、落ち着かせるのは容易ではありません。このままいくと私達は、これから先何年にもわたりインフレとの戦い続けることになります(※既にその兆候もあります)。住宅ローンの利用を検討する場合、将来の金利が大きく上昇するリスクを考慮し、無理のない返済計画を立てましょう。

日銀が金利を引き上げると、不動産価格にマイナスの影響を与えます。また不動産価格高騰の要因の1つとされている外国人の不動産取得に一定の制限を設けるべきという声が日増しに増加しており、何らかの形で制限がかかるのは間違いないでしょう。そうなると不動産価格には下落圧力が発生します。 現在の不動産価格を分析すると、都市部の不動産価格が調整に入っており、港区や中央区の不動産ですら、動きの鈍化と成約価格の低下が顕著です。東京都心の不動産価格は、依然として高水準にあるものの、この過熱感が修正されないと考えるのは浅はかです。「住宅は買いたいと思った時、買える財力があるなら買うべき」という格言は依然として有効ですが、市場の動向を冷静に見極める必要があります。特にペアローンや50年ローンは、メリットだけではなく、デメリットにも目を向けるべきです。気になる物件がある方は、しっかり検討し、無理のない返済計画が立てられるかどうかを慎重に判断しましょう。また、住宅ローンの借り換えを検討している方は、金利がさらに上昇する前に、早めに動くことをおすすめします。

以下は、住宅ローン比較の各種ランキングで上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向です。住宅ローンの利用を検討している方は是非チェックしてみてください。

各社の住宅ローン金利動向

以下のチャプターでは人気のネット銀行の住宅ローン金利の動向を解説していきます

住信SBIネット銀行

まずは住信SBIネット銀行の金利動向です。 住信SBIネット銀行は、変動金利、固定金利共に引き上げました。住信SBIネット銀行は、数あるネット銀行の中でもトップクラスの住宅ローン貸付実績を誇っており、その金利動向は他のネット銀行にも影響を与えています。低金利で借り入れることができるネット銀行の住宅ローンを検討するのであれば、まずは住信SBIネット銀行の住宅ローンをチェックすると良いでしょう。
ちなみに住信SBIネット銀行の住宅ローンの特徴は、期間を問わず借り入れ金利が低く、住宅ローン申し込みもネットで完結。さらに一部繰り上げ返済手数料無料、就業不能リスクまでカバーする全疾病保障が無料付帯する等、付帯サービスも高いレベルにあります。

ARUHI フラット35

次は長期固定型の住宅ローンの中で、圧倒的な低金利と高い評価を得ているARUHI フラット35の金利動向です。ARUHI フラット35の2026年8月の住宅ローン金利は、金利を引き上げています。ARUHI フラット35は、他の長期固定型の住宅ローンと比較した際、金利面での優位性をキープ。団信の充実度や一部繰り上げ返済のしやすさ等、利便性の面でも他のネット銀行を上回っています。現時点では借入期間が20年を超える住宅ローンの中で、最も高い評価を得ている住宅ローンと言って良いでしょう。

SBI新生銀行の住宅ローン

次は、定額型の事務手数料を選ぶことで、初期費用を大幅に抑えられるSBI新生銀行の住宅ローンの金利動向です。SBI新生銀行の2026年8月の住宅ローン金利は、変動金利を据え置く一方で、固定金利を引き上げました。その一方でSBI新生銀行は、他の住宅ローンの固定金利と比較すると、いまだに金利水準に優位性があるのも事実です。これから住宅ローンの利用を検討している方は、SBI新生銀行を選択肢の1つに加えるべきでしょう。ちなみに0.1%の上乗せ金利で充実したがん団信に加入できる点も大きな魅力です。

ソニー銀行 住宅ローン

次に月中に翌月の住宅ローン金利を発表するソニー銀行 住宅ローンの金利動向です。ソニー銀行の2026年8月の住宅ローン金利は、変動金利を据え置き、固定金利は引き上げています。ほとんどの金融機関が、月初にその月の住宅ローンの適用金利を発表していますが、ソニー銀行は前月15日に翌月の金利を発表。金利を引き下げた月は、ソニー銀行の住宅ローンに優位性があることも。住宅ローン金利を比較する際は、ソニー銀行も忘れずにチェックしておきましょう。
ここまでは住宅ローン比較が実施する各種ランキングで、常に上位にランクインしている人気の住宅ローンの金利動向を解説しました。

ちなみに、「住信SBIネット銀行」「auじぶん銀行」「SBI新生銀行」の2026年9月の主な住宅ローン金利は以下の通りです。ネット銀行での住宅ローンの借り入れを考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ネット銀行 2026年9月の住宅ローン金利を比較

変動金利 固定10年 固定20年 固定30年
住信SBIネット銀行 1.75
※全期間引下げ
3.149
※当初引下げ
3.729
※当初引下げ
3.839
※当初引下げ
auじぶん銀行
  • 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。
1.134
※新規借入れ ※全期間引下げ
3.270
※当初引下げ
3.890
※当初引下げ
4.425
※当初引下げ
SBI新生銀行 1.080 3.250 4.050 4.150
ソニー銀行 1.347
※変動セレクト住宅ローン/新規購入の場合
3.577
※固定セレクト住宅ローン
4.351
※固定セレクト住宅ローン
4.939
※住宅ローン

最後に日本を代表するメガバンクの金利動向をご紹介します。

三菱UFJ銀行

メガバンクのみならず、日本全体の住宅ローン金利の指標となっている三菱UFJ銀行 の2026年8月の住宅ローン金利は、変動金利を据え置く一方で、固定金利は引き上げました。

三井住友銀行

三菱UFJ銀行 に次ぐ人気と、住宅ローン貸し出し実績を誇るメガバンク、三井住友銀行も同様に変動金利を据え置く一方で、固定金利に関しては金利を引き上げており、メガバンクの足並みが揃いました。

メガバンク 2026年9月の住宅ローン金利を比較

変動金利 固定10年 固定30年
三菱UFJ銀行 1.245
※当初引下げ
3.63
※当初引下げ
4.22
※全期間引下げ
三井住友銀行 1.525
※全期間引下げ
3.70
※全期間引下げ
4.61
※超長期固定金利
みずほ銀行
(ネットで手続きした場合)
1.025
※ローン取扱手数料型
3.45
※ローン取扱手数料型
3.99
※ローン取扱手数料型

2026年8月の住宅ローン金利の動向を総括すると、多くの金融機関が金利を引き上げた月になりました。米国の金利も日本の金利も不安定な状況が続いており、インフレが再燃しつつあります。住宅ローンの借り入れ(借り換え)はしっかり考え、早めに検討すべきです。変動金利を利用している方や、短期固定金利を利用している方は、将来金利が上昇しても無理なく返済できるよう無理のない返済計画を立てることをおすすめします。
住宅ローン選びに悩んでいる方は、住宅ローン比較が実施している各種ランキングの結果と、実際に住宅ローンを利用しているユーザーの口コミ・評判を参考に、自分に合った住宅ローン商品を探してみてください!

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