人気の金融機関段階的に住宅ローン金利を引き下げ!SBI新生銀行が取り扱うステップダウン金利タイプの住宅ローンとは?

更新日:

住宅ローン比較 最新ニュース

段階的に住宅ローン金利を引き下げ!SBI新生銀行が取り扱うステップダウン金利タイプの住宅ローンとは?住宅ローン 銀行の選び方

2017年11月1日から、SBI新生銀行が、「パワースマート住宅ローン ステップダウン金利タイプ(Tポイント付き)」(※以下「ステップダウン金利タイプ」)の取り扱いを開始しました。

ステップダウン金利タイプの特徴は、返済開始から10年間はスタート金利(※固定金利)で借り入れることができ、返済開始から10年経過後は、5年ごとに適用金利がスタート金利から10%ずつ引き下げられる点。最大50%まで金利が引き下げられ、返済期間が長くなるほど、毎月の返済額を減らすことが可能です。

例えば、35年返済・スタート金利2%でステップダウン金利タイプを借り入れた場合、住宅ローン金利は以下のように変動します。

  • 1年~10年目…スタート金利:2%
  • 11年~15年目…スタート金利×90%:1.8%
  • 16年~20年目…スタート金利×80%:1.6%
  • 21年~25年目…スタート金利×70%:1.4%
  • 26年~30年目…スタート金利×60%:1.2%
  • 31年~35年目…スタート金利×50%:1.0%

SBI新生銀行 住宅ローン(ステップダウン金利タイプ)のメリット

ステップダウン金利タイプを利用すれば、借り入れを行う時点で、最終返済までの住宅ローン金利が確定するため、総返済額が明確になります。さらに、返済期間に応じて、段階的に住宅ローン金利が下がっていくので、将来、教育費や老後資金が心配になる時期に、毎月の住宅ローン返済額を減らせる点もステップダウン金利タイプを利用する大きなメリットと言えるでしょう。

SBI新生銀行 住宅ローン(ステップダウン金利タイプ)のデメリット

メリットだけではなくデメリットも考えてみます。ステップダウン金利タイプのデメリットとしては、スタート時点での金利設定が、他の金利タイプと比較すると高くなる点には注意が必要です。また将来的に金利が想定より下がれば、十分なメリットを享受できないリスクもありますが、現在の住宅ローン金利は十分に低いことから、この心配は杞憂でしょう。

住宅・画像

また、ステップダウン金利タイプの住宅ローンを借り入れると、借り入れ実行から10年間、毎月Tポイントを1,000ポイントをもらうことが可能です。「毎月1,000ポイント×最大120ヵ月(12ヵ月×10年間)」で、最大120,000ポイントのTポイントがもらえる点も、チェックしておきたいポイントと言えるでしょう。(※ただし、期間中に繰り上げ返済を行うと、以降はTポイントが付与されなくなります。)

SBI新生銀行は、他の金融機関にはない様々なサービスを提供しており、ユーザーから高い評価を獲得している金融機関の一つ
上記でご紹介したステップダウン金利タイプも、返済期間に応じて段階的に住宅ローン金利が低くなり、最大でスタート当初の50%、住宅ローン金利が引き下げられる仕組みを採用しており、非常にユニークで魅力ある商品で、住宅ローン比較 編集部内でも高い評価を得ていました。

返済計画の立てやすい住宅ローンの利用を検討されている方はもちろん、固定金利で住宅ローンを借り入れつつ、将来の金利上昇に備えたいと考えている方は、SBI新生銀行が提供する住宅ローン(ステップダウン金利タイプ)の利用を検討対象の一つに加えてみてはいかがでしょう。

SBI新生銀行 住宅ローン:ステップダウン金利タイプ

SBI新生銀行 住宅ローン:ステップダウン金利タイプ

事務取扱手数料 162,000円(税込)
保証料 無料
借入金額 2,000万円以上1億円以下(10万円単位)
借入期間 21年以上35年以内(1年単位)
スタート金利
  • 25年:1.650%
  • 30年:1.900%
  • 35年:1.900%
※2017年12月時点。スタート金利は毎月変動します。最新の金利はこちらでご確認ください。

このサイトへ行く

著者 溝口 麻衣

著者 溝口 麻衣

Hayakawa所属のチーフライター兼編集者。SBI新生銀行が取り扱うステップダウン金利タイプの住宅ローンについての調査と記事執筆を担当。
わかりやすく、ちょっとした気付きのある記事を目指し、日々原稿を執筆している。2級FP技能士取得。