住宅ローン 銀行の選び方SBI新生銀行住宅ローンの評判(金利と審査のポイント)
SBI新生銀行 住宅ローンの評判SBI新生銀行 住宅ローンの評判
SBI新生銀行の住宅ローンは、住宅ローン比較が実施する固定金利ランキングで上位にランクインするなど、利用者からの評判が良い住宅ローン。
実際にSBI新生銀行の住宅ローンを利用した経験があるユーザーの口コミをチェックしても、「総支払い金額が他の住宅ローンと比較して割安」という好意的な意見が大多数を占めます。
また、かつては書類申請の手続きが煩雑で、審査が厳しいという評判も聞かれましたが、利用者の意向を反映し、申請方法が簡略化され、現在では他と比較しても使い勝手の良い住宅ローンの一つと言えるでしょう。
今回は利用者から高い評価を獲得しているSBI新生銀行住宅ローンの金利や審査について、詳しく解説します。
SBI新生銀行 住宅ローンの特徴SBI新生銀行 住宅ローンの評判
SBI新生銀行住宅ローンが人気を集める理由は、ひとえにそのサービス内容にあります。
SBI新生銀行の住宅ローンは、保証料、団信保険料、繰上げ返済手数料が全て無料。また、「安心パック」を利用することで、要介護状態に備える「安心保障付団信」や、繰上げ返済で短くなった期間の分だけ元本返済をストップできる「コントロール返済」を利用する事もできます。
さらに、病児保育や家事代行サービス(※いずれも回数・地域限定)が加わった「安心パックW(ダブル)」も用意されており、家庭の事情に合わせ、柔軟にサービスを選ぶことが可能です。
また、充実した付帯サービスに加え、事務手数料の安さもSBI新生銀行の大きな魅力。
SBI新生銀行では、一部の金利プランを除き、住宅ローンの取り扱い事務手数料に定額制を採用し、借り入れ金額の多さに関わらず、以下のように設定されています。
付帯プラン/金利タイプ | 取り扱い事務手数料(税込) |
---|---|
付帯プランなし | 5.5万円 |
「安心パック」付帯 | 11万円 |
「安心パックW」「安心パックS」付帯、ステップダウン金利タイプ選択時 | 16.5万円 |
※一部の金利プランを除く
上記の表からもわかるように、SBI新生銀行の取り扱い事務手数料は、付帯プランや金利タイプに応じて、5万5,000円(税込)~16万5,000円(税込)に設定。他の金融機関の住宅ローンと比較しても非常に割安です。
例えば、他の住宅ローンよりも低い金利でサービスを提供し、人気を集める住信SBIネット銀行では、融資金額の2.2%(税込)が事務手数料。2,000万円の融資を申し込んだ場合、SBI新生銀行の事務手数料が5万5000円(税込)(※付帯プランなしの場合)かかるのに対し、住信SBIネット銀行は43万2,000円と、単純計算で約38万円の違いが生じます。
SBI新生銀行の住宅ローン金利は最低水準とはいえませんが、前述のサービスを考慮に入れると、総支払い金額が他の住宅ローンよりも割安になる可能性は十分にあります。繰上げ手数料や事務手数料を計算に入れ、総支払い金額を比較してみましょう。
Memo金利の低さを重視したい人には「変動金利(半年型)タイプ 〈変動フォーカス〉」の利用がおすすめ!
SBI新生銀行では、住宅ローン金利が低めに設定されており、毎月の返済額をできるだけ抑えたい人向けに、「変動金利(半年型)タイプ 〈変動フォーカス〉」と呼ばれる金利プランを提供しています。
この「変動金利(半年型)タイプ 〈変動フォーカス〉」は、通常の変動金利プラン「変動金利(半年型)タイプ」と比較し、低めの住宅ローン金利を適用。他の金利プランとは異なり、取り扱い事務手数料が「借り入れ金額×2.2%(税込)」となる点には注意が必要ですが、できるだけ低金利で住宅ローンを借り入れ、毎月の返済額を抑えたい方は、SBI新生銀行で住宅ローンを組む際、「変動金利(半年型)タイプ 〈変動フォーカス〉」もチェックしておくのがおすすめです。
変動金利(半年型)タイプ 〈変動フォーカス〉 |
変動金利(半年型)タイプ | |
---|---|---|
適用金利 | 低め | 高め |
取り扱い事務手数料(税込) | 定率制 ※借入金額×2.2% |
定額制 ※5.5万円~ |
特徴 | 適用金利が低く、毎月の返済額を抑えられる | 取り扱い事務手数料が定額制のため、初期費用を抑えられる |
SBI新生銀行 住宅ローンの金利推移SBI新生銀行 住宅ローンの評判
金利区分 | 2022年10月 | 2022年11月 | 2022年12月 | 2023年1月 | 2023年2月 | 2023年3月 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | 2023年7月 | 2023年8月 | 2023年9月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
変動 ※変動フォーカス選択時 |
年0.45% | 年0.45% | 年0.45% | 年0.42% | 年0.42% | 年0.42% | 年0.42% | 年0.42% | 年0.42% | 年0.42% | 年0.42% | 年0.42% |
当初10年固定 | 年1.05% | 年1.25% | 年1.10% | 年1.10% | 年1.10% | 年1.10% | 年1.10% | 年1.10% | 年1.10% | 年1.10% | 年1.10% | 年1.10% |
SBI新生銀行 住宅ローンの審査SBI新生銀行 住宅ローンの評判
SBI新生銀行の審査の特徴は、仮審査がなく、本審査1回のみで融資が判断される点。仮審査にかかる時間が省略できる分、融資実行にかかる時間を短くすることができるため、なるべく早く審査を終わらせたいという人にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
審査基準に関しては、他の多くの住宅ローンと同様に明確にはされておらず、申し込みの条件だけが提示されています。その内容は「勤続2年以上、年収300万円以上あること」。この最低条件から判断する限り、申し込みのハードル自体は決して高くありません。一部では審査が厳しく、満額融資が難しいという声も聞かれますが、融資が実行されたときのメリットを考えれば、挑戦する価値がある住宅ローンと言えるでしょう。
SBI新生銀行 住宅ローンの審査
- 住宅ローン審査 申し込み条件
- 当行に新生総合口座パワーフレックスを開設していること、または、お申し込みと同時に新生総合口座パワーフレックスを開設されること。 ※米国の「外国口座税務コンプライアンス法(FATCA・ファトカ)」について、またはお客さまがFATCA上の米国人(米国の納税義務者)に該当する場合はこちら
- お申込時の年齢が、20歳以上65歳以下で、かつローン完済時の年齢が80歳未満であること。
- 団体信用生命保険への加入資格を有すること。
- 連続した就業2年以上、かつ前年度の税込み年収が300万円以上の正社員または契約社員であること。
- 自営業の方は、業歴2年以上、かつ2年平均300万円以上の所得(経費控除後の金額)を有すること。
- 日本国籍または永住許可を有すること。お申込人が永住許可のない外国籍の場合は、日本国籍を有している配偶者または永住許可のある外国籍の配偶者が連帯保証人になっていただくこと。
- その他当行所定の資格・要件を満たしていること。
- 住宅ローン審査期間(※目安)
- 最大約1ヶ月半
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