最新の住宅ローン金利動向Trend
NEW2023年11月の住宅ローン金利動向
2023年11月の住宅ローン金利は、前月に続き多くの金融機関が金利を据え置くかを引き上げています。米国の長期金利は高止まりしており、予断を許しません。米国の金利上昇につられ、日本の金利も上昇が続いており、10年物国債の金利は1%に近づいています。この緊急事態に日銀はわずか3カ月で10年物金利の1%超えをある程度許容する政策変更に追い込まれることに。今後市場は金利が1%を超えた時、日銀がどこまで許容するのか?いつ介入するのかを試すことになるでしょう。今月も多くの金融機関が一部金利の引き上げを余儀なくされているように、住宅ローンの金利リスクは明らかに上向きです。特に気を付けるべきは変動金利でしょう。現在のところ短期金利を抑え込んでいますが、この変動を日銀が許容すると、次は変動金利が上がる事になります。これは「もしかすると起こる」ではなく、「いつか必ず起こる」と考えるべきです。住宅ローンの利用を検討している方は、世界の金利動向と日銀の政策、住宅価格をチェックし、素早く動けるようにしておきましょう。 足元の物価上昇率や金利動向を見ると、将来のさらなる金利上昇は避けられません。住宅ローンの利用を検討している方は、固定金利だけではなく、変動金利が上昇するリスクにも備えるべきです。常に最悪のケースを想定して動きましょう。 ・・・・・
比較・ランキングRanking
住宅ローン固定金利 比較・ランキング 2023年11月 固定金利の人気が上昇中
固定金利は、所定の期間、金利が変動しないことから、返済計画を立てやすい点が最大のメリットです。2023年11月の固定金利は、大半の金融機関が金利を引き上げました。住信SBIネット銀行だけではなく、auじぶん銀行やソニー銀行も期間を問わず固定金利を引き上げています。一方でSBI新生銀行が金利を据え置いたのは驚きでした。
![]() 住信SBIネット 銀行住宅ローン |
![]() SBI新生銀行 住宅ローン |
![]() イオン銀行 住宅ローン |
![]() auじぶん銀行 住宅ローン |
当初10年固定 | 当初10年固定 | 当初10年固定 | 10年固定 |
年 1.48% ※2 ※3 | 年 1.10% | 年 1.39% | 年 1.325% (当初期間引下げプラン)※1 |
住宅ローン借り換え 比較・ランキング 2023年11月 借り換えるなら低金利のうちに
2023年11月の借り換えに対応した住宅ローン金利は、ネット銀行、信託銀行他、金融機関の多くが金利を引き上げています。それはフラット35も例外ではありません。住宅ローンは低金利のうちに借り換えてこそ、最大限効果を発揮します。住宅ローンの借り換えを検討するのであれば、金利が本格上昇する前に動きましょう。
![]() 住信SBIネット銀行 住宅ローン |
![]() ARUHI フラット35 |
![]() ソニー銀行 住宅ローン |
![]() auじぶん銀行 住宅ローン |
当初10年固定 | 35年固定 | 変動 | 10年固定 |
年 1.48% ※2 ※3 | 年 1.96% | 年 0.397% (変動セレクト住宅ローン/新規購入の場合) |
年 1.325% (当初期間引下げプラン)※1 |
住宅ローン変動金利 比較・ランキング 2023年11月 2023年も変動金利が人気
2023年の住宅ローンは、固定金利が上昇に転じてたため、金利が低利安定している変動金利を選ぶ人が大半です。変動金利のベースとなる短期金利はまだ低位安定しており、金利は横ばいが続いています。その一方で今後の金利上昇リスクは増々高まっています。マイナス金利の解除には注意すべきでしょう。2023年11月の変動金利型の住宅ローン金利は、ウォッチしている全ての金融機関が金利を据え置きました。
![]() 住信SBIネット銀行 住宅ローン |
![]() auじぶん銀行 住宅ローン |
![]() ソニー銀行 住宅ローン |
![]() イオン銀行 住宅ローン |
変動 | 変動(新規借り入れ) | 変動 | 変動 |
年 0.32% ※2 ※3 |
年 0.319% (全期間引下げプラン)※1 |
年 0.397% (変動セレクト住宅ローン/新規購入の場合) |
年 0.38% (物件価格の80%以内での借り入れの場合) |
フラット35ランキング 2023年11月 金利を長期固定するならフラット35がおすすめ
住宅ローン金利を長期間固定し、返済計画を確定させたい場合は、フラット35の利用を視野に入れるべきです。2023年11月のフラット35の金利は小幅ながら上昇しました。今後の金利上昇リスクを視野に入れ、フラット35に新規借り入れ・借り換えする方は確実に増加しています。金利が低位で安定している変動金利からフラット35に借り換える人が増えている点にも注目が集まっています。
![]() ARUHI フラット35 |
![]() 住信SBIネット銀行 住宅ローン |
![]() 楽天銀行 フラット35 |
![]() 財形住宅金融 財住金フラット35 |
35年固定 | 35年固定 | 35年固定 | 35年固定 |
年 1.96% | 年 1.96% | 年 1.96% | 年 1.96% |
- 金利は年利表記です。
- 1. 審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。
- 2. 審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せとなる場合があります。
- 3. 借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
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住宅ローン豆知識Tips
住宅ローン変動金利とは? | 金利動向によって借入金利が変動する住宅ローン商品。変動金利は短期プライムレートに連動する。メリットはベースとなる基準金利が低く、市場金利が低下した場合、その恩恵をすぐに享受できる点。デメリットは金利がどのように動くか予想が立て難いため、総返済額を確定できない点。 |
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住宅ローン固定金利とは? | 借り入れたときの金利が全期間適用される住宅ローン商品。一般的に住宅ローン固定金利と言うと、全期間固定金利型を指す。メリットは借り入れ時に総返済額を確定できる点。デメリットは借り入れ後に金利が低下した場合、住宅ローンを借り換える以外で金利低下のメリットを享受できない点。 |
住宅ローン固定金利特約型とは? | 当初5年、当初10年というように一定期間固定金利が優遇される住宅ローン商品。全期間固定金利型と比較すると、一定期間大幅に低い金利で借り入れることができる。メリットは当初固定期間終了後、借り入れ金利がさらに低下していた場合、総返済額が減少する点。デメリットは当初固定期間終了後、金利が上昇していた場合、総返済額が膨らむ可能性がある点。 |
フラット35とは? | 政府系金融機関の住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携し、販売する住宅ローン商品。原則として35年の全期間固定での利用を前提としており、借入時の金利が将来も変わらないため、計画的な返済に向いている点が最大のメリット。その一方で長期固定金利は変動金利や短期固定金利と比較すると、金利が高くなるため、現在の低金利の恩恵を最大限受けられない点がデメリットと言える。 |
住宅ローン相談室Consaltation
住宅ローン相談室 第29回
NEW年収400万円で借りることができる住宅ローンを教えてください
現在年収400万円くらいなのですが、住宅を購入し、住宅ローンを組むことは可能でしょうか?またおすすめの住宅ローンがあれば教えてください...
もっと詳しく
住宅ローンシミュレーション・最新金利一覧Simulation / Rate
更新情報2023/11/20 Update
アクセスランキング2023/10/1~2023/10/31
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