お悩み・相談失業した際、住宅ローンはどうする?4つの選択肢と失業補償付き住宅ローンとは

更新日:

住宅ローン比較 最新ニュース

失業した際、住宅ローンはどうする?4つの選択肢と失業補償付き住宅ローンとはお悩み・相談

失業は決して他人ごとではない!現実に起こり得る大きなリスク

住宅ローンを借り入れる際、自分が失業する可能性があることを考慮し、利用する方はまずいません。ただ現実を見ると、この考え方は大変危険です。特に大企業に勤めている方は、自分は大丈夫と思いがちですが、例え大企業であったとしても一瞬で会社が傾き、リストラすることもあれば、業務効率化のため、大幅に人員を削減するケースもあります

以下はここ最近(1年以内)の人員削減を取り上げたニュースヘッドラインです。

  • ソフトバンク、携帯料金値下げ見据え、4割人員削減(FNNニュース)
  • 東芝、1,400人の希望退職を募集。人員削減は7,000人規模(朝日新聞)
  • 大正製薬ホールディングス、早期退職を初めて募集。全従業員の15%が応募(日刊工業新聞)
  • みずほ銀行、1万9,000にんのリストラ目標(ニフティニュース)
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ、9,500人人員削減(HUFFPOST)

では万が一失業した場合、どういう選択肢があるのでしょうか?以下にまとめているので是非チェックしてみてください。

万が一失業した場合、住宅ローンはどうする?3つの選択肢

貯金を切り崩し、転職先が決まるまで返済を続ける

貯金に余裕があり、住宅ローンの返済に問題がない場合は、転職先が決まるまで、貯金を切り崩し、通常通り返済を続けるのも有力な選択肢です。返済が滞らない限り、金融機関との間で問題が発生することはないでしょう。

金融機関に相談し、対処法を検討する

資金的にあまり余裕がない場合、金融機関に事情を話し、返済計画を見直すのも有効な方法です。金融機関によっては返済期間を延長し、月々の返済額の抑制を提案、一定期間元本のみの返済にしてくれるなど、対処してくれるケースも少なくありません

自宅を売却する

失業したことで、現在の家はどうしても分不相応になる場合は、不動産を売却したほうが良いでしょう。その場合はできるだけ高く売り抜け、残債をできる限り圧縮することが大切です。そのパートナーになる不動産会社を選ぶ際は、不動産無料査定ランキングをチェックし、無料で利用できる評判の良い一括査定サービスをチェックし、信頼できる不動産会社を見つけましょう

この3つ以外では、親から借り入れるというのも選択肢の一つ。親は子どもが困っていれば力になりたいと思うものです。再就職までの期間、援助をお願いしてみるのも良いでしょう。

いずれにせよ早く収入源を確保することが大切です。できるだけ早く失業状態を抜け出せるよう、転職活動には真摯に取り組みましょう。

万一のリスクに備えることができる失業補償付き住宅ローンとは?

将来自分がリストラ対象になるかどうかは誰にもわかりません。そんな心配はしたくないという方は、万一失業した際、一定の補償が受けられる失業補償付き住宅ローンの利用を検討するのも良いでしょう。この補償が付帯する住宅ローンに加入しておけば、万一失業してしまった場合、再就職までの最長6か月間の住宅ローン返済を補償してくれます。

興味がある方は是非チェックしてみてください。

ARUHI フラット35(失業補償特約)

ARUHI フラット35(失業補償特約)

フラット35の取り扱い実績No.1を誇る人気の住宅ローン商品。フラット35に特約として失業保障特約三ツ星くんを付帯させることができる。料金は加入年齢に関わらず、融資金額100万円あたり8万円と割安に設定。特約を付帯しておくと、非自発的に失業した場合、再就職までの最長6か月間、毎月の住宅ローン返済額の6か月分を保障する。
ネットから契約すると取扱い手数料が大幅に削減されることから、利用するのであれば、ネットから申し込んだ方がお得度は高い。

  • 2010年度-2022年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2023年3月末現在、ARUHI調べ)

ARUHI フラット35(失業補償特約)

著者・総監修 早川 聡

著者・総監修 早川 聡

住宅ローン含め、金融の専門家(プロ)として様々な記事を執筆しており、最新の金利動向の記事執筆を担当。世界経済の動向を踏まえた金利分析と予測の精度に定評がある。住宅ローン金利の動向に関しては日本経済新聞からの取材を受けた経験あり。