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住宅ローンを延滞するとどうなる? 住宅ローン比較 最新ニュース 第73回

住宅ローンはほとんどの方が20年から35年払い続けることになります。これだけ期間が長いと返済期間中、全てが順風満帆で返済に悩んだことがないという方のほうがむしろレア。多くの人が一度は「今月は返済が厳しいな」と思うものです。では返済が厳しいからといって、返済を延滞するとどうなるのでしょうか?

住宅ローンを延滞すると、実は想像以上に様々なデメリットがあります。今回の住宅ローン比較のニュースは、住宅ローンの延滞に注目。そのデメリットと対処法をわかりやすく解説します。

住宅ローンを延滞すると起こる3つのデメリット

住宅ローンの返済を延滞すると、以下のようなデメリットが起こります。1つ1つが問題ですが、特に最後の差し押さえは大問題です。デメリットをしっかり把握した上で、そのような状況に陥らないよう、対処していきましょう。

住宅ローンを延滞すると起こるデメリット その1
信用情報に傷がつく

住宅ローンを延滞すると、金融機関は支払いが延滞していることを信用情報機関に報告します。信用情報機関は、延滞が発生している旨をデータベースに記録し、各金融機関が参照できるようにすることで、延滞者の情報を共有します。

つまり住宅ローンを延滞すると、自身の信用情報に傷がつくのです。この延滞情報は、たとえ返済が完了しても5年間保存されます

住宅ローンを延滞すると起こるデメリット その2
クレジットカードが作れない&新たなローンが組めない

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信用情報に傷がつくということは、信用情報機関を参照するあらゆるサービスが利用できなくなるということと同じです。具体的には新たなクレジットカードが作れなくなります。ローンに関しても同様です。カーローンや教育ローン、リフォームローン等、あらゆるローンの審査に通らなくなります

住宅ローンの延滞は、想像以上に様々な場面でマイナスの影響があるのです。

住宅ローンを延滞すると起こるデメリット その3
住宅を差し押さえられる

住宅ローンを延滞することで起こる最大のデメリットは、住宅を差し押さえられる可能性があるという点です。住宅を購入しても、住宅ローンを完済するまでは完全に自分のモノになっている訳ではありません。住宅ローンを組む際、住宅ローンを延滞した場合、住宅の権利が金融機関に移るという契約書を必ず結んでいます。

1ヶ月程度の滞納であれば、すぐに差し押さえられることはありませんが、延滞期間が長くなると差し押さえられることになるので、十分に注意しておきましょう。

住宅ローンを返済が厳しいと思った時の対処法

住宅ローンの返済が厳しくなってきたと思ったら、すぐに以下の2つの対処法を実践しましょう。順番は、まずは既存の金融機関に相談、その次が借り換えの検討です。

金融機関に相談する

住宅ローンの返済が厳しいと思ったら、まずは現在住宅ローンを借り入れている金融機関に相談する。これが鉄則です。金融機関によっては返済に猶予期間を設けてくれるケースや、現在の借入金利を若干引き下げてくれることもあります。ただ金融機関は相談しない限り、何もしてくれません(※彼らには状況がわからないのですから当然です)。

恥ずかしい等とは思わず、すぐに相談すること。それが何より重要です。

住宅ローンを借り換える

毎月の返済が厳しい原因が現在の住宅ローン金利に起因している場合は、住宅ローンを借り換えることで、問題が解消する可能性があります。借り換えには若干手間とお金がかかりますが、より金利が低い住宅ローンに借り換えることで、毎月の返済をぐっと減らすことができるはずです。

住宅ローン借り換え比較・ランキングの情報も参考に、住宅ローンの借り換えを検討してみましょう。

住宅ローンを延滞する前にできることは全部しよう

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住宅ローンを延滞することによるデメリットはあっても、メリットは1つもありません。住宅ローンを延滞する前に、できることは全部しましょう。もしどうしようもなくなったら、親に相談するのも選択肢です。そうすることで住宅の差し押さえを免れるなら、そうするべきです。借りたお金はしっかり返せば良いのですから。

住宅ローンの返済が厳しい方は、本記事の内容も参考に対処してみてください!

著者・監修 早川 聡

著者・総監修 早川聡

住宅ローン含め、金融の専門家(プロ)として様々な記事を執筆しており、最新の金利動向の記事執筆を担当。世界経済の動向を踏まえた金利分析と予測の精度に定評がある。住宅ローン金利の動向に関しては日本経済新聞からの取材を受けた経験あり。