人気の金融機関ARUHI(アルヒ)のスーパーフラットの特徴とフラット35との違い

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ARUHI(アルヒ)の住宅ローンが支持される理由とは?住宅ローン 銀行の選び方

ARUHI(アルヒ)のスーパーフラットの特徴とフラット35との違い・画像

ARUHI(アルヒ)は住宅ローン専門の金融機関(モーゲージバンク)の中で最大級の規模と実績を誇るリーディングカンパニー。13年連続でフラット35のシェア第1位を獲得しており、利用者から高い評価を得ています。※

ARUHIが主に取り扱うのは、民間金融機関と政府系金融機関である「住宅金融支援機構」が提携し、販売する「フラット35」と呼ばれる住宅ローン商品。

フラット35は、設定できる下限金利に規定があるため、ネット銀行や他の一部都銀も下限金利で商品を販売しており、この部分ではどこも同じです。ではなぜARUHIは数あるフラット35の中で支持されているのでしょうか?

その理由は、ARUHIには他のフラット35住宅ローンにはないオリジナル商品「スーパーフラット」があるからでしょう

今回は、ARUHIのスーパーフラットに注目。「ARUHIスーパーフラット5」「ARUHIスーパーフラット6.5」「ARUHIスーパーフラット7.5」「ARUHIスーパーフラット8.5」など全9商品の情報についても詳しく解説します。

フラット35の利用を検討している方は、この機会にフラット35というお得で便利な住宅ローン商品の仕組みをしっかり理解しておきましょう。

  • 2010年度-2022年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2023年3月末現在、ARUHI調べ)

ARUHI フラット35

ARUHI フラット35

住宅ローン金利
2024年3月
  • 15-20年1.36
  • 21-35年1.84
  • 融資比率9割以下/買取型の場合
  • 団信ありの場合。団信に加入しない場合は表示金利-0.2%
取り扱い事務手数料 借り入れ金額の2.2%(税込)
※Webからの新規借り入れで、「借り入れ金額の1.1%(税込)」に優遇。
保証料無料
繰上返済手数料無料

13年連続でフラット35の取り扱い高No.1を誇るARUHIが提供する全期間固定金利型住宅ローン※1
ARUHIでは業界最低水準の住宅ローン金利を実現。※2 さらに、Webからの申し込みで取り扱い事務手数料が「借り入れ金額の2.2%(税込)→1.1%(税込)」に優遇される。他の金融機関と比較し、有利な条件でフラット35を組めるのは、ARUHIを利用する大きなメリットといえるだろう。
また、事前審査は1~2営業日、本審査は1~2週間程度とスピード審査に対応しているのも魅力。全国に130以上(※2023年3月末時点)の実店舗を展開しており、対面で住宅ローンに関する相談ができるのも嬉しい。
フラット35(保証型)の仕組みを利用したARUHI独自の商品「スーパーフラット」も提供。 住宅ローンの借り入れ・借り換えにフラット35を検討する際、ARUHIはぜひ候補に入れておきたい。

  • 1. 2010年度-2022年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2023年3月末現在、ARUHI調べ)
  • 2. 【フラット35】業界最低水準(ただしスタンダードタイプの場合)。ARUHI 調べ。

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ARUHIのスーパーフラットとフラット35の違い

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ARUHIのスーパーフラットの詳しい特徴を説明する前に、混同しがちなスーパーフラットとフラット35の違いを解説します。

一般的なフラット35は、民間の金融機関と政府系金融機関が提携し、提供する住宅ローン商品で、借り入れできる金利や固定金利の期間、一部繰り上げ返済の金額(※100万円からOK)等、様々な制約があります。

その代わり住宅金融支援機構は、融資実行後の住宅ローンを民間金融機関から買い取り、買い取った住宅ローンを担保に債券を発行することで資金調達を行います。つまり金融機関は資金調達を行う必要がないのです。

対してスーパーフラットは、フラット35(保証型)という仕組みを利用しており、金融機関が資金調達を行い、住宅ローンの貸し出し主体となり、万一ユーザーが返済できなくなった場合の保険を住宅金融支援機構が負担します。

住宅ローンの貸し手を金融機関が担う分、借り入れ金利の自由度が高く、フラット35を下回る金利設定も可能です。

つまり、スーパーフラットとはフラット35(保証型)の仕組みを活用したARUHI独自の商品であり、スーパーフラットとフラット35の違いとは、スーパーフラットでは所定の条件を満たすことでフラット35を下回る金利での借り入れができる点です

ARUHIのスーパーフラット 9商品の特徴

ARUHIが取り扱うスーパーフラットには、「ARUHI スーパーフラット6」「ARUHI スーパーフラット7」「ARUHI スーパーフラット8」「ARUHI スーパーフラット9」「ARUHIスーパーフラット借換」、さらに2020年9月1日から取り扱いがスタートした「ARUHIスーパーフラット5」「ARUHIスーパーフラット6.5」「ARUHIスーパーフラット7.5」「ARUHIスーパーフラット8.5」という合計9種類の商品があります。

以下にそれぞれの商品の特徴をまとめました。スーパーフラット共通の申込要件についてもまとめているので、利用を検討している方は、チェックしておきましょう。

ARUHIスーパーフラット5

融資比率 住宅購入価格の5割以下(5割は手持金を用意)
返済負担率 年収400万円未満の場合は年収の30%以内、年収400万円以上の場合は年収の35%以内

ARUHIスーパーフラット6

融資比率 住宅購入価格の6割以下(4割は手持金を用意)
返済負担率 年収400万円未満の場合は年収の30%以内、年収400万円以上の場合は年収の35%以内

ARUHIスーパーフラット6.5

融資比率 住宅購入価格の6.5割以下(3.5割は手持金を用意)
返済負担率 年収400万円未満の場合は年収の30%以内、年収400万円以上の場合は年収の35%以内

ARUHIスーパーフラット7

融資比率 住宅購入価格の7割以下(3割は手持金を用意)
返済負担率 年収400万円未満の場合は年収の30%以内、年収400万円以上の場合は年収の35%以内

ARUHIスーパーフラット7.5

融資比率 住宅購入価格の7.5割以下(2.5割は手持金を用意)
返済負担率 年収400万円未満の場合は年収の30%以内、年収400万円以上の場合は年収の35%以内

ARUHIスーパーフラット8

融資比率 住宅購入価格の8割以下(2割は手持金を用意)
返済負担率 年収400万円未満の場合は年収30%以内、年収400万円以上の場合は年収の35%以内

ARUHIスーパーフラット8.5

融資比率 住宅購入価格の8.5割以下(1.5割は手持金を用意)
返済負担率 年収の20%以内

ARUHIスーパーフラット9

融資比率 住宅購入価格の9割以下(1割は手持金を用意)
返済負担率 年収の20%以内

ARUHIスーパーフラット借換

融資比率 住宅購入価格の10割以下
返済負担率 年収400万円未満の場合は年収30%以内、年収400万円以上の場合は年収の35%以内

スーパーフラット共通の申込要件

借り入れ可能額 100万円以上8,000万円以下
借り入れ可能期間 15年以上35年以内
事務手数料 借入金額の2.2%(消費税込)
※最低事務手数料は220,000円(消費税込)
※インターネット経由の申し込みで事務手数料1.1%(税込)
一部繰り上げ返済手数料 インターネット経由の場合1万円以上から手数料無料※電話・郵送の場合30万円以上1万円単位で受け付け(期間短縮型の場合、手数料1万円(税別)、返済額軽減型の場合、手数料3万円(税別))

頭金を用意できる場合は、ARUHIのスーパーフラット35がおすすめ

ARUHIのスーパーフラットは、借り換える場合を除き、頭金を用意することで、一般的なフラット35よりも低金利で借り入れることができます。

頭金の金額が大きければ大きい程、有利な条件で借り入れることができる点もスーパーフラットの大きな魅力。

特に、融資額6割以下(ARUHIスーパーフラット6)からは、9割以下(ARUHIスーパーフラット9)まで、0.5刻みで頭金の割合に応じて金利が引き下げられます。これは、楽天銀行や住信SBIネット銀行のフラット35にもない大きな魅力。少しでも低い金利でフラット35を借り入れたい場合は、ARUHIスーパーフラットが有力な選択肢の1つとなるでしょう。

著者・総監修 早川 聡

著者・総監修 早川 聡

住宅ローン含め、金融の専門家(プロ)として様々な記事を執筆しており、最新の金利動向の記事執筆を担当。世界経済の動向を踏まえた金利分析と予測の精度に定評がある。住宅ローン金利の動向に関しては日本経済新聞からの取材を受けた経験あり。