基礎知識住宅ローンの団体信用生命保険を比較

住宅ローンの団体信用生命保険を比較

はじめに住宅ローンの団体信用生命保険を比較

住宅購入は人生で最大の買い物です。長期にわたる住宅ローンの返済期間中に、住宅ローンの契約者が病気やケガで亡くなってしまう等、「住宅ローンが支払えない状況」になってしまう最悪の事態に対しても、備えておく必要があります。
このような万一の場合に備えるための手段として用意されているのが、住宅ローンに付随する団体信用生命保険(団信)。団体信用生命保険への加入は、ほとんどの金融機関において、住宅ローンを利用する際の必須条件となっています
利用する住宅ローンを決める際は、住宅ローン金利に加え、団体信用生命保険についても比較・検討することが大切です。

そこで今回の特集では、団体信用生命保険をピックアップし、わかりやすく解説。さらに、編集部がおすすめする人気の住宅ローンの団体信用生命保険を比較しました。 本特集を参考に、団体信用生命保険に関する理解を深め、住宅ローンを選ぶ際に役立てましょう!

団体信用生命保険(一般団信)とは住宅ローンの団体信用生命保険を比較

住宅ローンの団体信用生命保険を比較

団体信用生命保険には、大きく分けて「団体信用生命保険(一般団信)」と「特約付き団体信用生命保険」があります。
まずはじめに、「団体信用生命保険(一般団信)」について見ていきましょう。

団体信用生命保険(一般団信)は、住宅ローンの返済期間中に、住宅ローン契約者が死亡または高度障害になった場合に適用される保険。この保険が適用されると、住宅ローンの残金を保険会社が金融機関に支払うことで住宅ローンが清算されるため、住宅ローン残高はゼロ円に。その結果、住宅は契約者の資産になります

団体信用生命保険の特徴

  • 住宅ローンの契約者が、死亡・高度障害になった場合に適用される
  • 団体信用生命保険への加入は、住宅ローンを利用する際の条件
  • 団体信用生命保険の保険料は、住宅ローン金利に含まれることが一般的(※別途に保険料を支払う必要はない)

団体信用生命保険のチェックポイント

1すでに加入している生命保険との重複がないか確認する すでに生命保険に加入しており、その保険の中に「住宅資金の保障額」が含まれている場合、重複加入になります。住宅ローンを利用する際は、すでに加入している保険の見直しを行いましょう。
2健康状態が良好で、生命保険に加入できる状態であること 健康状態によっては、住宅ローンの借り入れができない場合があります。
3一部の住宅ローンやフラット35では、団体信用生命保険への加入は任意 フラット35で団体信用生命保険に加入する場合は、保険料を住宅ローンの返済額とは別に支払う必要があります。

特約付き団体信用生命保険住宅ローンの団体信用生命保険を比較

住宅ローンの団体信用生命保険を比較

「団体信用生命保険(一般団信)」が死亡・高度障害に適用されるのに対して、「特約付き団体信用生命保険」は病気やケガに適用される保険です。

日本人の死亡原因の約6割を占める三大疾病(がん・脳卒中・急性心筋梗塞)をはじめとする病気やケガによって住宅ローンの返済が滞った場合に返済のサポートを受けることができます。
最近では、三大疾病に4~5個の生活習慣病をプラスした「7大疾病保障付保険」や「8大疾病保障付保険」、がんに特化した保障が付帯するがん保障団信を付帯させることができる住宅ローンも登場しているので、各住宅ローンが用意する「特約付き団体信用生命保険」をチェックし、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

特約付き団体信用生命保険の特徴

  • 住宅ローン契約者が、病気・ケガの場合に適用される
  • 特約付き団体信用生命保険への加入は任意
  • 特約付き団体信用生命保険の保険料は、住宅ローン金利に含まれない(※別途に保険料を支払う必要がある。一部無料付帯するものもあり)

特約付き団体信用生命保険のチェックポイント

  • 「三大疾病保障付」「7大疾病保障付」「8大疾病保障付」など、住宅ローンによって、プランはさまざま
  • 補償料の支払われ方・条件は住宅住宅ローンによって異なる

人気住宅ローンの団体信用生命保険を比較住宅ローンの団体信用生命保険を比較

各住宅ローンでは、どのような団体信用生命保険を用意しているのでしょうか?
編集部がおすすめする人気の住宅ローンの団体信用生命保険を比較してみましょう。

住信SBIネット銀行 住宅ローン

住信SBIネット銀行 住宅ローン

団体信用生命保険(一般団信) 団体信用生命保険
【保険料】無料
特約付き団体信用生命保険
  • 全疾病保障:ガン(悪性新生物)、急性心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵の8疾病はもちろん、8疾病以外の疾病も保障
    【保険料】無料
特徴 オリコンが実施する住宅ローン満足度ランキングで1位を獲得するなど、高い人気を誇る住宅ローン。
住信SBIネット銀行住宅ローンは、一般的な団体信用生命保険に加え、8疾病はもちろん、8疾病以外も保障する全疾病保障が無料付帯。(※全疾病保障は他の住宅ローンにはない初のサービス)
住信SBIネット銀行は変動金利、固定金利問わず、住宅ローン金利の低さや利用者の満足度の高さにも定評があり、団体信用生命保険を比較しても優位性がある。金利、団信共に魅力あるおすすめの住宅ローンの一つ。

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イオン銀行 住宅ローン

イオン銀行 住宅ローン

団体信用生命保険(一般団信) 団体信用生命保険
【保険料】無料
特約付き団体信用生命保険
  • 8疾病保障付住宅ローン:三大疾病+5つの重度慢性疾患を保障
    【保険料】年利0.3%上乗せ
特徴 イオングループのイオン銀行が提供する住宅ローン。
イオン銀行住宅ローンは、団体信用生命保険が無料付帯。また、年利に0.3%を上乗せすることで、三大疾病に5つの重度慢性疾患を加えた「8疾病保障」を利用することができる
この他にも、イオン銀行住宅ローンは、イオンでの買い物が毎日5%OFFになるサービスなどが充実。
イオンのサービスを利用する機会の多い人は要チェック。

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じぶん銀行 住宅ローン

じぶん銀行 住宅ローン

団体信用生命保険(一般団信) 一般団信
【保険料】無料
特約付き団体信用生命保険
  • がん50%保障団信
    【保険料】無料
  • がん100%保障団信
    【保険料】年利0.2%上乗せ
  • がん100%保障団信+11疾病保障団信(生活習慣病団信)
    【保険料】年利0.3%上乗せ
特徴 KDDIと三菱東京UFJ銀行が共同出資し、設立したネット銀行「じぶん銀行」が提供する住宅ローン。
じぶん銀行住宅ローンは、一般団信(団体信用生命保険)に加えて、がんと診断された場合に住宅ローン残高相当額の50%が保険金として支払われる「がん50%保障団信」が無料付帯。また、住宅ローン金利に0.2%上乗せすることで住宅ローン残高相当額が全て保障される「がん100%保障団信」を付帯することができる。さらに、住宅ローン金利に0.3%上乗せすると、「がん100%保障団信」に加えて「11疾病保障団信(生活習慣病団信)」が付帯。
団体信用生命保険が充実している住宅ローンの利用を考えている人は、ぜひ検討したい

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上記の比較からもわかるように、住宅ローンによって付帯する団体信用生命保険は異なります。
特に注目しておきたいのが、「特約付き団体信用生命保険」。住宅ローンによっては、特約付き団体信用生命保険が無料付帯するという点はぜひチェックしておくと良いでしょう

記事の冒頭でもお伝えしたように、長期にわたる住宅ローンの返済期間中に万が一のことが起こらないとは限りません。万が一の場合に、少ない負担でベストな補償を受けることができるように、利用する住宅ローンを比較・検討する際は、金利やサービス内容に加えて、団体信用生命保険についてもチェックしておくことが大切です

団信の特約を利用せず、保険を見直すという選択肢も 住宅ローンの団体信用生命保険を比較

住宅ローンの団体信用生命保険を比較

一般団信に加え、上記でご紹介した住信SBIネット銀行の全疾病保障とがん50%保障団信は、無料付帯させることができますが、通常は団信に特約を付加すると、その分の費用負担が必要になります

例えばイオン銀行の一般団信に8疾病保障を付帯させた場合、住宅ローン金利が0.3%金利が上乗せに、じぶん銀行のがん100%保障団信であれば0.2%、11疾病保障を付帯させると0.3%金利がアップします。

0.3%程度の上乗せ金利であれば、たいしたことないのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、例えば住宅ローンの借り入れ額が3,000万円の場合、0.3%となると年間9万円の負担、5,000万円の場合、年間15万円の負担に。元本が減れば負担は徐々に減っていくものの、これは決して無視できる金額ではありません。

団信に特約を追加することで、金利が上乗せになることを避けたい、ただ死亡時や高度後遺障害以外の場合で働けなくなった場合のことを考え、住宅ローンの支払いの心配を軽くしておきたいという方は、自分自身で別途保険に加入しておくのも選択肢の一つ。

住宅ローン比較 編集部では、病気やケガで働けなくなった場合の収入の備えとして就業不能保険への加入をおすすめしています

以下は、数ある就業不能保険の中でも、手頃な保険料と充実した保障を提供し、利用者から高い評価を獲得しているアクサダイレクト生命の就業不能保険です。

おすすめの就業不能保険

アクサダイレクトの働けないときの安心

アクサダイレクトの働けないときの安心

ネット生保大手の一角「アクサダイレクト生命」が販売する就業不能保険。病気やケガで働けなくなった場合、働けない状態から回復するまで、回数無制限(※1)で就業不能給付金を支給。また一部の就業不能保険では対象外としている、うつ病などの精神疾患で働けなくなった場合も給付金を受け取ることができる。
プランは最初から満額の給付金を受け取れる満額タイプと、一定期間は設定した就業不能給付金月額の半額、その後満額を受け取るハーフタイプの2種類を用意。希望に応じて選択できる。
住宅ローンの特約を利用しない場合、就業不能保険を上手く活用し、住宅ローンを返済していくのも選択肢の一つ。
※1:精神疾患による給付の場合、支払いは18回まで。給付支払の適用範囲は公式サイトを確認

月払い保険料例(就業不能給付金月額:10万円、保険期間・保険払込期間:65歳満了)

30歳で加入 40歳で加入
男性(満額タイプ) 2,370円 2,890円
男性(ハーフタイプ) 1,810円 2,190円
女性(満額タイプ) 1,990円 2,470円
女性(ハーフタイプ) 1,470円 1,810円

アクサダイレクトの働けないときの安心

この保険に30歳の男性が加入した場合の年間保険料は、満額タイプで28,440円、ハーフタイプだと21,720円、40歳男性が加入した場合も満額タイプで34,680円、ハーフタイプだと26,280円。一般的な団信の特約に加入した場合と比較して、費用を大幅に抑えることが可能です

しかもアクサダイレクト生命の就業不能保険は、病気やケガだけではなく、精神疾患で働けなくなったケースもカバー。より広い範囲で保障を受けることができます。

繰り返しになりますが、団信の特約に加入するのは、費用負担の面から厳しい。でもできるだけ住宅ローンを組んだ後の心配を軽減したいという方は、上記でご紹介したアクサダイレクトの働けないときの安心含め、就業不能保険の利用がおすすめです。

団信の特約に代わる選択肢の一つとして、是非チェックしてみてください。