住宅ローン講座フラット35Sの金利と比較のポイント

フラット35Sの金利と比較のポイント

フラット35Sとは?フラット35Sの金利と比較のポイント

「フラット35S」とは、「フラット35」の金利をさらに一定期間引き下げ、金利負担を軽くした住宅ローンのことを指します。
フラット35は住宅金融支援機構と民間の金融機関が提携し、販売している住宅ローンの別称で、最長35年間の固定金利を、低金利で借り入れる事ができる点が最大の特徴。フラット35Sでは、一定の条件を満たすことで、フラット35の金利からさらに0.3%を一定期間引き下げる事ができます。
2017年1月時点でのフラット35金利は1.12%~1.28%(返済期間21年以上35年以下・融資率9割以下の場合)。例えばフラット35Sの金利Aプランが適用された場合、0.82%の金利で当初10年間借り入れることが可能です。

フラット35Sとは?

特徴 条件を満たした物件に限り、フラット35の金利を、一定期間優遇する住宅ローン商品。金利プランAと金利プランBの2種類があり、それぞれ金利優遇の条件が異なる。
借り入れ期間 15~35年(※申し込み時の年齢が満60歳以上の場合、返済期間10年以上14年以下の設定も可能)
融資金額 100万円以上8,000万円以内
保証料 無料
繰り上げ返済手数料 無料
事務手数料 提携先によって異なる
団体信用生命保険料 付帯なし(※有料で加入可能)
住宅ローンの借り換え 不可

フラット35Sの金利と比較するポイントフラット35Sの金利と比較のポイント

フラット35Sの金利は、住宅金融支援機構によって設定できる範囲が決定されており、実際に住宅ローン商品として販売する民間の金融機関がその範囲内で自由に金利を定めることができます。ちなみにフラット35Sの適用を受けるための条件は金融機関によって変わりません。つまり、フラット35Sを利用したいと考えている方は、フラット35の金利と、各行の手数料を比較する事が、最もお得にフラット35Sを借り入れるための方法と言えるでしょう。
以下は住宅ローン比較がおすすめする、フラット35の中でも金利が低く、なおかつサービス面も充実したフラット35の一覧です。

フラット35を比較

ARUHI(旧SBIモーゲージ)フラット35

ARUHI(旧SBIモーゲージ)フラット35

借り入れ金利 1.120%
※融資比率が9割以下で、かつ返済期間21~35年の場合
フラット35S借り入れ金利 0.820%
融資手数料(税込) 融資額×2.16%
あわせ融資
つなぎ融資
借り換え対応 フラット35のみ
特徴 8疾病保障特約や失業保障特約、AIU火災保険の20%割引加入など、付帯保障が充実。全国に店舗を持ち、対面での相談が可能な点も大きな魅力。

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楽天銀行 フラット35

楽天銀行 フラット35

借り入れ金利 1.12%
※融資比率が9割以下で、かつ返済期間21~35年の場合
フラット35S借り入れ金利 0.82%
融資手数料(税込) 融資額×1.404%
(楽天銀行口座から返済すると融資額×1.08%)
あわせ融資
つなぎ融資
借り換え対応 フラット35のみ
特徴 フラット35最低金利に加え、融資手数料を低く設定しており、総支払額を抑えることが可能。返済口座を楽天口座に指定すると、さらに手数料が優遇される。

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財形住宅金融 財住金フラット35

財形住宅金融 財住金フラット35

借り入れ金利 1.120%
※融資比率が9割以下で、かつ返済期間21~35年の場合
フラット35S借り入れ金利 0.820%
融資手数料(税込) 21,600円 ※財住金の財形住宅融資併用の場合10,800円
あわせ融資
つなぎ融資
借り換え対応 フラット35のみ
特徴 融資手数料の安さが一番の特徴。借り入れ金額によっては、最低金利のフラット35で借り入れるより、総支払い金額が安くなる可能性も。

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※2017年1月時点

フラット35Sを適用する条件フラット35Sの金利と比較のポイント

フラット35Sの金利と比較のポイント

フラット35Sは金利引き下げ適用期間によって2つのタイプに分けられます。金利Aプランは10年間金利を引き下げることが可能ですが、省エネ性や耐震性など、厳しい基準をクリアしなければいけません。
一方、金利プランBは引き下げ期間が5年間と短くなる代わりに、条件が適用されるハードルが低めに設定されています。

フラット35S金利プランA(10年間引き下げ)の条件

いずれか1つの基準を満たす新築住宅もしくは中古住宅

  • 【省エネ】トップランナー基準の住宅
  • 【省エネ】認定低炭素住宅
  • 【省エネ】一次エネルギー消費量等級5
  • 【耐久】認定長期優良住宅
  • 【耐震】耐震等級3
  • 【バリアフリー】高齢者等配慮対策等級4

上記の条件のうち、「認定長期優良住宅」や「認定低炭素住宅」に該当する物件を検討している方は要チェックです。建設工程や材料費の問題から建築費が高額になる一方、長期優良住宅・低炭素住宅と認定されれば、住宅ローン控除や固定資産税に関しても優遇を受けることが可能です。
新築一戸建てを考えている方は、金利プランAの条件についてハウスメーカーなどに聞いてみると良いでしょう。

フラット35S金利プランB(5年間引き下げ)の条件

いずれか1つの基準を満たす新築住宅もしくは中古住宅

  • 【省エネ】省エネルギー対策等級4
  • 【省エネ】一次エネルギー消費量等級4
  • 【耐久】劣化対策等級3かつ、維持管理対策等級2以上
  • 【耐震】耐震等級2以上の住宅
  • 【耐震】免震建築物
  • 【バリアフリー】高齢者配慮対策等級3以上

いずれか1つの基準を満たす中古住宅

  • 【省エネ】二重サッシまたは複層硝子を使用した住宅
  • 【省エネ】建設住宅性能評価書の交付を受けた住宅/中古マンションらくらくフラット35のうち【フラット35】S(省エネルギー性(外壁等断熱)に適合するもの)として登録された住宅
  • 【バリアフリー】浴室及び階段に手すりが設置された住宅
  • 【バリアフリー】屋内の段差が解消された住宅

フラット35S金利プランBの条件は、金利プランAと比較して条件のクリアが容易です。中古住宅の条件をご覧いただければわかるように、数万円の費用を増やすだけで、金利の引き下げを利用できる可能性も。
新築・中古に関わらず、借り入れを期待できるフラット35Sと言えるでしょう。