人気の金融機関ARUHI フラット35の評判(金利と審査のポイント)
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ARUHI フラット35
- 所在地東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー8階
- 資本金60億円(2021年3月31日現在)
- 設立日2000年6月9日
直近3か月間の金利推移(融資比率9割以下の場合※2017年10月以降は団信ありの金利を表示。団信に加入しない場合は借入れ金利-0.2%)
ARUHI フラット35の評判ARUHI フラット35の評判
ARUHIは、2001年5月に設立された初の住宅ローン専門金融機関(モーゲージバンク)です。フラット35を中心に20年以上の販売実績を誇り、主力商品である「ARUHI フラット35」は14年連続でシェアNo.1(※2010年度~2023年度統計)を獲得する※1 など、数あるフラット35の中でも特に高い評価を得ています。
「ARUHI フラット35」を実際に利用したユーザーの評判を見ると、評価のポイントは、主に住宅ローン金利の低さと全国に設置された住宅ローン相談窓口の2点。
2004年のフラット35取扱い開始以来、「ARUHI フラット35」は一貫して、住宅金融支援機構が指定するフラット35の金利幅のの中で最低水準の商品を提供しています。※2
また、全国にある実店舗では、住宅ローンに関する様々な相談に対応。家は人生最大の買い物であり、住宅ローンを検討する際も、どういった基準で選ぶか、いくらまで借りられるかなど疑問や悩みはつきません。そのようなとき、全国に拠点を持つARUHIであれば、対面で住宅ローンに関する様々な相談をでき、安心感がある点も利用者から高い評価を得ている理由の1つです。
今回は、フラット35利用者の4人に1人が利用する「ARUHI フラット35」の住宅ローン金利や審査について、詳しく解説します。
- 1. 2010年度-2023年度統計、取り扱い全金融機関のうち借り換えを含む【フラット35】実行件数(2024年3月末現在、ARUHI調べ)
- 2. 【フラット35】業界最低水準(ただしスタンダードタイプの場合)。ARUHI 調べ。
ARUHI フラット35の特徴ARUHI フラット35の評判
前述の通り、ARUHI フラット35の特徴は、住宅ローン金利の低さと全国に展開している実店舗での対面相談です。
金利については、数あるフラット35提携住宅ローンの中でも、常に最低水準の金利を提示しているだけではなく、自己資金を1~2割用意できるユーザーは、さらに金利優遇が受けられる「スーパーフラット」の利用も可能。また、全国130か所以上(※2023年3月末時点)に拠点を持ち。無料で住宅ローンの相談に対応しています。
一般に、住宅ローンを検討する際は、購入する物件が決まってから住宅ローンに申し込みを行いますが、ARUHIでは購入物件が決まっていない場合の相談も可能。来店予約はインターネット経由で24時間受け付けています。土日・祝日の相談にも対応している(店舗により異なる)ので、平日に仕事がある場合、最寄りの店舗の休日相談の体制をチェックしてみましょう。
さらに審査の早さもARUHI フラット35の魅力の一つ。事前審査であれば最短当日、本審査は最短3営業日で結果が判明。物件の契約まで日数がない場合や人気のある物件で早めに融資を確定させたい場合、月をまたいでフラット35の金利が更新されるのを避けたい場合などに、この審査スピードは大きな魅力となるでしょう。
また、フラット35はすべての審査基準を公開しており、基準を満たしていれば非常に高い確率で審査を通過できます。転職から間もない方や自営業の方、派遣社員やパートの方等、民間金融機関が提供する住宅ローンでは審査のハードルが上がる方にとって、ARUHIフラット35は有力な選択肢になっています。
そのほか、ARUHI フラット35は、8疾病保障特約や失業保障特約、AIU火災保険の20%割引加入など、付帯保険も充実。住宅ローン保証料や保証人は不要で、繰上返済手数料も無料。諸費用の負担を抑えて住宅ローンを利用することができます。
返済期間中は、借り換えのタイミングをメールで教えてくれる「レートウォッチャー」や、借り換え時の諸費用や金利の圧縮効果を診断できる「借り換えシミュレーション」等、インターネットを活用したサービスを用意。
さらに、ARUHIの住宅ローン利用者は、契約者限定で「ARUHI住宅ローン暮らしのサービス(入会金・年会費無料)」に加入することができます。会員は、AQUA、amadana、ACTUSをはじめとする提携企業の家電・家具等を優待価格で購入可能。新居のインテリアに凝りたい場合は特に嬉しい特典と言えるでしょう。
なお、ARUHIでは、2016年10月から新商品「ARUHIスーパーフラット(※1)」の提供を開始。一定以上の自己資金(頭金)を用意したユーザーの借り入れ金利をフラット35の最低金利以下に設定する魅力的な内容となっています。
その他にも住宅ローンの申し込みをネットで完結させることで、紙の契約書に貼付する印紙代(3,000万円の融資であれば2万円)が不要に。通常であれば融資額の2.2%かかる事務手数料も1.1%に優遇されます。(※2 ※3)
2018年6月からは、万一がんと診断された場合、返済額が半額になるがん「50%団信」を0.05%の上乗せ金利で利用できるようにする等、サービスの改善にも積極的に取り組んでいます。住宅ローン金利の低さや実店舗での相談対応、その他サービス充実度も考えると、長期固定金利型の住宅ローンを検討するのであれば、候補に加えておきたい金融機関の一つです。
※1:ARUHI スーパーフラットについて
- 「ARUHI スーパーフラット」は、自己資金(頭金)の割合に応じて6種類の商品から選択可能です。新規の借り入れのみが対象となりますが、頭金の割合が多いほど適用金利が引き下げられ、通常のフラット35(ARUHIフラット35)よりも低い金利での借り入れが可能。自己資金を多めに準備できる場合は、こちらを検討してみると良いでしょう。
一方、「ARUHIのフラット35」は借り換えにも利用でき、借換の場合は、手持金(頭金)の額に関係なく、有利な金利で利用可能です。
フラット35商品名 | 自己資金の割合 | 適用金利(年利、%)※2024年12月時点 |
---|---|---|
ARUHI スーパーフラット5 | 5割 | 1.700 |
ARUHI スーパーフラット6 | 4割 | 1.710 |
ARUHI スーパーフラット6.5 | 3.5割 | 1.720 |
ARUHI スーパーフラット7 | 3割 | 1.720 |
ARUHI スーパーフラット7.5 | 2.5割 | 1.730 |
ARUHI スーパーフラット8 | 2割 | 1.730 |
ARUHI スーパーフラット8.5 | 1.5割 | 1.850 |
ARUHI スーパーフラット9 | 1割 | 1.850 |
ARUHIフラット35 | 1割未満 1割以上 |
1.970 1.860 |
※2:ARUHI スーパーフラットをお申し込みの場合は「ご融資額×2.2%(消費税込)」
※3:最低事務手数料220,000円(消費税込)
ARUHI フラット35の金利推移ARUHI フラット35の評判
以下は、融資比率9割以下の場合の金利推移をグラフ化したものです。
※団信に加入しない場合は借入れ金利-0.2%
金利区分 | 2024年1月 | 2024年2月 | 2024年3月 | 2024年4月 | 2024年5月 | 2024年6月 | 2024年7月 | 2024年8月 | 2024年9月 | 2024年10月 | 2024年11月 | 2024年12月 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
15-20年固定 | 1.39% | 1.34% | 1.36% | 1.43% | 1.44% | 1.46% | 1.45% | 1.46% | 1.43% | 1.43% | 1.45% | 1.47% |
21-35年固定 | 1.87% | 1.82% | 1.84% | 1.82% | 1.83% | 1.85% | 1.84% | 1.85% | 1.82% | 1.82% | 1.84% | 1.86% |
ARUHI フラット35の審査ARUHI フラット35の評判
ARUHI フラット35の審査(申し込み条件)は、他の金融機関が提供するフラット35と同様に以下の内容となっています。
フラット35を利用する際の審査基準の一つとして事前にチェックしておきましょう。
ARUHI フラット35の審査
- フラット35審査 申し込み条件
- 申し込み時の年齢が70歳未満の方、最終返済時80歳未満の方(親子リレー返済を利用する場合は、70歳以上の方も申し込み可)
- 日本国籍または永住許可を有する方
- 年収に占めるすべての借り入れの年間返済額(本件融資を含む)の割合(=総返済負担率)が下記基準を満たしている方
年収400万円未満の場合…年間返済額が年収に占める割合:30%以下
年収400万円以上の場合…年間返済額が年収に占める割合:35%以下
- フラット35審査期間
- 事前審査:最短当日
- 本審査:最短3営業日
著者 長尾 尚子
フリーランスライター。得意分野は、育児・教育、住宅ローン、保険、金融、エンタメ等、幅広い。子ども3人を育児中のママでもある。
【資格】消費生活アドバイザー、FP2級
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